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No4 日本の伝統文化、麻の文化ついて探ってみたいと思います。

 

 

No4 日本の伝統文化、麻の文化ついて探ってみたいと思います。

 

麻は邪気を祓ってくれるといいます。

麻は神道儀式に欠かせないものです。
それはなぜでしょうか。
絹でもなければ、紙でもなく、麻なのです。
ふしぎだと思いませんか。

 

和の心 20140410

 

 



なぜかと言えば、麻のもっている強い生命力や効果が、古代の人々の目には神秘的に映ったからでしょう。
これほどまでに広く生活に役立てることができる植物も、珍しいのです。

昔の人々が、この麻という植物に一種の畏怖の念を感じたのも無理はありません。
麻の生命力の強さを証明する例のひとつに、麻は、太陽と水がありさえすれば、どこでも育つ、ということが挙げられます。
植物の中でも、麻は最も生命力があるといわれています。
だから、暖かい地域でも、寒い地域でも、どこでも麻栽培が可能なのです。

しかも害虫に強いので、現代で言えば、農薬や化学肥料もいりません。
さらに言えば、成長も早い。
つまり、何もしなくてもいいわけです。
また、麻でつくった縄は非常に丈夫で、雨や水に濡れても腐ることがなく、ますます強くなります。

こうしたふしぎな麻の性質を目の当たりにして、昔の人々が、麻には神霊が宿っていると考えたのも無理はありません。
そのほか、麻は食料としても昔から重宝されてきました。
特に、麻の実の栄養価は高く、からだの調子を向上させる抜群の効果があります。

そんなことから、麻は邪気を祓う、と考えられるようになったのです。
つまり、人間にとって良くないことを寄せ付けない、もしくは取り除いてくれる。
神社の神官が麻でつくられた装束をまとうことになったのは、邪気を祓う効果が麻にあると考えられたからなのでしょうね。