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神無月(かんなづき)「嘗」 黎明会書簡より

  神無月(かんなづき) 嘗は「なめる」と読みます。これは、物を舐めるの意味ではなく、本来の意味は、食する、味わう、試みるという意味を持ちます。新嘗祭は、まさに新しい五穀を食すという意味を持ちますが、御代代りの後に行われる、大嘗祭は別の意味を持ちます。大嘗祭は元来、おほにへのみまつり、また、おほなめのみまつりと呼ばれておりました。この場合の嘗は、「試みる、試す」という意味で用いられます。践祚された新帝陛下が大嘗祭の悠紀殿、主基殿に皇祖神天照大神と一夜を過ごされることにより相応しい天皇霊を身につけられるという儀式の大嘗祭。これ...

東海道四谷怪談(その1) 歌舞伎のよこ道あるき♪ 第4回

  歌舞伎のよこ道あるき♪  第4回 東海道四谷怪談 (その1)  南座で26年ぶりに上演された東海道四谷怪談。今回も観劇ツアーと「ときめき☆歌舞伎塾」を開催しました☆ さすが、鶴屋南北!思っていたより、奥が深かった!!1時間半を予定していた勉強会ですが、まったく時間が足りませんでした…  ◆さすが、鶴屋南北? 好評で千穐楽を迎えた南座九月花形歌舞伎 東海道四谷怪談。ご覧になられた方、いかがでしたか?見...

今日は二十四節気の「秋分」 実りの秋、食欲の秋

  今日は「秋分」 こんにちは。今日は秋分の日。春分の日と同じく、昼と夜の時間がほとんど同じ日で、ご先祖さまを敬いお祈りする日。秋分の日をはさんだ7日間が「秋の彼岸」で、この期間中にお墓参りをしてご先祖さまを供養します。これはいくつかある仏教国の中でも、日本だけに見られる風習だそうです。この頃は、収穫の時期。どうか台風がきませんように。そして、おはぎを食べる日、もうご存じのことですね。   七十二候 「雷乃声を収む(かみなりこえをおさむ)」初候 (9月22日~27日ごろ...

今日は二十四節気の「白露(はくろ)」 露を結ぶころ

  今日は「白露」 こんにちは。空を眺めると、夏から秋へと移り変わっていくのを感じます。今日は二十四節季「白露」。白露とは、大気が冷えてきて露を結ぶころのこと。暑さが処する(収まる・落ち着くという意味)「処暑」が過ぎ、昼と夜の長さが同じになる「秋分」の間で、空には夏の代名詞である入道雲の出番が減って、代わりに秋らしいうろこ雲が見られるようになります。日が暮れるのも早く感じるようになり、ススキが黄金色に輝くのもこの季節。ようやく残暑が引いていき、本格的に秋が訪れてきます。   七十...

手織り真田紐 日本でただ一人の西村幸さん

  「手織り真田紐」 日本でただ一人の西村幸さん こんにちは。綿の木は7月から8月に花を咲かせた後、蒴果と呼ばれる実をつけます。その実がはじけて、ひとつの実からいくつか現れる白い繊維がコットンボール、種を包んだフワフワの綿花です。綿の柎柎(ふ)が開くころとは、、実がはじけ、いよいよ綿花を摘む時期のこと。綿花の中に入っている種を選り分け、綿毛だけにしてから綿打ちをして綿をほぐし、糸を紡いぎます。 (参考:日本の七十二候を楽しむ 著:白井明大さん) そんな綿花を使った真田紐。90歳の西村幸さんは今も手織りの機...

今日は、二十四節気の「処暑(しょしょ)」 秋のにおいが

  今日は「処暑」 夕立のあとの透明な午後四時。ほんのすこしだけ、秋のにおいがする。葉っぱの裏側や、アスファルトの地面、枝のあいだの蜘蛛の巣のはしっこから、ちらりちらりと、すずしげな秋がのぞく。---とはいっても、ほんの一瞬、あくる朝には、またたくまに、黄色い強い陽ざしに占領されて、かき消えてしまうのだけれど。処暑。暑さがすこしやわらぐ頃。台風の季節が近づいています。(本:「ひらがな暦」 著:おーなり由子) 七十二候 「綿柎開く(わたのはなしべひらく)」初候 (8月23日~27日ご...

「立秋(りっしゅう)」二十四節季 

今日は立秋 こんにちは。まだまだ猛暑(今年は酷暑ですね)の毎日ですが、暦の上では「立秋」秋です。24節季は旧暦に基づいているので、旧暦は9月16日の頃をいいます。それなら「立秋」も納得できますね。強く照りつける太陽の色や夕暮れに鳴くカナカナカナという日暮らしの声に、ほんの少し、秋が忍び込んでいることを感じます。近年は立秋後に最高気温(また酷暑がくるのでしょうか?)が更新されることが多いようですが、今日以降は、残暑。クーラーと外気温とのアンバランス。冷たいものに胃腸の調子を崩したりと、夏の体は休養を求めています。そんな時は...

葉月(はづき)「祭」 黎明書簡より

  葉月(はづき) 祭とは「奉る、祀る」で、神に服ろい神と共にあることを意味するが、本来、神は社に鎮座するものではなく、機会事に来臨され、祭りが終わると帰っていかれると考えられている。神を迎えるための渡御(とぎょ)、神輿の宮入、そして、神に供えた物を直会という形で、神のお下がりとして身体に取り入れる。特に夏祭りは、穢を祓う祭りとして行われていた。夏の語源は撫づ(なづ)で、穢れを依代に撫で付けて川へ祓い流す事を意味し、こうした祓の信仰が、夏祭りとなったのである。 己亥 八月吉辰 一般社団法人...

「勘亭流」という文字をご存知ですか?

  今日は勘亭流のお話し。 夏土用入り  こんにちは。まだまだ梅雨明けをしない京都です。 日照時間も例年より短くお野菜が高騰しているとか。 自然に左右される人間の生活。 だからこそ、日本人は古より自然を神として崇め畏れていたのでしょうね。さて、19日は「夏土用入り」、雑節の一つですね。 酷暑の時期のことで、「土用丑の日」とはこの夏の土用期間中の「丑の日」のこと。売れない鰻屋さんのために、「土用に鰻を食べましょう」と、はじめに言ったのは、平賀源内という説。 もうひとつは、神田の老舗鰻屋伝来の夏の蒲焼きの保存法。 「丑の...

中村鴈治郎 ~後援会【上方鴈好会(がんこかい)】のご案内~

 【上方鴈好会(がんこかい)】のご案内    ----- 中村鴈治郎 後援会 -----  歌舞伎役者、四代目中村鴈治郎(成駒家)の活動を応援してくださる皆様の【上方鴈好会】ご入会を心よりお待ちしております。  ◆ご入会の特典について・入会記念品・鴈治郎が出演する公演/イベント等の演目のご案内 *鴈治郎の案内ビデオレターを配信予定。・上方で公演の際には、できるかぎり鴈治郎を囲む会を催します。 (同伴者1名まで参加可能)◆会費について 入会金 1,000円 年会費 3,000円...

文月(ふみつき)「香」 黎明書簡より

  文月(ふみつき) 「香道」は日本の精神性を理解する上で大切な「道」であります。「香道」は京中山家の一門に繋がる三條西家実隆が室町時代中期においてその「型」を確立し、以来現在に至るまで変わることなく伝統様式を継承しています。「香道」とは単に「香木」の匂いを嗅ぎわけて銘を当てる「組み香」のことのみをいうのではなく、本来はこれも陰陽五行と深く関わりがあり、また、匂いも五味に立つといい、その香を辛・甘・酸・苦と表します。香の匂いを嗅ぐことを「香道」では香を利くといいますが、これは正に聴くことで、目に見えない匂いを嗅ぐことによって自然の気を感じ、その自然...

「隈取」 歌舞伎のよこ道あるき♪ 第1回 

歌舞伎のよこ道あるき♪ 第1回 隈取第1回目は、「隈取」で~す☆令和になって、心機一転。これまでの「ときめき☆歌舞伎」から少し趣を変えて、「歌舞伎のよこ道あるき♪」を新連載することになりました。お芝居の本筋ではない、横道のお話を少しずつ書いてみようと思います。知らなくてもどうでもよい話です(汗)葉室さんから、もうちょっと賢くなれる連載を要望されましたが…「それはムリ!」と、お断りしました~(笑)第1回目は、「隈取」で~す☆◆隈取の正体?5月に南座新開場記念「京都ミライマツリ」の「昼マツリ」でこんなボディペイントをしてもらいました!そんなに...

『模様』『紋様』『文様』について 成願義夫さんのお話し

『模様』『紋様』『文様』について『模様』『紋様』『文様』について、この違いを明確に意識している方は少ないのではないでしょうか。和柄は日本の様式美を代表するものの一つです。様式美とは、洗練された手順や形式に存在する美しさのことをいいます。 主に伝統的な芸術分野で使われる言葉ですね。今回は、日本の様式美『和柄』の一般人がほとんど区別がつかない『文様』と『紋様』『模様』の違いについてのお話です。まず、「文様」には描く者によってその形が変化し、自由な表現方法を示すニュアンスがあります。一方、紋様の「紋」は、例えば『家紋』のように、描き...
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