黎明塾 新たな世界の黎明期 | 和の素敵
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黎明塾 新たな世界の黎明期

皐月(さつき)「令和」 黎明会書簡より

  皐月(さつき) いよいよ御世代わりを迎え、元号も「令和」と改められます。出典は、万葉集巻五の、「時に、初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す。」から求め、令月の「令」、和らぐの「和」を使って「令和」となったとの説明。確かに出典は万葉集ですが、その元となるものは、後漢時代の文人張衡の詩「帰田賦」の「仲春令月、時和気晴」を踏まえています。こと更、万葉であるとか、漢籍であるというのではなく、この「令和」という元号は、出典によらず、神の意志が働いた元号と言えましょう。そもそも令とは、神の意志を表す...

卯月(うづき)「清明」  黎明書簡より

  卯月(うづき) 中国二十四節季の一つ。新暦4月4日、5日ごろにあたる。気候もすっかり温暖となり、桃やスモモの花が咲き、柳が緑にけむって、まさに清明(すがすがしい)と呼ぶにふさわしい。唐代以降、郊外に出かけて酒宴を開く、いわゆる踏青(とうせい)の行事が盛んになったのも新鮮な緑へのあこがれのためである。清明とは「清浄明潔」の略で「万物ここに至りて皆潔斎にして清明なり」という意味であり、これは自然の気が最も盛んになると言うことを表している。二十四節季にはこの様に美しい言葉と先人の瑞々しい感性をう伺い知る事ができるのである。&n...

弥生(やよい)「和永」  黎明書簡より

  弥生(やよい) いよいよ平成の御代も終わり、新しい御代を迎えようとしています。この国にとって、元号の持つ意味は大きく、またその元号を以て、御世を表すことができるのです。「和永」これは、そもそも我が国の元である、大和の和、そして治世の源である「和を以て貴しと為す」という崇高な理念の和。今こそ、我が国が手本となり永く世界に和をもたらす為の働きをなす為に「和永」という元号が今、望ましいのではないでしょうか。徳川家康が江戸に幕府を開き、争いのない御世を築く願いを持って付けられた元号は「元和」です。和を元(はじめ)とするという願いの「元和...

如月(きさらぎ)「光」 黎明書簡より

  如月(きさらぎ) 平成最後の歌会始の儀が正月16日、皇居宮殿松の間で行われた。 今年の題は「光」天皇陛下御製 「贈られしひまわりの種は生え揃ひ葉を広げてゆく初夏の光に」このひまわりは、阪神淡路大震災で家屋が倒壊して失くなった神戸市の当時11歳の子供の自宅跡地に咲いたひまわりの種を両陛下が震災10年の追悼式典で神戸市長を訪問された際、遺族代表から受け取り、毎年咲かせたひまわり。歌会始めは、平安の雅を今に伝えるという歌会ではなく、大御心と大御宝が和合して、天(自然)に祈るというものである。 古来、和歌を敷島の道と呼び、丗一文字(みそひともじ)...

八百万の神たちと 伝統と慣わしから学ぶ日本人の霊性

  伝統と慣わしから学ぶ日本人の霊性 こんにちは。今日は9月の黎明塾、中山さんのお話しです。 日本の伝統と習わし。 普段何気なく行っていることのなかにも色々と伝統と習わしがあります。 また、知ってるって聞かれて、知っているようでちゃんと知らないこともたくさん。 そんな伝統と習わしを改めて見直してみるのもいいですね。自然に守られ自然に感謝し自然そのものを神としてきました 戦後、驚異的な復興をとげ、世界に冠たる経済大国になった日本。 ひたすら生活の快適性を追い求め合理的に、そして、利便性を追求してきました。 その一方で、それまで大切に育み、受...

霜月(しもつき)「茶」 黎明会書簡より

  霜月(しもつき) 11月は、お茶の世界では特別な意味をもつ。茶の湯では、11月になるとその年の初夏に摘んだ新茶を詰めた茶壷の口封を切り、葉茶を取り出し、直ちに茶臼で挽いて粉末にして茶を喫する。この行事を口切りの茶事と称して茶道の世界では極めて重要視されている。そして、この月の最初の亥の日に炉開きを行う。 この亥の日は、五行の中で水に相当するため部屋の中に炉を切り火を入れることに障りがないようにという願いが込められている。炉開きは、口切りの茶事と併せて茶人の新年と云われている由縁である。 戊戌 十月吉辰...

神無月(かんなづき) 「円相」

  神無月(かんなづき) 円相は、禅における書画のひとつで、悟りや真理、仏性、宇宙全体などを円形で象徴的に表現したものとされるが、その解釈は見る人に委ねられる。 この円相には、それを書く人の品性や霊格、心の持ちようまでが表される。 禅僧の高僧は、この円相に己のその時々の思いを象として表した。まさにその一瞬、一期一会である。本来、書とは、ただ単に文字を書くことにあらず。 その思いを表す、その意味において、この円相は、ただの円でありながら、書き手の思い、また、受け止め手の思いによって、大きく広がりのあるものであり、正に禅の悟りにも通ずるものである。 ...

お彼岸です 昔々からご先祖さまをお迎えしてました

  お盆 こんにちは。7月の黎明塾で「先祖のまつり」と題してお盆のことなどお話がありました。みなさまもご一緒に。お盆は旧暦七月十五日を中心とするもともとは祖霊をお祀りする日本古来の神道の行事です。お家のご先祖さまが精霊(しょうりょう)として帰ってくるのをお迎えし、手厚くもてなします。ところが、仏教を布教するため、日本古来の七月の祖霊祭に仏教の盂蘭盆会(うらぼんえ)を結びつけたために、現在では仏事であるかのように思われています。  先祖のまつり 日(ひ)の本(もと)に生(あ)れ出(い)でにし益人(ますひと)は 神...

長月(ながつき)「瑞」  黎明会書簡より

  長月(ながつき) 瑞穂の国とは日本書紀に書かれている日本の美称です。「瑞」とは天が示す吉祥を言い、黄金色に輝く稲穂がたわわに、普(あまね)くこの国に稔る様を天の瑞祥として、「豊芦原千五百秋瑞穂国」と名付けました。 ここには豊かに稔る稲穂が美しい国を祝福する意味が込められています。 また、我々のご先祖様の水に対する深い信仰心が古事記には「水穂国」として記されてたのです。このように我々のご先祖様はこの国に深い思いを持ちまた自然の恵みの中に生かされているということを「瑞穂国」「水穂国」として表したのです。 戊戌 七月吉辰 一般...

日本道、伝統の美学  黎明塾7月より

  日本道、伝統の美学 こんにちは。今日は、先日(7月22日(日))学びました黎明塾のお話から。 日本人は無宗教であるとよく言われます。確かに多くの日本人は外国人の様な絶対的な信仰心というものを持たない民族であることは間違いありません。しかし、それは既存の概念で宗教というものを捉えた場合のことであり、実は、日本人ほど本来の意味での本質的な宗教観を持った民族は世界中を見渡しても稀ではないかと思うのです。こう述べると奇異に感じられる方もたくさんおられるでしょうが、実は今回のテーマである「日本道」というものこそが日本人の...

文月(ふみづき)「星」

  文月(ふみづき) 「七夕」星祭りや会い星の異名の有る五節句の一つ。旧暦の七夕(七月七日の夕方はしちせきと呼ばれていました)は現在の八月なので夜空には満天の星が煌めき、琴座(ベガ)が織姫、蟹座(アルタイ)が彦星。この2つの星と白鳥座(デネブ)を結んだものが夏の大三角形と呼ばれます。七夕伝説では年に一度、この2つの星が天の川を渡り和合することになっていますが、まさに”星”の実時に秘められた意味こそ七夕(星祭り)に託されたメッセージが有るのです。 星とは日に生まれると書きます。私達が宿命を持って生まれた日の事を京中山...

「旦」 戊戌歳のはじめに

  戊戌歳 睦月(むつき)  「旦」はタン、あさ、あした、あける、あかるい等と読みがあります。文字の成り立ちとして良く謂われる「一」の上に「日」と書き、これは「一」を水平線や地平線を表し、そこから「日」が昇る様、いわゆる夜明けを表すのであさ、またはあけるとも呼ぶ・・・という説明は正確ではありません。文字の源初に近い「金文」には旦の下には「一」ではなく、■の様な形の上に日という形が重なっており、この■はおそらく、雲や山、若しくは闇を表すものと考えられ、この事で旦は遮るものから解き放たれた光を表す文字と受け止められると良いでしょう。今...

師走の「師」

   師走の「師」  「師」の字源は神に肉を供えて戦に勝利するの意であり、転じて勝利に導く人、そこから人に事物を教える人や、僧侶を「師」と称する様になりました。論語に「子曰 温故而知新 可以為師矣」とあり、孔子は古典や歴史にこそ学ぶべき師で有ると教えています。私達も伝統の大切さを知り、それが多く伝えられているこの国に生れた事を感謝したいと思います。 一般社団法人 和の道 黎明会 理事長 中山貴英 書簡より...
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