見つけっちゃった、素敵な伝統を刻む時計

 

 

 

「はなもっこ」さんの時計。

かつて私たちの身の回りは着物をはじめ、櫛、かんざしなどの装飾品や唐紙、掛け軸など、古来の色や意匠に彩られてきました。

現代の私たちが忘れかけていたその日本ならではの美意識を身近に感じていただける腕時計です。

規則正しく時を刻むその針の背景に、伝統という長い長い歴史をもつ、ゆったりとしたもうひとつの時間の流れを感じていただければ幸いです。

 

「はなもっこ」さんの時計、実は漆だけではないのです。

「こないろ」

和の心 20141125 はなもっこ1

岩絵具(いわえのぐ)という日本の伝統的な絵具を文字盤に塗った腕時計です。

岩絵具は飛鳥時代に大陸から日本に伝わり、その原料や製造・使用方法まで1400年間変わることなく、現在でも日本画で使用されている、世界的にも類を見ない美しい絵の具です。

主に天然の鉱物を砕いて作られ、非常に粒子が粗くきらきらと輝く透明感のある美しい色彩が特長です。

法隆寺金堂旧壁画や高松塚古墳にも使われており、それらは今でも変色することなく美しい色彩を湛えています。

 

「かさね」

” かさねの色目” という平安時代の装束の袖口などに見られる配色を参考に、岩絵具や金箔などを組み合わせました。

腕時計として現代のファッションの袖口を彩る、和菓子のようなやさしい配色をお楽しみください。

和の心 20141125 はなもっこ2

 

「裏箔」

伝統的な日本画の技法のひとつに、絵絹の裏から金箔を貼りほのかに光り輝く画面にする「裏箔」という技法があります。

高価な金箔を裏に貼りあえて控えめに見せるそんな美意識は日本人ならではといえるかもしれません。

雨粒を一切描かずに裏箔の光だけで雨の日のぼんやりとした光を、そして雨そのものを感じさせる。そんな表現をするときに使われました。

和の心 20141125 はなもっこ3

 

「紋切り」

胡粉(ごふん)という貝殻を粉末にした白い絵具を染み込ませた和紙を文様のかたちに切り抜き、銀箔と薄い和紙で作った地に貼り付けました。

時間を示すインデックスは金箔です。

見る角度を変えることで下地の銀箔が輝き文様が浮き上がる、繊細でとても美しい腕時計です。

和の心 20141125 はなもっこ4

 

「輪島螺鈿」

輪島在住の蒔絵職人のご協力によりとても美しい螺鈿の腕時計ができました。

下地も最高級の天然本漆を贅沢に使用し、深い艶のある赤や黒に貝や切金で表された文様が輝きます。

 和の心 20141125 はなもっこ7

 

「加賀蒔絵」

加賀蒔絵師の大下乎香仙工房のご協力のもと、文字盤に蒔絵を施しました。

図案は主に平安~鎌倉時代の蒔絵の名品を元にしました。

伝統工芸の技術の粋を駆使したその美しさをお楽しみください。

和の心 20141125 はなもっこ6

 

そして組紐のベルトまであります。

京都・宇治の「昇苑くみひも」に腕時計のベルトとして使える組み紐を特別に仕立てていただきました。

最高級の絹糸を大和組という光沢の映える組み方で1本1本手作業で組んであります。

特に天然草木染のものは伝統的な染めの技術によりとても柔らかく美しい彩りです。

和の心 20141125 はなもっこ8

 

素敵ですね。

時の流れ、伝統を今に生かすとは、このような品に受け継がれていくことをいうのでしょうね。

「はなもっこ」さん http://www.cbrain.co.jp/hanamokko_top.html