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古事記の魅力⑧ お米からいただく元氣 

気の中に「米」が入っています

こんにちは。
毎日の生活の中で一番大切なのは「元気」でいることでしょうね。
みなさまそれぞれで、元気でいるためにいろいろなことをされていらっしゃるのでしょうね。
今日はそんな元気のお話しです。

 

 

お米からいただく元氣

護王神社でうかがった中東宮司のお話で、もう一つご紹介したいなと思っていたお米の話です。
戦前の日本では「気」という字を「氣」と書いていたことをご存知ですか。
良く見ると「米」が中に入っています!
ニニギ命が天孫降臨する際に、天照大御神は稲をもたせました。
それから日本人はずっとお米を大事に育て、お米から元氣をもらってきました。
今は炭水化物抜きダイエットが流行っていますが、日本の食生活は昔からお米中心。
お米と少しのおかずで過ごしていました。
またお米も今のような白米ではなく、糠を取る前のお米です。
「糠」は米偏に健康の「康」。
これも少しの量で効率良く栄養を取るための知恵です。
このように無駄・飽食をしないことで、限られた量で、多くの人の命を支えるためのシステムを築いていたんですね!

 

毎日お米を食べないと、元氣が出ない!

いきなりグローバルな話になりますが、国連では2004年が「国際コメ年」となったそうです。
飢餓と貧困の撲滅をするために、米が注目されました。
いかに米を育てるか、いかに米から栄養をとるか、いかに米生産を社会システムに取り入れるか。
日本人はよく知っています。
だから日本の古来の生き方は、食糧の面でも海外から注目を集めているそうです。
なかなか学校で日本の良さを教わらない今、どうしても海外の方が進んでいると思ってしまいがちですが、私達自身がこうした日本の生き方に興味を持ち、価値を見出し、守り伝えていきたいものですね。
そんな私は毎日お米を食べないと、元氣が出ない!
お米を食べている時が、日本人で良かったなぁと思う瞬間です(^0^)/♪

 

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紙芝居古事記アプリ「誰が作ったの?日本」
5話目リリースしました♪

和の心 深水さん

 

古事記の魅力① 〜神々の国生み・国作りの物語〜
古事記の魅力③ ~日本のエコで持続可能な生活~
古事記の魅力⑦ 祝詞は感謝の言葉

 

ありがとうを世界中に
Arigato all over the World

 

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