和の文化 | 和の素敵 - Part 3
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和の文化

「神楽」とは  オリンピックに神楽を

(写真:岩上神社例大祭「太駄神楽舞」)  神楽をオリンピックの開会式で こんにちは。みなさま、今日は何の日かご存知ですか。 「ありがとうの日」だそうです。 三と九の語呂をあわせて、サンキュー。庭のクリスマスローズがせいぞろいして咲いています。 白、うすみどり、あかむらさき、ピンク、清楚で繊細な顔。 「ありがとう」とはずかしそうに下を向いておじぎをしたまま。古来より、日本人は八百万あらゆるものに感謝の気持ちを込めて「ありがとう」って。さて、オリンピックの開会式に「この世界がいつも平和でありますように」と日本中の神楽が集まって子供達...

「お内裏さま」とは  立纓は天皇陛下のみ

  上巳の節句は穢れを洗い清めてくれます こんにちは。木蓮(もくれん)の花のつぼみが、両手を合わせて空に向かって伸びています。 やさしい産毛をまといながら。 あの手の中に、今年の春が入っています。 蓮の花に似ているから木蓮なのでしょうか。3日は上巳の節句、ひな祭りでした。 お内裏さまと三人官女、五人囃子の雛壇はお家で飾ることが難しいお家事情。 土人形の小さめなお内裏さまは飾られましたか。 3月の初めの「巳の日」に穢れを洗い清めて、水に流すという日。 ひとがたに災(わざわ)いや厄をうつして流します。さて、今日はひな祭りに飾られる「お内裏...

「起き上がりこぼし」七転び八起き 不屈の精神で平和を願う

   「起き上がりこぼし」七転び八起き こんにちは。七十二候では「草木萌え動く」ころ。 しだいにやわらぐ陽光の下、草木が芽吹きだすころです。 冬の間に蓄えられていた生命の息吹が外へ現れてきます。ふと気がつけば道ばたに咲いている名もない花に目を向けてしまいませんか。 その花に向けて歌にするほどに、古来自然と人は近しく暮らしていました。 雨水も末候となると春に気配が増し、草木の息吹をそこそこに感じてきます。さて、先日、京都伝統工芸館に卒業生の作品展に行ったとき新谷管長さんより「起き上がりこぼし」京都展に達磨さんを書いてくれませ...

弥生(やよい)「和永」  黎明書簡より

  弥生(やよい) いよいよ平成の御代も終わり、新しい御代を迎えようとしています。この国にとって、元号の持つ意味は大きく、またその元号を以て、御世を表すことができるのです。「和永」これは、そもそも我が国の元である、大和の和、そして治世の源である「和を以て貴しと為す」という崇高な理念の和。今こそ、我が国が手本となり永く世界に和をもたらす為の働きをなす為に「和永」という元号が今、望ましいのではないでしょうか。徳川家康が江戸に幕府を開き、争いのない御世を築く願いを持って付けられた元号は「元和」です。和を元(はじめ)とするという願いの「元和...

「男雛と女雛、左右どっち?」 成願義夫さんのお話し

  『男雛と女雛、左右どっち?』 もうすぐ雛祭りですね。 そこで、雛人形にちなんだお話。 皆さまは雛飾りの主役、男雛と女雛の左右の位置関係をご存知でしょうか? 男雛はどっちだったけ?と記憶もあやふやな男性が多いのでは?(笑)現代では向かって左に男雛を配置した飾り方が一般的になっています。 これを『関東雛(現代式)』と言います。しかし本来は左右が逆でした。 これは、明治時代に西欧式の礼法を取り入れたことから左右が逆になったと云われています。 京都では一部昔のしきたり通りに男雛を向かって右に配置した飾り方があります。 この飾り方を『京雛(古式)』と言...

「仕来り」(しきたり) 親から子へ 子から孫へと伝えられるもの

   叩いた手も傷ついている こんにちは。先日テレビで、親が子供を叩いていいのか?と討論してました。 学校教育現場やクラブ活動、相撲部屋など家庭だけでなくいろいろな所で問題となっています。叩いていいのか?と問われると、叩くのは良くないと多くの方は答えると思います。 でも、時には叩くことが必要な時があるかもしれません。叩いて問題になるのは、その叩いた手に本当の愛情があるかないかではないでしょうか。 叩かれた方はもちろん痛いし傷つくでしょう、でも、愛を持った手で叩いた方はもしかしたらもっと傷ついているのかもしれません。 心が。...

ドナルド・キーンさん死去 誰よりも日本を愛した人  和の素敵な人たち

  ドナルド・キーンさん お会いしたかった こんにちは。とっても悲しいお知らせ。 日本と日本文学をこよなく愛し、晩年は日本に帰化したドナルド・キーンさん。 そのキーンさんが24日、96歳で亡くなられました。日本語はもちろん達者。 多くの日本人文学者と親交を深められ、英語と日本語両方で執筆され、海外に広く日本文学を紹介するとともに日本人に古典文学の魅力を再認識させてくれました。 https://youtu.be/TrWc0rts9ww日米関係の雲行きが怪しくなった1940年、18歳だったキーンさんがニューヨークの書店で...

「龍」とは、天とこの地を結ぶもの

  「龍」とは、天とこの地を結ぶもの こんにちは。先日、学生時代からとってもお世話になっている先輩、東京・上野の下谷神社、阿部宮司のところに伺いました。 下谷神社は大正12年の関東大震災の時、社殿を悉く焼失しましたが、昭和3年に現在地に移転・新築しました。 その際に新築する拝殿に後世永く誇りえる如き立派な絵を天井に掲げたいという氏子一同の願いから、あの近代日本画壇の巨匠、横山大観が拝殿天井に龍の絵を描かれたそうです。上の絵がその横山大観が書かれた「龍」です。 髭が・・・前に伸びていってる! なんと素晴らしいことでしょうか。 この時の横山大観の逸話...

蓮の蕚(うてな)蓮台の事をいいます  松久佳遊さん「祈りの世界」より

  蓮の蕚(うてな) 蓮台の事を指すのですね。 阿弥陀さまの両脇に観音菩薩と勢至菩薩がついておられます。 来迎の阿弥陀さま、いわゆる死者を迎えに来てくださるシチュエーションというか。 この場合の観音菩薩は、両手に蓮を持っているのですね。この蓮のうてなに死者のタマシイを乗せて浄土へと連れて行ってくれるらしいです。仏画では、阿弥陀さまは二十五菩薩と共に雲に乗って来られる様を描いたのがよく見かけます。それぞれに楽器を持ってたり、踊っていたりして楽しそうな菩薩さまたちに囲まれています。 阿弥陀さまの側には必ず蓮を持って観音さまが従ってられますね。 ...

「松風」を聴く  茶の湯で釜のたぎる音

  日本には素敵な音がたくさんある こんにちは。七十二候では「魚氷に上る」頃。 冬の間、氷の下の冷たい水の中でじっとしていた魚たちが春を感じ取り、元気よく動き始めます。 立春を2週間ほど過ぎて、満作や雪柳などが咲き出しますが、広がる景色の色合いは、まだまだ冬の様子が強く、寂しげな風景は続きますね。寒さも行きつ戻りつして、まるで㋂中旬のような暖かさになったと思ったら次の日はやっぱりキュっと引き締まる寒さだったり。 この時期は椿の花が「ぽとり」と落ちていていきます。「落ちていく」という日本語の花の終わり、散る表現って美しいですね。 椿の「落ちる...

「祈年祭」 五穀豊穣を祈るお祭り

(写真:「オマツリジャパン」さんのHPより)  今日は「祈年祭」 こんにちは。今日は祈年祭、ご存知ですか。 祈年祭は春の耕作始めにあたり、五穀豊穣を祈るお祭りです。 「としごいのまつり」とも呼ばれます。 「とし」とは稲の美称であり、「こい」は祈りや願いで、お米を始めとする五穀の豊かな実りを祈ることを意味しています。 古来より、稲の育成周期が日本人の一年といえました。今日はHauʻoli Me Ka MālieさんのFBより。  本日 【祈年祭】 宮中や伊勢神宮をはじめ神道において最も重要な祭りとして丁重に執り行われています...

すばらしきかな書替狂言☆  ときめき☆歌舞伎 第78回

  すばらしきかな書替狂言☆ ときめき☆歌舞伎 第78回  今年の2月は、関西では歌舞伎公演がなく…寒がりのわたしは、冬眠しております。公演が無いと、連載のネタも無い… 初春大歌舞伎で『土屋主税』がありましたね。ちょっと、その辺りから攻めてみましょうか。   ◆書き替えは、日本の文化?  本歌取り、見立て、書替、パロディ、模倣、ものまね贋作、パクリ、著作権侵害… 何か基になるものがあって、それを変化させる...

「紀元節」 建国記念の日 国家の存続喜び祝う日に

   紀元節、建国記念の日 こんにちは。昨日は紀元節、建国記念の日。 建国記念日ではないですよ。世界で建国記念日を法律で定めて祝日とする国は多いですが、何をもって建国記念日とするかは、それぞれの国によって違います。 日本においては、この「の」が入るか入らないかは、1966年、佐藤栄作内閣が「建国記念の日」を制定するまでいろいろとあったそうですが、結局、法律では「古事記」「日本書紀」に基ずく建国神話には言及さず、「日本が建国された日」とも記していなくて、「建国をしのび、国を愛する心を養う」とだけ記されて制定されたそうです。このお...
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