辻が花  はかない生涯

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先日、心斎橋のきもの屋AMANEさんで辻が花染司 大脇一心さんのお話と作品を堪能させていただきました。

 

 いろんな辻が花染めがある中で、文様一つにも意味を持つ事の大切さを語られました。

辻が花染めは、室町時代から桃山、慶長、江戸初期までに美しく短い歴史を閉じた染色で、幻の染と言われています。

この戦国時代は、明日をも知れぬ毎日であったはずです。

それゆえ身にまとうlきものは、美しさや華やかさだけの文様でなく色彩や配色、図柄にも深い意味がありました。

これをまとっていれば災難がふりかからないようにと言う祈りに似た気持ちが込められていたようです。

 

和の心 20150206 辻が花1

遠い昔から「きもの」に託された人々の特別な思いをかいま見る気がします。

多くの時間とエネルギーが注ぎ込まれ生まれてくる一枚のきもの。

絞りの部分に繊細な墨絵が書き込まれた「墨の花」と名づけた大脇一心さんの辻が花。

大脇一心さんの深い思いが作品にあふれていました。

 

辻が花;http://goo.gl/go671r

 

それでは、当日の作品をお楽しみください。

 

和の心 20150206 辻が花3

作品のために日々スケッチをされているそうです。

 

和の心 20150206 辻が花4

きものを持っていらっしゃるのは一心さんの息子さん。

後継ぎとして日々研鑽されていらっしゃいます。

これからの作品が楽しみですね。

 

和の心 20150206 辻が花5

一心さんの二つの作品を、一つは着物に、もう一つを羽織として着せていただきました。

何色と言うのだろうか・・・「日本の伝統色図鑑」で調べると、難しいな、若竹色?に鉄色?の線。

線も一定の太さでないのになんと自然な趣、おちつきますね。

 

和の心 20150206 辻が花6

絞りで角度を作って絞るのは難しいそうです。

そして、この墨の花。

熟練の職人との心意気でひとつの作品が出来上がるのですね。

 

和の心 20150206 辻が花7

これは展示してあった、陣羽織。

お伺いした時にすぐに目に飛び込んだ作品。

ご無理を言って着せていただきました。

衿も袖先も、とっても洒落てると思いませんか。

 

和の心 20150206 辻が花8

そして、陣羽織の背中。

んーーー!いいでしょ!

この陣羽織、 羽織ってお出掛けしたい。

信長さんや秀吉さん、新しい辻が花が出来上がると、多くの人に見せたくてしょうがなかったでしょうね。

洋服では絶対に思うことのない感覚です。

 

伝統を今、蘇がえった辻が花。

そこには古の作り手さんの熱い熱い思いを感じながら。

伝統は引き継がれて伝統となります。

本物、いいもの、いつまでもいつまでも引き継がれますように。

そこには市場が必要と思いますので、お金ためて、本物を買うようにしませんか。

 

 



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