家紋研究家 森本勇矢さん | 和の素敵
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家紋研究家 森本勇矢さん

入れ違い雨龍(いれちがいあめりゅう)  家紋研究家 森本勇矢さん

【入れ違い雨龍(いれちがいあめりゅう)】雨龍とは登竜門を経て、鯉が龍となる第一段階(※)の幼龍である「螭(ち)」と呼ばれる存在の通称である。 ※これを龍鯉(りょうり)という。 形状は少し違うが、この紋は南禅寺の寺紋と同じで、位置が逆の形状だと天龍寺の寺紋である。 他に京都近郊では神泉苑の寺紋が雨龍。滋賀県の竹生島の都久夫須麻神社の神紋も雨龍で「雨龍に宝珠」を使用している。 雨龍はその名の通り、水神であり、水に関係する寺社で使われる。 例えば南禅寺はかつて流れていた「草川」、天龍寺は桂川の守護をしていると思われる。雨龍は非常に臆病であるという。そのため臆病の代名詞と...

中輪に細違い鷹の羽(ちゅうわにほそちがいたかのは)  家紋研究家 森本勇矢さん

【中輪に細違い鷹の羽(ちゅうわにほそちがいたかのは)】噂では今日はクリスマスイヴであるという。 久々に描いた鷹の羽をクリスマスっぽくカラーリング。 どうせなら、杉紋とか描いて、それにお飾りでも付ければ良かったか。 (2017年3月3日  Instagram投稿) 【彩紋】 https://facebook.com/yuya.morimoto.374/albums/997903450271317/?ref=bookmarks上絵一色、目返し三色、地色一色 #家紋 著書:日本家紋大辞典 ...

葉室菱(はむろびし)  家紋研究家 森本勇矢さん

【葉室菱(はむろびし)】藤原北家勧修寺流の公家(家格は名家)である葉室家の家紋。 別名、「割菱(わりびし)」「四つ菱(よつびし、よっつびし)」。 同形の家紋は甲斐武田氏で有名だが、一切関係はない。葉室家の菱紋は葉室頼廣氏によると次の通りである。 「朝廷に九州の松浦藩から黒小島に産する珍しい四角形の竹の献上があり、この竹を四本たばねて葉室の祖先に切ってみるように天皇が申されて、その切口が見事な菱形をしていたので、これを葉室の家紋にするようにとのお言葉から家紋になったと伝えられています」 この竹を「四方竹(しほうちく)という。 このエピソードはどうやら甲斐武田氏が割菱...

唐草葵(からくさあおい)  家紋研究家 森本勇矢さん

【唐草葵(からくさあおい)】京都に天使社とかつて呼ばれていた「五條天神宮」という少彦名命(スクナヒコナノミコト)を主祀神とする神社がある。 こちらの神紋は「唐草葵」と伝わる。 少彦名命は記紀神話によると、大国主の国造りの際、浪の彼方の黄泉の国より天乃羅摩船(アメノカガミノフネ)に乗って来訪したという。 その姿は非常に小さく、蛾の着物、もしくは蛾の羽を持っていたともいわれる。少彦名こそが『一寸法師』のモデルであるとされる。 薬祖神として知られるが少彦名は酒の神としての一面や中国の神農(しんのう)と習合した「しんのうさん」としても知られる。 天乃羅摩船の「羅摩(かがみ)」とは「ガ...

輪入れ梅鉢(わいれうめばち)  家紋研究家 森本勇矢さん

【輪入れ梅鉢(わいれうめばち)】こちらの紋は天保四年(1833年)のとある紋帖に掲載されている紋。 現代ではすっかりその姿を消してしまった紋の一つである。 我が家の家紋は「割梅鉢(わりうめばち)」という梅鉢紋の変化系の紋であるが、 もしかするとこの紋が割梅鉢の原形なのではないだろうか、と考えている。 また、この紋、「輪入れ梅鉢」と非常によく似た紋が、 宝暦十二年(1762年)の紋帖(恐らくかなり初期型の紋帖)に掲載される。 その紋帖の場合は「六つ星に一つ輪」と書かれている。 ほぼ同形の「輪入れ梅鉢」と「六つ星に一つ輪」。 予てより、私は梅鉢紋は星紋であると考察してい...

千葉椿(ちばつばき)  家紋研究家 森本勇矢さん

【千葉椿(ちばつばき)】椿の花弁が丸ごと落ちる様を武士は「首が落ちる様子に似ている」として椿を嫌った、という逸話があるが、これは幕末から明治時代以降の流言であり、むしろその潔さに好感がもたれたという。 日本初の人体解剖を行った山脇東洋の家紋は椿紋で「八重椿(やえつばき)」ともいう。 東洋より始まった山脇氏の独占紋である。 東洋が解剖を行う際に献体された遺体は14名で全て首が無かったという。 偶然にも千葉椿の花弁の数も14枚。 山脇東洋は解剖した遺体の魂を背負っていったのであろうか。 (2015年12月2日  Instagram投稿) 【彩紋...

千葉椿(ちばつばき)  家紋研究家 森本勇矢さん

【千葉椿(ちばつばき)】椿の花弁が丸ごと落ちる様を武士は「首が落ちる様子に似ている」として椿を嫌った、という逸話があるが、これは幕末から明治時代以降の流言であり、むしろその潔さに好感がもたれたという。 日本初の人体解剖を行った山脇東洋の家紋は椿紋で「八重椿(やえつばき)」ともいう。 東洋より始まった山脇氏の独占紋である。 東洋が解剖を行う際に献体された遺体は14名で全て首が無かったという。 偶然にも千葉椿の花弁の数も14枚。 山脇東洋は解剖した遺体の魂を背負っていったのであろうか。 (2015年12月2日  Instagram投稿)  【彩紋】 ...

雪輪に橘(ゆきわにたちばな)  家紋研究家 森本勇矢さん

【雪輪に橘(ゆきわにたちばな)】橘はミカン科の常緑小高木で日本固有の柑橘類。最古の菓子(唐果物)としても知られる。 神話に登場する、非時香菓(トキジクノカグノコノミ:不老不死の霊薬)を由来とし、京都御所の紫宸殿に「右近の橘、左近の桜」として橘が植えられた。 尚、左近の桜は元々は梅である。 この「右近の橘」を寵愛した元明天皇が葛城王に橘姓を下賜し橘氏が誕生。橘氏の起源は、708年「県犬養宿禰三千代(あがたのいぬかいすくねみちよ)」が43元明天皇から橘宿禰姓を賜ったことに始まる。 県犬養三千代は命婦(五位以上に叙せられた女官)として40天武天皇時代(41持統朝からだとす...

菫車(すみれぐるま)  家紋研究家 森本勇矢さん

  【菫車(すみれぐるま)】稀少ではあるが、菫も家紋になっている。代表的な氏族は増山氏や毛利氏など。 家紋に選ばれた意味は不確かではある。『万葉集』で詠われ、古来より親しまれてきたことだけが理由なのだろうか。 根太くその小さくて可愛らしい花のイメージとは違う。 冬はじっと耐え、春に花を咲かせる。 この特性を考えると家紋として用いられた理由にも繋がってくるように思える。紋の変化に「車」という表現がある。 これはその意匠を車のように回転させるという意味だ。 菫紋の多くは花を付けている。しかしこの菫車は蕾のまま。 まわるまわる。めぐるめぐる。 蕾は白く...

丸に千鳥(まるにちどり)  家紋研究家 森本勇矢さん

【丸に千鳥(まるにちどり)】千鳥は水辺にいる小さな鳥の総称である。 よって千鳥という鳥はいない。 その名は諸説あるが、千の鳥、つまり多くの鳥を意味するだとか、水辺を歩く鳥の音から名付けられた、などの説がある。 Illustratorでの色塗りの実験として遊んでみた。 塗っている時は面白かったのだが、こうやって完成したものを見ると・・・ 思いの外つまらないものに仕上がった。 テストってことで。(2015年9月21日  Instagram投稿) 【彩紋】 https://facebook.com/yuya.morimoto.374/alb...

丸に輪違三つ引(まるにわちがいみっつひき)  家紋研究家 森本勇矢さん

【丸に輪違三つ引(まるにわちがいみっつひき)】 先日家紋調査で発見した紋。 輪違紋に三つ引を合成した珍しい紋である。(2015年9月21日  Instagram投稿) 【彩紋】 https://facebook.com/yuya.morimoto.374/albums/997903450271317/?ref=bookmarks上絵一色、目返し三色、地色一色 #家紋 著書:日本家紋大辞典  ...

稲妻鶴(いなづまづる)  家紋研究家 森本勇矢さん

【稲妻鶴(いなづまづる)】 彩紋 其之拾玖稲は雷によって孕むとされる。 稲妻は帝釈天の象徴でもあり、帝釈天の祀られるお堂などに稲妻紋があしらわれているケースも多い。 公家では山科家でその使用家が見られる(清浄華院墓地でも確認)。稲妻紋もまた鶴となっている。 擬態紋の多くは植物紋に見られるが、自然紋(天文・地文)では珍しい。前回の菊鶴では夕方を表現したが、そのまま時間は流れ、夜としてみた。 夜空を飛ぶ稲妻。 こんなに可愛らしい稲妻なら思わず微笑んでしまいそうだ。(2017年2月24日  Instagram投稿) 【彩紋】 ...

細輪に実付片喰(ほそわにみつきかたばみ)  家紋研究家 森本勇矢さん

【細輪に実付片喰(ほそわにみつきかたばみ)】カタバミはシロツメクサ(クローバー)とよく間違えられる植物。 噛むと酸味があることから酢漿草と書く。 かつて神鏡の曇りを磨く草として用いられたことから鏡草ともいわれる。 カタバミの実は少し摘まむだけで、数メートルも弾け飛ぶ。 (2015年9月12日  Instagram投稿) 【彩紋】 https://facebook.com/yuya.morimoto.374/albums/997903450271317/?ref=bookmarks上絵一色、目返し三色、地色一色 #家紋 ...
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