19年に一度の「朔旦冬至(さくたんとうじ)」が訪れるのが今日です。

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「かつて冬至は1年のはじまりだった」

誰でも知っていることですが、冬は昼間の時間が短く、夜が長いですよね。

その逆になるのが夏。

これは太陽の光が地上に差し込む角度が毎日少しずつ変わっていって、冬はその角度が低くなるから。

真夏の太陽が頭上からさしてくることを想像してみれば、冬が逆に低いことも理解できますよね。

そして1年のうち、昼間が最も短いのが冬至。

新暦の12月22日か23日にあたります。

 

冬は太陽の角度が低いから、私たちはもちろん木や建物なんかの地面にできる影の長さも長くなります。

むかしむかしの「日時計」の時代は、地面に立てた棒の影を見ることで時間の経過や季節の変化を知りました。

影の長さは夏からどんどん長くなっていき、冬にはかなりの長さまで達します。

こうして、その長さが一番遠くまで伸びる日が「冬至」、一番短くなる日が「夏至」と定められました。

日本に旧暦が伝わるはるか前、古代中国での話です。

 

これはこよみをつくる基準としても役立ちます。

そこで一番影の長い冬至を1年のはじまりにしようということになりました。

冬至を境に、極限まで弱まった太陽のエネルギーがまるで復活するかのように、昼の長さが毎日どんどん長くなっていくからです。

 

「朔旦冬至は冬至と新月が重なる日」

さて、こよみをつくっていく過程では、今度は太陽より月の満ち欠けが重視されます。

29.5日周期で満ち欠けを繰り返す月のサイクルは、「こよみ」というものがかたちづくられるずっと以前の太古の時代より人類の暮らしに根づいており、毎日の日の出日の入りに次ぐ生活サイクルの単位として存在していました。

月の満ち欠けのなかで冬至に相当するのは新月といえるでしょう。

月は満月をへてどんどん欠けていき、やがて空から姿を消してしまいますが、新月でまた再び復活して毎日少しずつ満ちていくからです。

 

このような太陽が復活するおめでたい日と月が復活するおめでたい日がダブルで重なるのが「朔旦冬至(さくたんとうじ)」なんです。

「朔」は新月の意味、「旦」は朝や夜明け、つまり太陽が昇ってくるときという意味。

ところが新月から新月までの月の満ち欠けひとめぐりのサイクルは29.5日(正確には29.530589日)なのに対して、冬至から冬至までのサイクルは365日(正確には365.24219日)と異なるため、両者が重なることは非常に少なく、19年に一度しかありません。

それだけに「朔旦冬至」はめったに訪れることのない大変おめでたい日とされ、宮中などでも宴がもよおされていたといいます。

 

そんな希少な「朔旦冬至」が訪れるのが今日なんですね!

冬至はかつて1年のはじまりでしたが、その後の紆余曲折をへて、いまでは旧暦の11月にあります。

ですから「朔旦冬至」は旧暦11月1日と冬至が重なる日ということになるんですね。

これが「朔旦冬至」。なんだかワクワクしちゃいませんか?

(文:旧暦は地球を救う:http://88d.jp/stories/sakutan/)

 

今宵は、19年に一度の朔旦お月さまに注目!

今日から復活!

一生懸命努力してきたことが、どんどん実っていきますよ。

「ありがとうございます」って、いっぱい思っていたら。

 

 

 



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