うるしの器は口あたりがいいですよ。

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うるしの器は口あたりがいいですよ。

うるしの器のよさの一つに、口あたりが良い、ということが挙げられます。

 

 

和の心 20140629 漆器

 

 

たとえば、陶器や磁器は、寒い時期に使うと少しひんやりします。
一方、うるしの器は、何となくあたたかいのです。
ぬくもりがある。
陶器と磁器とはまったく違う、あたたかな口あたりだということです。
しかも、熱いものは熱いまま食べることができます。

陶器や磁器に熱いものを入れると、熱くてもてません。
でも、うるしの器だったら、熱くてもすぐに手でもって、食べることができるのです。
昔の家というのは、冬の時期、非常に寒かったはずです。
そんななかで、あたたかいものを食べたい、という思いは、今の私たちが想像する以上に大きかったのではないかと思います。
そういう意味では、うるしの器ならば、熱いものをそのまま入れて食べることができたのです。

また、これはうるしの性質として非常に面白いところなのですが、よくできた質のいいうるしの器に、熱いものを入れてくり返し使っていると、やがて光沢が出てくるのです。

よく使われている漆器ほど、光沢が素晴らしい。
もったいないからと言って、使わずにしまっておくと、光沢が失われ、本来の美しさがいまひとつだったりします。
やけどしない程度に熱いものをうるしの器に入れて、使い続けてみてください。
うるし本来の、上品な光沢が出てきます。

また、うるしの優れた性質のなかで、最も素晴らしいと言われているのが、酸とアルカリの両方に強い、ということです。
酸とアルカリ両方に強い器というのは、なかなかありません。
だから、塩や醤油や酢などを使っても、まったく器は傷みません。

塗料という面からみても、硬度も高くて、熱にも強い。
しかも天然素材なのです。
そして、塗り肌も美しくて、手触りも気持ちが良い。
と、良いことづくめなのが、うるしの器なのです。

うるしの器、きっと日本中を旅できますね。
素敵な映像を見つけました、是非ともご覧ください。
http://vimeo.com/54255644



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