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叔父の本 「神道<いのち>を伝える」

命とは生きるための知恵

こんにちは。
下記は叔父(葉室頼昭)の本「神道<いのち>を伝える」からです。
とても大切なことです。

以前に、人間のいのちは地球より重いといった総理大臣がいました。
誰でも人間のいのちは大切だと思っておりますが、それではいのちとはいったい何であるかと聞いてみると、それに答えられる人は一人もおりません。
いのちとは、その日本語の言葉の通り、生きるための知恵のことです。
これは宇宙ができて以来の神の知恵、そして祖先のいろいろな経験からの知恵のことで、これによって我々は生かされています。
戦後、日本にアメリカの理屈の教育が入ってきたため、この知恵と知識というものを混同し、知識があれば知恵が現われてくると考える人が多くなり、学校でも知識を主体にした教育が行われていますが、この知識と知恵というものとはまったく別のものです。
自動車はガソリンで走りますが、そのガソリンのエネルギーだけでは車を走らせることができません。
人が乗って、正しい運転をすることおによって安全に走るのと同じことで、人間もまたエネルギーだけでは生きられません。
神や祖先からの正しい知恵の導きがなければ、生きられないのです。
戦後の日本は、すべてのことを理屈で考えるようになったため、いのちが失われ、その結果、現在のような乱れた国になってしまいました。
このままでは日本の国のいのちそのものが消えてしまう、何とか一日も早く祖先が伝えてきた日本人のこころ、日本人のいのちに目覚めなければ大変なことになると真剣に思い、この本を書きました。

今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

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