1. HOME
  2. 和のすてき
  3. 和のお話し
  4. 浴衣の帯を上手に選ぶコツ

浴衣の帯を上手に選ぶコツ

先ずは浴衣を着ましょう

こんにちは。
浴衣に合う帯を選ぶ時、何を基準にして合わせていますか。
最近では、浴衣と帯、下駄のセットでショッピングセンターに並んで販売されているのを目にします。
セットで売っていると、組み合わせや色合いを考えなくてもそのままお祭りにも着ていけますので便利ですよね。
洋服の組み合わせとはちょっと違う、浴衣と帯の組み合わせ。
着付けも大変ですが、合わせる物を選ぶのは一苦労です。

ありがとうを世界中に
Arigato all over the World

 

浴衣の柄や色と正反対の色

浴衣の帯を選ぶコツは、違う色を持ってくること。
この対照的な色の組み合わせが、浴衣を綺麗に魅せる工夫のひとつなのです。
全く色が違う色を帯に持ってくるのは、和服の基本。
色のバランスによって、鮮やかな姿が印象的に映ります。
浴衣が淡い色であれば、濃い色の帯を選ぶというようなメリハリ感がポイントなのです。
これが、上品な艶やかさの秘訣なのかもしれませんね。

 

浴衣の柄と同じ色を合わせる

浴衣の帯選びは難しく考えずに、パッと目に入った柄の色を合わせると全体的のバランスも良く見えますよね。
大きめの柄の浴衣には、シンプルな無地の柄と同色を選ぶことによって、落ち着いた雰囲気を演出することができるでしょう。
シンプルな物は、帯留めを引き立たせてくれるので、デザイン性の高い帯留めを使った着こなし技を披露したいですね。

 

リバーシブルの帯もアレンジしやすい

浴衣の帯はシンプルなものばかりでなく、色や柄にもこだわった種類がたくさんあります。
よく使われる半巾帯は、リバーシブル仕様になっている部分を上手にアレンジしたいですよね。
濃い面と薄い色合いの面のリバーシブルの帯は、その時の気分や浴衣の色によっても使い分けができて便利です。
簡単な結び方でも、リバーシブルになっている面が少し見えるとお洒落に映りますよね。
結び方次第では、両面を上手く活かした方法もありますので、何通りか試してみたくなります。

 

大人の兵児帯も大注目

子供の頃、親に着付けてもらった浴衣の帯と言えば、柔らかいくしゅくしゅとした兵児帯でした。
兵児帯は、子供が結ぶものなのではないかと思ってしますが、大人向けの落ち着いた色合いで人気があります。
ふんわりとした性質を活かした花結びは、大人かわいい仕上がりに。
簡単に結べるので好まれますが、帯がずれてしまう心配が高いので、帯板をつけてからしっかり結ぶとごわついた印象もなくスッキリとしたスタイルに仕上がるでしょう。
兵児帯はアレンジがしやすいので、いろいろな結び方に挑戦できて、一味違った浴衣姿を楽しめますね。

 

帯の柄にも気配りを

綺麗な配色に柄物のデザインが豊富にあり、帯から選んでしまいたくなります。
しかし、浴衣の帯を選ぶ時は、雰囲気に合わせたものを一番に考えますが、合わないと思った色柄物が意外と映えるケースも。
合わないと思う色同士の方が、綺麗な浴衣姿を作り出すところが和服のお洒落の楽しみ方のひとつです。
派手な柄物同士ではまとまりがなくなってしまうので、どちらかを控えめにした柄にすると和装美人らしく落ち着いた雰囲気を表現することができるでしょう。
浴衣と同じ花柄で合わせても可愛いですが、さりげなく薄く柄が入っているのがわかるくらいのデザインがおすすめです。

 

ありがとうございます

浴衣の帯は、全体的なバランスを考えて色や柄を選びますが、大胆な色合いも和の雰囲気を楽しむことができますよね。
いろいろなデザインを前にすると、どれが自分に似合うのか迷ってしまいますが、着たいと思った柄や色合いに挑戦していきませんか。
意外な色が似合うことがあり、自分の新しい魅力に気付けるのが和の魅力です。
いつもの着こなしも素敵ですが、色や結び方を変えるだけで華やかになります。
小物をワンポイントに使うと、さらに上品なお洒落になりますので、ワンランク上の着こなし方を身に着けていきたいですね。

今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

(参考)
浴衣の着付けをする時に意識したいポイント 
浴衣で季節を感じさせるための方法とは
夏の風物詩と聞いて思い浮かぶもの

 

この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.

#ありがとうを世界中に
#ArigatoAllOverTheWorld

 

関連記事

最近の記事

アーカイブ