夏至の頃のことば、「早乙女」、ご存知ですか。

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明日は夏至ですね。

夏至とは、「日長きこと至る・きわまる」と言う意味だそうです。

ご存知の通り、1年の中で、最も昼が長く夜の短い日になり、昼の12時のときの太陽の高さも、1年でもっとも高くなります。

暦の上では夏にあたるのですが、実際の季節では梅雨の時期のため、本当の意味での太陽の出ている日照時間はそれほど長くは感じられません。

日常生活でそれほど「夏至」を意識していないのは、そんな理由からなのでしょうか。

昼が長く夜が短いと日とされていますが、実際の日の出・日の入りの時刻とは一致しません。

日の出が最も早いのは夏至の1週間前になり、日の入りが最も遅いのは夏至の1週間後だそうです。

 

夏至の頃のことば、「早乙女」、ご存知ですか。

田植えのシーズンです。

老いも若きもいっせいに田植えをしますが、なかでもひときわ華やぎを演出しているのが少女や若い女性たち。

彼女たちを特別に言い表したのが「早乙女」ということば。

「さおとめ」と呼びます。

「さおとめ」とは、もともと稲の苗を植える女性を指す言葉です。

古くは中世の和歌にもでてきていて,植女(うえめ) とも呼んだそうです。

「さ」とは田の神様を意味し、田植えに使う苗を「早苗」、植える女性を「早乙女」といいました。

日本の古くからの稲作は,稲の生育を保証する田の神信仰と密接な関係がありました。

特に田植えには特定の水田に祭場を設けて田の神を迎え,その前で作業を行うことから,一種の神聖な祭儀でありましたった。

女性が重要な役割をもつことが多いのは,稲の豊作が女性の霊的な力によってもたらされるという観念があったからです。

ついでにいえば、田植えをする男性は「早男」で「さおとこ」といいます。

若い男性の視線を集めて心ときめかした田植えの場は、秋の収穫のお祭りと並んで、今でいう合コンと同じだったのかも。

 

今日はいいお天気、長ーい日中をお楽しみください。

そうそう、この夏至の代表的な食べものは、冬瓜(とうが・とうがん)。

主な効能に夏バテ防止・熱さまし・利尿効果などがあります。

夏の時期にぴったりな食べ物ですね。

今宵は冬瓜で一献!

 

ありがとうございます。

 



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