和の文化 | 和の素敵 - Part 3
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和の文化

蓮の蕚(うてな)蓮台の事をいいます  松久佳遊さん「祈りの世界」より

  蓮の蕚(うてな) 蓮台の事を指すのですね。 阿弥陀さまの両脇に観音菩薩と勢至菩薩がついておられます。 来迎の阿弥陀さま、いわゆる死者を迎えに来てくださるシチュエーションというか。 この場合の観音菩薩は、両手に蓮を持っているのですね。この蓮のうてなに死者のタマシイを乗せて浄土へと連れて行ってくれるらしいです。仏画では、阿弥陀さまは二十五菩薩と共に雲に乗って来られる様を描いたのがよく見かけます。それぞれに楽器を持ってたり、踊っていたりして楽しそうな菩薩さまたちに囲まれています。 阿弥陀さまの側には必ず蓮を持って観音さまが従ってられますね。 ...

「松風」を聴く  茶の湯で釜のたぎる音

  日本には素敵な音がたくさんある こんにちは。七十二候では「魚氷に上る」頃。 冬の間、氷の下の冷たい水の中でじっとしていた魚たちが春を感じ取り、元気よく動き始めます。 立春を2週間ほど過ぎて、満作や雪柳などが咲き出しますが、広がる景色の色合いは、まだまだ冬の様子が強く、寂しげな風景は続きますね。寒さも行きつ戻りつして、まるで㋂中旬のような暖かさになったと思ったら次の日はやっぱりキュっと引き締まる寒さだったり。 この時期は椿の花が「ぽとり」と落ちていていきます。「落ちていく」という日本語の花の終わり、散る表現って美しいですね。 椿の「落ちる...

「祈年祭」 五穀豊穣を祈るお祭り

(写真:「オマツリジャパン」さんのHPより)  今日は「祈年祭」 こんにちは。今日は祈年祭、ご存知ですか。 祈年祭は春の耕作始めにあたり、五穀豊穣を祈るお祭りです。 「としごいのまつり」とも呼ばれます。 「とし」とは稲の美称であり、「こい」は祈りや願いで、お米を始めとする五穀の豊かな実りを祈ることを意味しています。 古来より、稲の育成周期が日本人の一年といえました。今日はHauʻoli Me Ka MālieさんのFBより。  本日 【祈年祭】 宮中や伊勢神宮をはじめ神道において最も重要な祭りとして丁重に執り行われています...

すばらしきかな書替狂言☆  ときめき☆歌舞伎 第78回

  すばらしきかな書替狂言☆ ときめき☆歌舞伎 第78回  今年の2月は、関西では歌舞伎公演がなく…寒がりのわたしは、冬眠しております。公演が無いと、連載のネタも無い… 初春大歌舞伎で『土屋主税』がありましたね。ちょっと、その辺りから攻めてみましょうか。   ◆書き替えは、日本の文化?  本歌取り、見立て、書替、パロディ、模倣、ものまね贋作、パクリ、著作権侵害… 何か基になるものがあって、それを変化させる...

「紀元節」 建国記念の日 国家の存続喜び祝う日に

   紀元節、建国記念の日 こんにちは。昨日は紀元節、建国記念の日。 建国記念日ではないですよ。世界で建国記念日を法律で定めて祝日とする国は多いですが、何をもって建国記念日とするかは、それぞれの国によって違います。 日本においては、この「の」が入るか入らないかは、1966年、佐藤栄作内閣が「建国記念の日」を制定するまでいろいろとあったそうですが、結局、法律では「古事記」「日本書紀」に基ずく建国神話には言及さず、「日本が建国された日」とも記していなくて、「建国をしのび、国を愛する心を養う」とだけ記されて制定されたそうです。このお...

「テキスタイル」  染め織り 渡邊紗彌加さん

   A HANDWEAVER'S PATTERN BOOKからGothic Cross Ⅱ 著者Marguerite Porter Davison  1887-1953  テキスタイル四枚綜絖の本基本となる織物 平織りは 最小組織 経緯一本づつの浮き沈み 糸が太めのものであれば 綜絖枠二枚で事足ります。 そこから枠を二枚増やしただけの四枚で こんなにもバリエーション豊かな柄を織り出すことが出来る。 日本にも地紋織はありますが 普通の高機で織れるものは 私が知る限り殆どありません。  ...

「大嘗祭」を迎えるために 「御代替り」「御世代り」の今年⑥

(写真:BBC  NEWS JAPAN  2018.12.24)  「御代替り」「御世代り」の今年 こんにちは。先日(5日)、天皇陛下は皇居の御所でドイツのメルケル首相と会われました。 この時、陛下は天皇として最後の一般参賀のお話しをされ 「この春には譲位いたします。これは光格天皇以来、約200年ぶりのことです。おの前には譲位は度々行われていました」とお話しされました。改めて、「譲位」されるのです、「退位」ではありません。 譲られるのです。 200年なかった譲位をなぜされるのでしょうか。 高齢になられたからとメディアや世間はいいますが、昭和天...

「旧暦」 四季のある国に生まれた幸せを五感で味わいませんか

  「旧暦」で四季を味わいましょう こんにちは。昨日も書きましたが、今日は旧暦の正月。 立春に一番近い新月の日が旧暦の新月になります。 この旧暦のこと知らないことがたくさん。 現在の新暦は太陽暦、明治以降に導入、旧暦はお月さまの動きを基につくった太陰太陽暦。 お月さまを基に作るとお月さまは28日ぐらいで元に戻るから、一月を30日と考えると・・・あれ、一年どうなるのだろう?さて今日は、松村賢治さん監修の「旧暦で今をたのしむ「暮らし歳時記」のご本から学ばしてもらいます。 旧暦とは? 日本の暦は、明治5年に現在「新暦」と呼...

「立春」と「新月」 今日も明日も正月 自然と人との強い結びつき

  今日は立春で旧正月、明日は新月で明日も正月 こんにちは。昨日の節分、「鬼は外 福は内」豆まきはされましたか。 還暦を過ぎた私は歳の数だけ豆を食べることはないですが(笑)、邪気除けとして鰯はいただきました。 今年の恵方巻きずしは東北東、だまって食べられましたか。 恵方とは、その年の福徳を司る歳徳神(年神さまの別称)のいらっしゃる方角。 その方角に向かってことを行えば何事も吉とされています。そして、今日は立春。 旧正月とも言われていますが、冬至と春分のちょうど真ん中の日。 実際に旧正月は太陰太陽暦(旧暦)で、立春に最も近い新月を元旦としていまし...

如月(きさらぎ)「光」 黎明書簡より

  如月(きさらぎ) 平成最後の歌会始の儀が正月16日、皇居宮殿松の間で行われた。 今年の題は「光」天皇陛下御製 「贈られしひまわりの種は生え揃ひ葉を広げてゆく初夏の光に」このひまわりは、阪神淡路大震災で家屋が倒壊して失くなった神戸市の当時11歳の子供の自宅跡地に咲いたひまわりの種を両陛下が震災10年の追悼式典で神戸市長を訪問された際、遺族代表から受け取り、毎年咲かせたひまわり。歌会始めは、平安の雅を今に伝えるという歌会ではなく、大御心と大御宝が和合して、天(自然)に祈るというものである。 古来、和歌を敷島の道と呼び、丗一文字(みそひともじ)...

「機織り」  染め織り 渡邊紗彌加さん

https://www.facebook.com/SAYAKAWATANABE.INORI/videos/408663679903857/?t=5  機織り 15の時 初めて機織りをして 「こんなに面白いものはない」と 感じたことの無いときめきを覚え18の時 初めて着物を織って 「これは私の一生の道だ」と想いあれから十数年変わることなく 織り続けている . . いかにして生きるか 何をして生きていくか 問われた子供の頃から 何をしても三日坊主 熱しては冷め を繰り返しこのまま何にもなれず ただ息をして ただ...

仏さまが持つ剣「利剣と宝剣」  松久佳遊さん「祈りの世界」より

  利剣(りけん)と宝剣(ほうけん) 仏さまで、よく持たれてるものに剣があります。 剣には利剣と宝剣があります。剣先に特徴があってシャープな感じのものと ふっくらと丸みを持たせたものとがあります。前者が利剣、後者が宝剣。説明に、利剣は降魔の思想を表示し、宝剣は自らの魔(煩悩)を倒す意味を持つ、と書いてありました…チョットムツカシイ。利剣は智門の諸尊に、宝剣は悲門の諸尊に、ともあります。なるほど、だからお不動さまは宝剣なのですね。というわけで持物はそれぞれ意味があるのでテキトーにしてはいけないんですね。ちなみに智門...

「荒神信仰」とは? 日本国固有の古典信仰 (山蔭神斎)

荒神信仰とは そもそも荒神信仰は、日本国固有の古典信仰であり、役行者、空海が感得した憤怒の形相たる神を彷彿とさせるのが荒神信仰の一般的な姿である。平安時代に神道の達人であった吉田兼具(よしだかねとも)翁の祓い抄に観える事曰く 「天の神を神と言い、地の神を祇と言い、人の神を鬼と言う」 即ち、荒神とは鬼の神を指すものであり、感情豊かであるがゆえに、ともすれば荒れることを意図するものである。 荒神とは、極めて人の世の近くにあり、私達の生活修行に直接的に影響を与える大切な神様と言える。笠山荒神社は、日本最古の荒神山の聖地であり、空海は平安当時入山禁止の御神山の閼伽井(あかい...
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