和の散策  仏師 久保田唯心

 

先日、みやび流押絵四代目 小西聡甫さんからご紹介いただいた、久保田唯心さん。

お会いした瞬間、なんて素敵な人なんだろうって。

それもそのはず、仏師、仏様を彫られていらっしゃるんです。

 

和の散策 20140806 仏師7

 ”シアターテレビジョン「未来への伝統 ~木彫~ 久保田工房」 より”

『未来への伝統』第1回〜木彫〜(久保田唯心、御季代、唯阿)#3

 

 

仏様を彫るって、どんな心境なのでしょうか。

一心不乱にといいますが、きっとそうなんでしょうね。

一心に刀を操って、仏様のお姿を彫りあげていく……

イライラしていた気持ちもいつしか静まり、和やかで平穏な気分に満たされる。

そのひとときこそ、充実感とやすらぎに包まれた至福の時間なのでしょう。

 

 

 ”シアターテレビジョン「未来への伝統 ~木彫~ 久保田工房」 より”

 4回にわたり紹介されている、素晴らしい番組です。是非、ご連絡ださい。

 

 

ナイフで鉛筆が削れれば仏像も彫れると聞かされて、いつかは私も彫ってみたいです。

仏像彫刻とは、千数百年の歴史の中で、日本独特の姿を創り上げており師匠から弟子へ、

何世代もの間、その努力と工夫が積み重なり、今の姿が完成しているのでしょうね。

 

和の心 20140807 久保田唯心

 

 以前、春日大社の宮司をされていた叔父のお話を思い出しました。

「宮司になって初めて「神」という字を大きな半紙に書いた時、筆が動いていくんだよ

心を込めると神さまのお導きで、字を書かせていただけることができるんだ。」と。

 

きっと仏像を彫るときも、「仏様を彫らしていただくなんて、ありがたいことです」って心から感謝しながら木と向かい合うと

木の神と天の神がお導き下さり、彫らしてくださるのでしょうね。

 

和の散策 20140806 仏師6

  ”シアターテレビジョン「未来への伝統 ~木彫~ 久保田工房」 より”

 

「木」に「気」をこめて彫る。

「き」という文字には、はかり知れないエネルギーがひそんでいるのでは。

久保田様と改めてお会いさせていただき、いろいろなお話をお伺いしたいです。