年頭において「日本人のこころ」

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謹賀新年

明けましておめでとうございます。

今年も和の素敵、宜しくお願いいたします。

 

昨年、年末にご縁をいただきました皇学館大学教授の白山芳太郎先生。

僅かな時間でしたが多くの事を学ばしていただきました。

その学びの中の「日本人のこころ」

和の素敵を続けてきて、考えてきたこと「日本人の素敵なこととはなんだろうか?」

白山先生の著書からたくさんのことを教わることができました。

 

 

 白山先生の著書「神道 日本人のこころのいとなみ」より

 

本書は、日本人が生きていく上での「こころのいとなみ」を、さまざまな角度から考察したものである。

なかでも、「いただきます」「おめでとうございます」「ありがとう」といった日本語は、特に重要と考える。

太古依頼、日本人が「いただきます」というとき、いただくものは「神の恵み」と信じられてきた。

神の恵みをいただくことに感謝し「いただきます」と言われてきたのであって、このような言語の発生は古く、狩猟採取時代にまでさかのぼると思われる。

当時、食は、いつも得られるとは限らない。

また、食は動植物の命を絶つことによって得られる。

神からの恵みではない食というのは、これ列島の人々にとって考えられないのであった。

 

日本人が「おめでとう」というとき、あなたにとって、この一年がよい一年でありますようにと、よい言葉をかけてあげると言葉に霊力がこもり、相手によい一年がやってくると信じられている。

言霊の信仰である。

こよみのない時代には一年ということではなく、あなたの今日からの未来に対しことほぐという語であったため、年頭以外にも応用が利く。

誕生日、入学式、結婚式などの日に発せられる。

 

「めでたき」というのは、今の結果を「めでる」というだけではなく、このような「吉(よ)」き結果は類が類を呼ぶので、今後のあなたには次から次へと吉き結果がやってくるという「予祝」の語である。

そこで「めでたき」の核となる最初の吉き結果が必要であるため、年頭には、今後、次々に幸せがやってきますようにという言語とともに、幸せの模擬行為が行われる。

「お年玉」である 。

これは小さな幸せであるが、これが玉、すなわち核となって、大きな幸せがやってきますように、という意味である。

幸せの模擬行為が「お年玉」なのである。

宗教学で言う類感呪術であって、その時に発せられる言葉が、相手の未来をことばでほめる、すなわち「ことほぐ」語であり、その後が「おめでとう」なのである。

 

また、日本人が人から親切を受け「有ること難し」つまり「ありがとう」という時、単に感謝するというだけでなく、あなたの親切に「神の恵み」を感じるという意味となるのである。

 

 

新年の今日、朝から「明けましておめでとうございます」

御節を食べるとき「いただきます」

お年玉をもらって「ありがとうございます」

日本人のこころがいっぱいあります。

あたりまえに使っている言葉。

いつまでもいつまでも大切に使っていきたい言葉ですね。

 

ありがとうございます。

 

 



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