茶の道とは、日本人のアイデンティティー

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利休のつくり上げた茶の湯の世界は、浮き沈みもあり多くの変転を経てきた日本の歴史の中において、ほとんどそのままに生き延びてきました。

その精神や形態が五百年近くも存在し続けたという事実は、それらがいかに優れていて普遍性に富んでいるかの証左です。

まさに論駁(ろんぱく)を許さない文化の頂点に立つ教えであると同時に、心ある人であれば実践が可能な「道」になっています。

しかも、日本独自の文化であって、ほかの国には類らしきものもありません。

したがって、日本人としての自立性を主張したり強調したりするときにも極めて有用です。

 

日本文化のあらゆる形態の中に、日本人の培ってきた精神は深く根づいています。

したがって、そのどれでもマスターすれば、それだけで日本人のアイデンティティーを主張する結果になります。

「一芸は道に通ずる」のです。

茶道の中には「諸芸」がわかりやすいかたちで組み入れられています。

習い学んでいく中で、人生の場における要諦が具体的な形で一つひとつ示されていることに気づく結果にもなります。

 

そうなると、これまでの人生について反省したり、これからの人生について縮図になった形でのリハーサルをしたりするにも等しいですね。

しかも、非常に日本的な観点に立ち、日本の歴史に沿った考え方に基盤をおいて生きていくことにもなります。

 

日本文化の概要と奥深さを知るための手っ取り早い方法が、茶道を学ぶ過程において示されています。

誇張したいい方をすれば、日本人のアイデンティティーは「ティー」すなわち「お茶」にあり、といってもいいくらいです。

(文:なぜ、一流の人は「お茶」をたしなむのか?:山崎武也)

 

いつの間にか敷居の高いお茶の道。

なかなか一歩を踏み出せない人が多いかもしれませんが、その時空には日本人としてのDNAが共鳴します。

無となれる数少ない場です。

心の休まるひまのない戦国武将も茶の道に、たとえつかの間であっても心の平静を保つために大いに役立ちました。

現代も心の休まるひまなどあません、だからこそ、茶の道。

いかがですか。

 

和の素敵では、お茶のお稽古を「一時のやすらぎ」と催しています。
https://www.facebook.com/events/326175354239141

 

 

 

 

 



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