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No5 日本の伝統文化、麻の文化ついて探ってみたいと思います。

 

 

No5 日本の伝統文化、麻の文化ついて探ってみたいと思います。

麻は丈夫な子どもを育てます。

 

和の心 20140412 麻の文様

 

 

麻を身にまとうことで、邪気を祓おうとしたのは、何も神社の神官だけではありません。
たとえば、子どもの産着は、伝統的には麻の葉もようなんです。
麻の葉のもようでなければ、産着ではない、というくらいです。

なぜ、麻の葉のもようの産着を、子どもに着せたのでしょうか。
それは、麻は、どんなに厳しい環境にあっても、たくましく成長して、さまざまなもの、たとえば神さまにお仕え申し上げる際の道具など、世の中に役に立つものとして活躍する。
自分の子どももそうして人間になってほしい。
そういう意味をこめて、麻の葉のもようの産着を着せたのです。

また、生まれてきた子どもに麻縄を締めるという習慣もありました。
麻に、子どもの成長への願いをこめる、という習慣は、実は、縄文時代から続いてきた日本の伝統的な習慣です。

また、女の子の名前には、麻、という文字がついた名前が多いでしょう。
麻の子と書いて「麻子」とか、麻に美しいと書いて「麻美」など、よく考えて見ると、麻という文字を使った名前が多いのです。

これも、子どもが病気などせずにすくすくと育つように、という両親の愛情がこめられていたのです。
しかし、その麻が実は大麻のことだったというのは、みなさん知らないかもしれません。
それを聞いたら、もしかしてガッカリしてしまうのかもしれませんが、その必要はないのです。

麻は神聖な植物として、日本人はどんな植物よりも大切にしてきたのですから。
自分の名前に麻が入っているということは、それだけ日本の伝統文化を背負っていることでもあります。
これは誇るべきことではないでしょうか。

(文:禅のこころ 和のこころ・篠田暢之)

麻の葉の柄、知っていらっしゃいますか?
日本独自の文様で、元々は正六角形えお基本とした幾何学文様です。

そういえば、今日着ているきものの半襟は麻の葉柄だ!