京都 安井金毘羅宮の絵馬館

 

 

京都の安井金毘羅宮といえば、「悪縁を切り 良縁を結ぶ」という縁切り縁結び碑(いし)が有名ですね。

 

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その宮の中に絵馬館があるのをご存知ですか。

 

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この絵馬館は、日本独特の信仰絵画である絵馬を保存・展示するため、古い絵馬堂の建築美をなるべく損なうことなく改築して、昭和51年に開館した日本初の絵馬ギャラリーです。 今では一階も建物になってますが、その昔、一階は壁がなく吹き抜けになって絵馬を飾っていたそうです。

 

 

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みなさん絵馬の由来はご存知ですか。 私たち日本人の先祖は古くから、神霊は馬に乗って降臨されるという信仰をもっていました。 そこで、神事や祈願の時に馬を神様に捧げる生馬献上の風習が生まれたといわれています。 この風習が後に、生馬→土馬・木馬→板立馬→板絵と変化していって現在のような絵馬が発生したと思われます。 (絵馬館より)

 

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「江戸中の信仰を一人でかついでまわる奴」 これは絵馬売りに投げかけた川柳の一首。 江戸時代には大路小路を「絵馬々々 絵馬でござい・・・」とかけ声よろしく小絵馬を商なう姿は一際目立ち、粋なものだったようです。

 

 

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数多い絵馬の中で、私が一番気に入ったのは「金毘羅藻(もう)かり絵馬」です。 宮の中で販売している絵馬ですが、藻をかる舟の図に雨を降らし、ふるほど儲かるという絵馬です。 又一芳筆と記されており、儲かる一方等と縁起を祝い古くから喜ばれているそうです。 宮では丸金の印をやきつけた小絵馬にこのもうかりの図を描き皆さんにお金が儲かる様にと神前に金縁成就商売繁盛の祈願をして広く「もうかり絵馬」のおすすめをされてます。

 

 

 

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みなさんご存知ですよね、神社ごとで絵馬が違うこと。 これからは、神社にご参拝に行かれましたら絵馬を見てみるのも楽しいかもしれませんよ。

絵馬はともすると忘れられた文化財として見られがちなだけに、絵馬館が日本固有の絵馬美術を見直すきっかけとなればいいですね。