和の心 | 和の素敵 - Part 22
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和の心

和の心 お社は自然と人間の聖なる出会いの場

    お社(やしろ)といいますと、今は、神さまが鎮まる御社殿という意味でとらえていますが、古いことばの意味ですと、建物を建てる場所という意味であって、必ずしも建物ではないといいます。 これは歴史的に実証できることではないのですが、「万葉集」の歌など、いろいろなものから考証できるのです。 ですから、お祭りのときには簡単な建物を建てたりしますが、ふだんは聖なる場所として、例えば、注連縄(しめなわ)を張ったりして、中へ入ってはいけませんよ、というように、禁足地といいますか、そういうふうに囲っておく場所がお社であると理解されるといいのではないでしょうか。 社は、もと...

和の心 熊野那智大社の朝日宮司より

  熊野那智大社の朝日宮司とお会いしました。 朝日宮司がおっしゃってました。 「「ありがとうございます」というとても大切な言葉がいえない時代になっている。 だから、小学生のみなさんに「ありがとうございます」の大切さをお話してるのです。」 「本当は家庭や学校で教えていかなければならないことなのに。」見えるものはもちろん見えないものまでにも、古来より感謝の気持ち「ありがとうございます」と申していた日本人。 そこには、私一人で生きているのではなく、ありとあらゆるもののおかげで生かされていると感じられる素晴らしい思いがあるから。 今は、この素晴らしい思いはどこへいっ...

和の心 天地(あめつち)の中にみちたる草木まで 神のすがたと見つつ恐れよ

     天地のうちに自然に生育している草木に至るまで、すべては産霊(むすび)の神のお働きにより、そこに命を受けて存在し得えているのである。 素直にいえば、天地の自然物は産霊の神の表現であり、産霊の神がそこに現われていると見られる。自然の妙巧、それ自体が、神の姿そのものだと見てよい。 そのものを神と見るとき、自然物たる草木さへ奇しくも尊いものと見らるべきであろう。  又自然の姿そのものが人間の姿、心に対し、何らかの教訓を垂れているとさへ見られる。人間は自然から教しへられることが多い。 そこに自然に対する敬愛と慎みがある。自然に対する慎み、それが教訓としては、...

和の心 日本の神話2

    昨日の続きです。    古代ゲルマンの伝承を記録したグリム童話集で語られる森は、人間が入ってはならない森でありました。そこは人間を食い殺す「狼」がいると説かれていました。  日本でも「入らずの森」があり、人間が入ってはならない森があります。即ち、人間が入ってその森の木を伐ってはならないというのが「入らずの森」であって、神社の背後にこんもりと茂った森が、それです。  伐ってしまうと、そこから流れ出す水が絶え、その神社の周りに展開する集落における稲作のための水が涸れてしまうと説かれたのです。  本当的に伐ってははならない森というものがあったのです。人間を...

和の心 日本の神話1

   日本の神話ということについて考えてみたいと思います。  神話は、それぞれの民族にとって、何に心をときめかせたかという心の遺伝子がつまっているものだと考えます。  その民族も、神話を、子が親から聞き、その子が親となって自分の子に話し、その子がこれを心ときめかせつつ聞きます。  そういう営みが繰り返された結晶が神話であり、感動が幾世代にもわたって持続して今日に至ったものです。  そのような存在であるため、当核民族にとって「心の遺伝子がつまっている」といわざるを得ないと思います。  世界ではこれまで人間を大切にしてきました。また仏教は「生きとし生ける物」つまり、人間以...

「立春大吉」  左右対称ですね!

今日は立春  こんにちは。立春の日になると「立春大吉」と書かれたお札が貼ってるのを見かけたことはありませんか?立春大吉は厄除けのお札で、禅宗のお寺の習慣からきているものです。お札には、縦書きで立春大吉と書かれています。真ん中に線を引いてみてください。(イメージで)  立春大吉 左右対象ですね  4つの文字すべてが、左右対称になっていますね。表から見ても、裏から見ても、立春大吉と読むことが出来ます。立春は節分の次の日であることからなのでしょう。こんな話が伝えられています...

茶の道とは、日本人のアイデンティティー

    利休のつくり上げた茶の湯の世界は、浮き沈みもあり多くの変転を経てきた日本の歴史の中において、ほとんどそのままに生き延びてきました。 その精神や形態が五百年近くも存在し続けたという事実は、それらがいかに優れていて普遍性に富んでいるかの証左です。 まさに論駁(ろんぱく)を許さない文化の頂点に立つ教えであると同時に、心ある人であれば実践が可能な「道」になっています。 しかも、日本独自の文化であって、ほかの国には類らしきものもありません。 したがって、日本人としての自立性を主張したり強調したりするときにも極めて有用です。   日本文化のあらゆる...

和(なご)みの心を大切に

    近年「癒し」という言葉がブームですが、「癒し」とは本来、病気やケガを治すこと。 日本人には「癒し」よりも、「和み」のほうがぴんとくるはずです。   かつて日本は大和の国と呼ばれていました。 大いなる「和み」の国です。 和みの心とは許し合い、睦み合う心です。 私たちの先祖はこのような「合い」すなわち「愛」で互いに結ばれ、日々安心して暮らしていました。   こうした先祖の心性は、現代に生きる私たちにも脈々と受け継がれています。 もちろんみなさんの中にもあります。   しかし残念ながら、今の私たちはその心性が枯れ...

古(いにしえ)を稽(かんが)へて今を照らす 

(写真:「古事記編纂1300年(宮崎)関連 つれづれ つぶやき」さんのHPより)古(いにしえ)を稽(かんが)へて今を照らす こんにちは。日本の最初の歴史書といわれる書物「古事記」は西暦712年に編纂されました。およそ1300年前のことです。40代天武天皇が天皇家の系譜を記した「帝紀」と、朝廷の伝承を記した「旧辞」がありました。時とともに内容に手が加えられていき、史実と異なる記述が多くなってきました。これを正そうと思い、稗田阿礼(ひえだのあれ)に誦習(しょうしゅう)させたのが始まりといいます。天武天皇の死後、中断されましたが、43代元...

和のこころ  神話を持つということ

    日本人は、イザナギノミコトという男の神と、イザナミノミコトという女の神が協力してこの国土をお産みになったという神話を持つ。   「古事記」にあり「日本書紀」にもある。   このような神話をもつことそのものにも、国土を神がお産みになったものとして大切にする心情が潜んでいる。   こういう神話を誕生せしめた日本人の心情をじっくり考えてみる必要があるのではなかろうか。   われわれは、食事をする時「いただきます」と言う。 作法は仏式で合掌しているが、これは後世、つけ加わったものであって、このときの言葉は仏語...

和のこころ  日本人は国土を大切にしてきた

    日本人は世界的にみて国土を大切にする心情が強い。   ただし、これは現在の日本人はという意味ではなく、この列島に生活した過去からの総体としての日本人は国土を大切にするということであり、特に長く続いた農業時代の日本人が大切にし、今日に伝えたのが、日本の国土である。   世界を旅した人によってしばしばいわれることがあるが、海の幸、山の幸、野の幸、日本の食べ物は世界一おいしい。   おいしい食べ物を生みだす国土は、祖先たちの努力によって得られたものである。   海の幸を生みだす力も、山の木々の緑のよって得られ...

和のこころ

  和のこころ 産経新聞の千玄室さんと岡田准一さんの新春対談。その中の岡田さんの言葉より。   日本の心を表現できる人になりたいという思いがありました。お茶には「和敬清寂(わけいせいじゃく)」(主人と客が心なごやかにお互いを敬い、清らかで何事にも動じない心を持つこと)という言葉がありますが、そんな心のあり方というのは、日本の宝のような気がします。 昔の日本人というのは、相手を知って自分のことも深く知り、相手を敬いながら人間というものを、そして相手との関係を作っていきます。平和や心の成長ということも含めて、茶道を学べばそういう感性も学びとることができる気がするん...

神道 日本人のこころのいとなみ

   著:白山芳太郎   日本人は、世界的に見て国土を大切にする心情が強い。 ただし、これは現在の日本人という意味ではなく、この列島に生活した過去からの総体としての日本人は国土を大切にするということであり、特に長く続いた農業時代の日本人が大切にし、今日に伝えたのが、日本の国土である。   日本人は古来より国土、自然をとっても大切にしてましたね、 今は?   ...
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