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うるしの器は口あたりが最高  うるし⑫

うるしの器は口当たりが最高

こんにちは。

うるしの器のよさの一つに「口あたりが良い」ということが挙げられます。
たとえば、陶器や磁器は寒い時期に使うと少しひんやりします。
一方、うるしの器は何となくあたたかいのです。
ぬくもりがある。
陶器と磁器とはまったく違う、あたたかな口あたりだということです。
しかも、熱いものは熱いまま食べることができます。
陶器や磁器に熱いものを入れると熱くてもてません。
でも、うるしの器だったら熱くてもすぐに手で持って食べることができるのです。

ありがとうを世界中に
Arigato all over the World

 

 

 

うるしの光沢は素晴らしい

昔の家というのは、冬の時期、非常に寒かったはずです。
そんななかで、あたたかいものを食べたいという思いは、今の私たちが想像する以上に大きかったのではないかと思います。
そういう意味では、うるしの器ならば熱いものをそのまま入れて食べることができたのです。
また、これはうるしの性質として非常に面白いところなのですが、よくできた質のいいうるしの器に熱いものを入れてくり返し使っていると、やがて光沢が出てくるのです。
よく使われている漆器ほど光沢が素晴らしい。

もったいないからと言って使わずにしまっておくと、光沢が失われ本来の美しさがいまひとつだったりします。
やけどしない程度に熱いものをうるしの器に入れて使い続けてみてください。
うるし本来の上品な光沢が出てきます。

 

ありがとうございます

また、うるしの優れた性質のなかで最も素晴らしいと言われているのが、酸とアルカリの両方に強いということです。
酸とアルカリ両方に強い器というのはなかなかありません。
だから、塩や醤油や酢などを使ってもまったく器は傷みません。
塗料という面からみても、硬度も高くて熱にも強い。
しかも天然素材なのです。
そして、塗り肌も美しくて手触りも気持ちが良い。
と、良いことづくめなのがうるしの器なのです。
うるしの器、きっと日本中を旅できますね。
素敵な映像を見つけました、是非ともご覧ください。
食堂の食卓 お味噌汁のお椀

今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
うるしのお椀で今日はお味噌汁!

 

この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.

#ありがとうを世界中に
#ArigatoAllOverTheWorld

 

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