和の文化 | 和の素敵 - Part 3
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和の文化

「恵比寿講」 日本中の神さまが出雲にいかれたから恵比寿さまなのです

  留守を守る恵比寿さま こんにちは。 今日は恵比寿講。七福神にも数えられる恵比寿さま。 恵比寿講は、神無月で日本国中の神さまが出雲へと出払ってしまった留守を守るこの神に、商売繁盛を願う行事です。 鯛を抱え、釣竿を持った姿の恵比寿はもともと海の向こうから来た漁業の神さま。 次第に市場の神、商売の神としてあがめられていきました。 商家ではこの日、座敷に恵比寿さまの掛け軸を掛けて尾頭つきの鯛や大福帳、現金などを供えます。 神前では家族や店員たちが、品物を千両や万両という大きな値段で売り買いしてみせるユーモラスな所作が行われ、商売繁盛の縁起をかつぎます。 ...

名残(なごり)おしいといいますが、どうして「名」と「残」のなのでしょうね?

  なぜそう書くの?なぜそう読むの? こんにちは。私たちはたくさんの言葉を使って会話をし、また本や新聞などを読みながら、たくさんの言葉と出会っています。 そのなかには、よくよく考えてみると「なぜそう書くの?」「なぜそう読むの?」といった疑問をもたせる不思議な言葉が結構あります。私たちはふだんは何気なく言葉と接しているため、改めて探してみないと気づかないですが、不思議な言葉たくさんありますね。 今日はその中から「名残」「何卒」「名前」と探ってみたいと思います。  「名残」 その名は何を意味しているのでしょうか? あることがらが起こり...

ご飯用の椀がなぜ「茶碗」というの?「茶番劇」は?

  ご飯用の椀がなぜ「茶碗」というの? こんにちは。お茶のことをいろいろと書いてますが、いつも思う疑問、どうしてご飯用の椀を「茶碗」というの?と。 不思議に思いませんか、ご飯用ですよ。茶碗だからといって、その椀ではお茶は飲まないですよね。 お茶を飲む椀は「湯飲み茶椀」、あるいは「湯飲み」といいますよね。 ますますわからなくなってきた。茶碗はもともとお茶を飲むための椀のことでした。 平安時代、中国からお茶と一緒にお茶の道具として磁器がもたらされました。 日本で磁器を作る技術がなく、しばらくは中国からの焼物(陶磁器)を輸入しており、それらを総...

「茶花」とは何か 古人の言葉で「花は足で活けよ」

  花は足で活けよ こんにちは。今日も茶花のお話し。 野に咲く花、名前も知らないけれどかがんで見てみると楽しそう。 一輪で咲いているのか、仲間と一緒に遊んでいるのか。 風にそよぎながらふわふわって。 弱そうなのにとっても強いのでしょうね。 芯がしっかりしてるから。 見習わなければ。古人の言葉で「花は足で活けよ」あとあります。 足で活けるとは、自分が花を探しに出向き、花が咲く様を見て、採って花入れに入れることと思います。 厳しい自然環境で育った花は、栽培した花よりも勢いがあり、花の色も綺麗です。花と花入れの調和を考えて、剪り採る花はで...

「茶花」とは何か 茶道?花道? いつから使われてるの?

  野に咲く花に美がある こんにちは。野に咲く花に「雑草という名はない」と言われた昭和天皇。 それぞれの花には命と名があります。 忙しく過ごしている現代、道端の花に気づかず時が過ぎていきます。 でも、ちょっとだけだけでいいから、いつも通ってる道を見ていくと季節ごとの花が咲いているかも。 それも「咲いてますよ」って主張しないで、可憐に咲いています。 そんな命ある花を自分のために、茶室の床の間に。 なんて自分勝手なんでしょうか。 でも「ごめんなさい」「ありがとう」って思っているから、もともとそこにいたかのように、思いを込めて一番自然に。そんな「茶...

日本一美しい絵の具のこと、そして筆のお話し  松久佳遊さん「祈りの世界」より

  日本一美しい絵の具のこと 胡粉という絵の具があります。日本画の絵の具の中でも扱いにくいモノのひとつですね。もちろん胡粉にも種類がありますが、絵を描くにはなるべく良いものを選んでいます。胡粉の良さは、なんといってもその発色の美しさに他なりません。キメの細かさのせいなのか、輝くような美しさをもっています。他の絵の具に比べて拵え方も特殊です。日本画を習った方ならご存知と思いますが 膠を使う事は共通であるものの、胡粉は少々メンドくさい作りかたをします。1.乳鉢ですり潰す。 2.皿に取り濃い目の膠で練る。 3.しっか...

【日別朝夕大御饌祭】 伊勢神宮で1500年もの間

(写真:伊勢神宮HPより)  【日別朝夕大御饌祭】 伊勢神宮で1500年もの間、1度も欠かすことなく毎日続けられてきた【日別朝夕大御饌祭】☀️朝と夕の二度、外宮の御饌殿みけでんで御飯、御水、御塩などを調整し、天照大御神に奉り、「国安かれ、民安かれ」との祈りと感謝を捧げるお祭りです☀️戦国時代も、大戦の時であっても、神職たちは、命懸けで大御神に御饌を捧げて約1500年間つづけられている。日本は~凄い☀️そして、素晴らしい🇯🇵...

「十三夜」「後の月」「芋名月」 様々な表情を見せる月

(絵:「風流源氏つくだ」 歌川広重・三代豊国 )  「十三夜」「後の月」「芋名月」 こんにちは。10月に入るとますます空気が澄み、夜空も美しさを増してきます。 秋の月は吸い込まれそうに美しく、十五夜が終わってしまっても毎日お月見したくなるほどです。十五夜は旧暦8月15日に見えるほぼ満月のことですが、十三夜は旧暦9月13日に見える少し欠けた月のことです。 現在の暦では必ず10月13日に見えるというわけではなく、その年によって変わります。今年は10月21日の日曜日、楽しみですね。 十五夜に対して「後の月」ともいいます。  ...

『模様』『紋様』『文様』の違い  成願義夫さんのお話し

  『模様』『紋様』『文様』について この違いを明確に説明できる方は少ないのではないでしょうか。和柄は日本のデザイン分野における様式美です。 様式美とは、洗練された手順や形式に存在する美しさのことをいいます。 主に伝統的な芸術分野で使われる言葉です。今回は、日本の様式美『和柄』の一般人がほとんど区別がつかない『文様』と『紋様』の違いについて、お話しいたします。「文様」には描く者によってその形が変化し、自由な表現方法を示すニュアンスがあります。 しかし「紋」は、例えば『家紋』のように、描き手が変わっても定型的な形となり得ることを指しています...

日本最古の茶園 栂尾「高山寺」 茶園に栄西禅師と明恵上人の息吹が

      高山寺で一服 茶の歴史を知る こんにちは。連休の中、やっと訪れることができました、高山寺。 先日の台風の影響で倒木がたくさん、石水院のみの拝観しかできなかったことは残念ですが、一時をお茶とともに素敵な時間をすごしました。少しでも早く倒木が片づけられ、秋の紅葉が映えますように。 実際には職人さんがまだまだ天災による現場が多く高山寺に手が回らないのが現実です。 明恵上人と栄西禅師と茶園 華厳宗の僧である明恵上人(1173-1232)は、臨済宗...

今日は体育の日 昔から健康のこと考えていたの?

(絵:「房事養生鑑」歌川国貞 人の構造図を描いたもの。体内を遊郭にたとえています)  いつの時代でも健康でありたいと願ってました こんにちは。今日は体育の日。 1964年の東京オリンピックの開会日であった10月10日を記念して1966年に国民の祝日に制定されました。 2000年に10月の第2月曜日に変更されます。 私は10月10日が体育の日のままであってほしかったな。さて、昔の人たちは体育、体を育むことだから健康のことでしょうか、健康についてどれほど考えていたのでしょうか。 現代はテレビをつければ必ず一日に一つといっていいぐらいの健康情報番組が...

今日は二十四節季の「寒露(かんろ)」 秋の深まり 釣瓶落とし

寒露のころ こんにちは。今日は二十四節季「寒露」、旧暦の9月15日。 七十二候では「鴻雁来る(こうがんきたる)」。寒露とは、露が冷たくかんじられてくるころのこと。 空気が澄み、夜空にさえざえと月が明るむ季節です。通り道から金木犀の強い香がしています。 金木犀を知らなかった頃は誰かが香水をまいているのかと思ったほど。 鴻雁来る ツバメが南へ行ってしまい、寂しくなったなと思う頃、ちょうど入れ替わりにやって来るお客さまが冬鳥。 遠くシベリアやカムチャッカから渡ってくる渡り鳥です。 冬鳥は美しい羽を持つものが多いのですが、繁殖期以外は地味な色をしています。 ...

「耳の秋」 虫のすだきに目がさえる夜 雑音?とんでもございません

 (絵:歌川広重「東都名所 道潅山虫聞之図」)  秋の虫、音色のお話し こんにちは。暑い夏が終わり、涼しくなると聞こえてきていた虫の声。 いつの間にか聞こえなくなってしまっいました。 音色がなくなりとっても寂しい、秋の夜長。 それでも月夜はまだまだ楽しませてくれます。 やっぱり日本人でよかった。さて今日は今朝の産経新聞に載っていた「産経抄」から秋の虫の音色のお話し。 こんな風に素敵な文章が書けたらいいな。 秋の夜の大合唱 わが家にはこの夏、2週間ほど居候の客がいた。 どこから来たのか、壁と棚の隙間を出入りしていたのは幼...
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