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な~んだ、「お召し」って普段着、オシャレ着にも使えるんだ

「お召し着物  その一」

な~んだ、「お召し」って普段着、オシャレ着にも使えるんだ

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一般的には「お召し」は着物の代名詞みたいに言われています。
着るもの全般を「お召し物」と言ったり、
着物・服を着る動作をていねいな言い方で「お召しになる」とか、
着替えを「御召し変え」などとか使われるからでしょうか。
でも、実は縮緬(ちりめん)の種類の中のひとつなのです。

縮緬(ちりめん)は、ようは縮れた織り方をした布のことです。
普通フラットに織られた平織りに対し、
織る前の糸に撚りをかけざらざらした風合いに織る布の総称で す。
ほら、あなたのワードローブの中にも、
縮緬(ちりめん)の洋服が一着はあるんじゃないですか?

縮緬(ちりめん)は、柔らかく少し伸縮性があるので、
特に着物の場合、着やくて体に馴染みやすく、
畳んだときにも、しわになりくい・・・などなどの利点があります。

縮緬(ちりめん)は 種類が多く、
撚りのかけ方や織り方により色々な種類がありますが、
とりあえず今回はその中のひとつ、「お召し縮緬」です。
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上の写真のような着物を一般的には「お召し」と呼んでいます。
かなりアバウトな言い方ですが、
大正~昭和初期に作られた、織りの着物で普段着、おしゃれ着などになります。

これとは別に縮緬地に染めで文様つけたフォーマルな「お召し」もありますが、
この場合着物の格式、様式名で「お召しの留袖」「お召しの訪問着」などと呼ばれます。
たぶん、一般的にはこう思われているのでしょうね。
これも知っておいた方がいいことかもしれませんね。

どうですか?
「お召し」のイメージが少しは変わったんじゃないですか?
「な~んだ、「お召し」って格式が高いって思っていたけど、カジュアルにも着れるきものなんだ」
そう思っていただけたら、次は、
「お召し その二 今、着るアンティーク着物としてのお召し」です。