高野山(コウヤサン)

 

和の素敵 高野山

 

 

この夏、40年ぶりに高野山に行ってきました。

高野山はご存じのように、平安時代に弘法大師空海が修行の場として開いた高野山真言宗、比叡山と並び日本仏教における聖地とされている場所です。現在は「壇上伽藍」と呼ばれる根本道場を中心とする宗教都市になっています。平成16年に、高野山町石道と山内の6つの建造物が熊野、吉野・大峯と共に『紀伊山地の霊場と参詣道』としてユネスコの世界文化遺産に登録されました。

山内の寺院数は高野山真言宗総本山金剛峯寺(山号は高野山)をはじめ117か寺。

その半数以上は宿坊を兼ねているので、宿泊できます。

 

とても1日では廻りきれない場所ですが、到着してすぐに奥の院を参拝しました。

今の高野山はいわゆる観光地です。日本仏教の聖地らしさは駅周辺ではまったく感じられず、奥の院に向かう参道に入ってもそんな気配はほとんどありません。参道に入ってしばらくは、いろんな墓所が無秩序に建てられている風景に出会います。

その無秩序ぶりが凄い!おもしろいなぁと見ているうちに、どんどん不思議な感覚にとらわれてきます。

この感覚は何でしょう?“日本仏教の聖地にこのお墓は何?”という墓所がいっぱいありますが、見ているうちに、これも真言密教の懐の深さなんだろうなぁと 感心していました。

 

たとえば、こんな墓石です。

 

しかし、20万基とも言われるほどの多くの墓石が延々と並んでいる参道を進んでいくうちに“ここにはやっぱり何かある”
という気配がどんどん濃厚になってきます。

 

 

 

その墓石群を過ぎると、陽を遮るように杉の大木が立ち並んだ参道に続きます。

このあたりになると、聖地感が空気の一粒一粒に感じられるようになってきます。空間も時間もどこにも繋がっていない場所。
まさに“高野山”でしかない時空を感じます。

 

 

織田信長の墓所の横には、なぜか筒井順慶が
親鸞の墓所

ここから皇室、公家、大名など、時代を超えたの墓が多数並び、しかも、こんな有名な人の墓がこんな風なの?
というような並び方をしています。