読みもの | 和の素敵 - Part 2
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「法蓮房信空上人」 我がご先祖様のお話し

  ご本尊の蘇り こんにちは。12日に浄住寺ご本尊が皆さまのおかげで蘇ってお戻りになり、数日たっても嬉しくてしょうがない私です。 そのご本尊の修復中に胎内経が4巻、そして「南無阿弥陀仏」の六字名号が書かれた半紙が一枚。 その半紙には「本山黒谷三十六葉 薫誉寂仙」と書かれていました。 黒谷金戒光明寺の三十六世寂仙法主でした。 黄檗宗のご本尊の中から浄土宗の法主の書が? 法然さんと信空さん 「黒谷さん」と親しまれている金戒光明寺は、その昔、比叡山の西塔黒谷を下りられた法然上人が開かれました。 法然上人が綴られた「没後起請文」、つまり遺言状のなかに記されて...

匂い(ニオイ)と香り(カオリ)はもとは嗅覚に関する語ではなかった

(写真は香時計)  お香で心身を清めましょう こんにちは。先日12日に浄住寺のご本尊が蘇ってお戻りになられました。 多くの方にお集まりいただきお焼香をいただき、清涼なる中御霊もお戻りになられました。 みなさま本当にありがとうございました。さて、お焼香、お香の会を12月16日に「ひととせを京都御所のお香の会で締める」の名にて催しますので、お時間のある方は是非ともお遊びにお越しください。さて、先日もお香を焚きましたが、お香を焚くというのはそもそも仏教の作法の一つ。 香りを仏さまやご先祖さまに楽しんでいただく「お供え」の意味があります。 他に...

「娘へ」 白無垢 白と無垢 何よりも純真ですね。 

(絵:京都デザインファクトリー代表 成願義夫さん 2018.11.06)  無垢とは、けがれがなく純真なこと こんにちは。白無垢、何よりも何よりも大切でかけがえのないものではないでしょか。 白は清潔な印象を与え、始まりを感じさせ、汚してはいけないと思わせ、気分を一新、広さを感じさせます。 無垢とは、けがれがなく純真なこと、うぶなこと、また、そのさまを感じます。白ははたして何色にも染まることのできる無色なのでしょうか。 それとも何もないのではなく、すべてを持っている色かもしれませんね。 白い花嫁衣裳 白無垢(しろむく)とは、神前結婚式の場合に着...

禅とは何か  根本は「本来無一物」のこころ

  「ありがとう」と思うことが幸せ こんにちは。今、私がとっても気になる言葉が「オキシトシン」。 ご存知ですか? 脳内オキシトシンが病気を治し、幸せを呼ぶといわれています。 私がこの和の素敵を始めたのも本当の健康を求めて。 本当の健康とは「心」と「身体」がともに健康であること、健康とは私的に「幸せ」と思っています。 なので、日本の古からの八百万、あらゆる事や物に対して「ありがとう」と思えることが健康につながると思い、学び経験してきました。 でも、どこかでこの「ありがとう」の効果がエビデンスで立証できないかなと思っていた時ご縁をいただいた「オキシトシン」...

二十四節気「立冬」 冬の気配が感じられてくるころ

  今日は立冬 こんにちは。冬の気配が感じられるころですね。 暑さ厳しかった今年の夏でしたが、秋はあっという間、急に寒さを感じる今日このごろとなってきました。 今年の冬の寒さは如何なものでしょうか。これからの冷え込みによって紅葉の赤の色づきが変わるそうです。 キュッと冷え込んだときはとっても綺麗な紅葉となるそうです。 浄住寺でも17日から京都市の特別拝観が始まります。 お越しいただくみなさまに紅葉をお楽しみいただけるといいのですが、さて、いつごろ紅葉しますでしょうか。 冬といえば「雪」 日本には四季折々に美しいこと...

「様式美」 先人たちが残してくれた「型」

  『様式美』 最近、納骨堂のデザインのご依頼が増えて、鳳凰などの霊獣や天女など、実際には見ることができないモノを描く機会が増えました。先人達が『型』を残してくれたおかげで、私のような才能の無い者でも、型を学べば、誰もがそれと判るように描くとこができます。木で例えるなら、『型』は根と幹、そこに自分流にアレンジしした枝葉をつける。 これの繰り返しが伝統継承ということなのでしょう。 ...

「売茶翁」 江戸中期、京都文化の中心にいた畸人

  高遊外売茶翁顕彰会の川本喜美子さん こんにちは。私が今、会いたくてしょうがない人。 でももう亡くなってますので、学びたい人。 肥前佐賀が生んだ江戸時代の畸人(きじん)「売茶翁」。先日、思い立ったが吉日、佐賀へ行ってきました。 そして、高遊外売茶翁顕彰会の川本喜美子さんいお会いすることができました。 事前に連絡することなく飛び込みなのに、ご丁寧なおもてなしをいただきお話をいっぱい伺うことができました。その節は本当にありがとうございました。そこでいただきました、「売茶翁読本」。 その中から売茶翁のことたくさん学べます。 このお話...

八百万の神たちと 伝統と慣わしから学ぶ日本人の霊性

  伝統と慣わしから学ぶ日本人の霊性 こんにちは。今日は9月の黎明塾、中山さんのお話しです。 日本の伝統と習わし。 普段何気なく行っていることのなかにも色々と伝統と習わしがあります。 また、知ってるって聞かれて、知っているようでちゃんと知らないこともたくさん。 そんな伝統と習わしを改めて見直してみるのもいいですね。自然に守られ自然に感謝し自然そのものを神としてきました 戦後、驚異的な復興をとげ、世界に冠たる経済大国になった日本。 ひたすら生活の快適性を追い求め合理的に、そして、利便性を追求してきました。 その一方で、それまで大切に育み、受...

今日から11月「霜月」 「神楽月」ともいいます

  今日から「霜月」 早いものですね こんにちは。今日から11月「霜月」ですね。 今年の暑い暑い夏が今では思い出のように過ぎ、寒さが身にしみる季節となってきました。 だから「霜月」、字のごとく霜が降りるころです。10月は気候が良く、美味しいものがたくさんあり、楽しい感じがたくさん。 12月は師走でバタバタしてますが、クリスマスや正月を控え、この月も楽しそう。 11月は?なんかぱっとしない月のように感じてしまいますが、何か楽しいことを探してみましょう。 11月の異称「神楽月」 陰暦11月の異称はいかにも冬らしい呼び名。...

霜月(しもつき)「茶」 黎明会書簡より

  霜月(しもつき) 11月は、お茶の世界では特別な意味をもつ。茶の湯では、11月になるとその年の初夏に摘んだ新茶を詰めた茶壷の口封を切り、葉茶を取り出し、直ちに茶臼で挽いて粉末にして茶を喫する。この行事を口切りの茶事と称して茶道の世界では極めて重要視されている。そして、この月の最初の亥の日に炉開きを行う。 この亥の日は、五行の中で水に相当するため部屋の中に炉を切り火を入れることに障りがないようにという願いが込められている。炉開きは、口切りの茶事と併せて茶人の新年と云われている由縁である。 戊戌 十月吉辰...

飲茶の風をたどって 「飲茶法の変遷」美味であったお茶

  お茶を楽しもう こんにちは。今日も昨日に続いて栄西の「喫茶養生記」から、飲茶の変遷を。 茶のたて方、茶器のことなど昔はどうだったのでしょうね。現在のお茶の生産ですが、28年度の農林水産省の発表では、収穫後それぞれの産地で茶葉に加工され消費地において製茶にブレンドして販売されます。 荒茶段階では約1000億円の産業規模があるそうです。 おもな産地は一番が静岡県、そして鹿児島県、三重県と続き京都府は4番目、5番目に福岡県が続きます。 上位3県で全国の栽培面積の約7割を占めるそうです。 京都は少ないのですね、びっくり。お茶の種類としては、「...

飲茶の風をたどって 「飲茶のおこり」

  喫茶は身体を良くしてくれます こんにちは。お茶の花をご覧になったことありますか。 今、ちょうど可愛く咲いているころです。 中国の「桐君録(どうくんろく)」によると、「茶の花の形は梔子(くちなし)の花の如くで、その花の色は白い」とあります。 「茶経」にも「茶の樹の葉は梔子の葉に似ていて、その花の白いことは薔薇の如くである」とあります。宋の国からお茶の種を持ち帰ってきた栄西の「喫茶養生記」には、「茶は養生の仙薬であり、人の寿命を延ばす妙術を具えたものである。」と書かれています。 現代のようにエビデンスがあるわけではありませんが、茶の効能は長い経験か...

茶を喫することによっての養生の記「序」 栄西が録す

  栄西の「喫茶養生記」 こんにちは。臨済宗の開祖であり、建仁寺の開山でもある明菴栄西(みょうあん えいさい)(永治元年(1141)~健保3年(1215))は、廃れていた喫茶の習慣を日本に再び伝えました。 栄西が書いた「茶は養生の仙薬なり・・・」で始まる「喫茶養生記」は鎌倉時代の代表的な医書の一つです。 鎌倉幕府の3代将軍源実朝に献上したことで広く知られ日本で本格的に飲茶の習慣が普及しました。この「喫茶養生記」の最初に書かれている「茶は養生の仙薬であり」、とっても興味ひかれませんか。 鎌倉時代を代表する医書にはなんて書かれているのでしょうね。 それ...
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