たかがお箸、されど奥の深いお箸。

 

 

お箸、ちゃんと持てますか?

 

和の心 20140224 梅の木のお箸

 



こんな本を見つけたのでご紹介。
「箸の持ち方」(人間の価値はどこで決まるのか?)適菜収著

われわれは動物ではなく人間である。
人間は先人が創り上げた文化を継承する。
箸を正しく持つ必要性もそこから導き出される。
著者は「箸をきちんと持つことで見えてくる世界もある」と訴えかけるが、その通りだろう。
立ち居振る舞いに人間性が表れるように、箸の持ち方にも人間性が表れる。
会社の偉い人が若手社員を食事に連れて行く、そのときに箸使いが見られている。
お見合いのときも同様だ。
世間では広く、箸の持ち方で人間性が判断させているのだと知っておきたい。
「箸を正しく持ちたい」と思えてくること請け合いだ。
(産経新聞より)

たかがお箸、されどお箸。
他の方のお箸使い、やっぱり見てしまいますよね。
ということは、見られてるっていうこと。
私は、ちゃんとお箸仕えているのかな?

たかがお箸、されどお箸。
お箸を調べてみると、お箸って素敵ですよ。

お箸の語源から。
大和言葉の「ハ」と「シ」の二語の組み合わせ。
大和言葉の「ハ」=物の両端、物と物との境目。
大和言葉の「シ」=物をつなぎ止める、固定する、固着する、静止するなどの意。
この二つの言葉を組み合わせた(物と物をつなぎ止める)とする説 (三田村有純氏による説/東京藝術大学美術学部教授 日展評議員・日本現代工芸美術家協会評議員 日本漆文化研究所副理事長)

他にも様々な説があります。 
〇人間と食物を結ぶ「橋」から文字どおり、箸は人と食物を結ぶ「橋」です。
〇神様や人の生命が宿る「柱」から。昔は「柱」には、神様や人の魂が宿るといわれていました。箸は二本の柱です。そこに使う人の魂が宿るとされました。
〇鳥の嘴(くちばし)のように器用に動く「嘴(はし)」から。
人が箸を使う様は、鳥が嘴(くちばし はし)で器用に、食物をついばむ姿に似ています。
〇端と端を向き合わせる「端」から。箸の元の形は、一本の竹を半分に折り曲げたピンセット型の「折箸」です。その折箸の端と端でモノをはさみます。折箸は今でも神事に使われています。
二本の棒の間に挟むから「間(はし)」から。
箸は二本の棒です。その二本の棒の「間」ではさむから。

また、お箸は二本で一組「一膳」と数えます。

月(にくづき)…体の器官(肺・腰など)を表すのに用いられます。
月(にくづき)をもつことから「膳」とは「道具」という無機質なものを呼ぶ単位ではなく、 体の器官やそれに近い機能を果たすモノを数える単位であるといえます。
それは箸の機能がいかに優れているかということと、日本人が箸をいかにうまく 使ってきたかを示しています。
ナイフ、フォーク、スプーンのように、それぞれが切る・刺す・すくうの単一の機能しか 果たさない「道具」に対して、 箸は二本一組の「一膳」で「つまむ、はさむ、押さえる、 すくう、裂く、のせる、はがす、支える、乞む(くるむ)、切る、運ぶ、混ぜる」といった12もの 機能を果たしてきた「器官」なのです。
他人に自分の箸を使われるのを嫌うのは、箸が指先・手先以上の働きをする第二の器官としてとらえる民族性が今も受け継がれているからではないでしょうか。

ここまでお箸のことを知らなかった。
よかった今日、知ることができて。
自分のお箸をあらためて見直さなければ、ですね。

写真のお箸は梅の枝で作ったお箸です。
すてき!

お箸さん、いつもありがとうございます。