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本日は梅干の日 さまざまな工夫を重ねてきた梅干

 

日本古来の知恵 梅干

こんにちは。

今日は梅干の日だって知ってましたか?

梅干の殺菌作用から、食べると難(7)が去る(30)の語呂合わせから生まれたそうです。

今日の産経新聞の「産経抄」のお話から。

 

 

日の丸弁当が一番

宇宙飛行士の土井降雄さんは1997年、米スペースシャトルで日本人初の船外活動(宇宙遊泳)を行った。

帰国後の会見の冒頭、シャトル内で作ったという日の丸弁当の写真を披露した。

「宇宙では刺激物がすごく欲しくなるので、梅干しが本当においしかった」。

弁当箱いっぱいにつまったご飯の真ん中に真っ赤な梅干が1つ。

栄養不足で弁当としては落第だと思いきや、さにあらず。

「梅干ひと粒が九十九パーセントの米の酸性を中和し、米のカロリーは食べたほとんどが吸収される役割を果たす」。

つまり「労働のための理想食」と、歴史学者の故樋口清之さんは、ベストセラーとなった「梅干と日本刀」でたたえていた。

 

日本は暑かったり、寒かったり、湿気が多かったりと、必ずしも住みやすい所とはいえない。

日本人は少しでも快適に暮らすために、さまざまな工夫を重ねてきた。

梅干はその最高傑作の一つといえる。

6月に漬けた梅が食べられるようになる時期でもある。

日本一の梅の産地である和歌山県内のJAや加工業者に全国から梅干しの注文が殺到しているという。

朝食で食べれば、日中の塩分不足を予防し、豊富に含まれているクエン酸が疲労物質を取り除く。

梅干が熱中症対策に効果がある、とテレビの情報番組が報じたからだ。

 

台風12号は、日本列島を東から西へと横断する異例のコースを取った。

大雨の恐怖が去った地域では再びうだるような暑さが戻ってくる。

日本古来の知恵である梅干の力を借りて、8月の猛暑を乗り越えたい。

「大粒の梅干ひとつ暑気払ひ」(増田甲子雄(きねお))

(文:産経新聞「産経抄」より 2018.07.30)

 

 

ありがとうございます。

日本古来の知恵、素晴らしいことがいっぱいありますね。

でも、いつも思うのです、今のように科学技術、計測機会もないのにどうして体にいいなどわかるのかな?と。

何年もかかって体験した結果からなのでしょね。

今のように単純にデーターから割り出した答えをメディアが伝えただけで、翌日にはスーパーからその食品が消えてしまう。

でも、本当にいいの?ですか。

今だからこそ、日本古来の知恵を大切にしてみませんか。

 

今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

日本は本当に素敵な知恵がいっぱいありますね。

 

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