和の徒然 | 和の素敵 - Part 10
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和の徒然

阿茶の局→徳川和子→御水尾天皇→隠元禅師→鉄牛禅師→葉室頼隆

  二つのお寺  偶然ですが、かねがねご依頼のあったお寺へ続けざまに行っていました。片や京都 西京区の葉室山浄住寺そして片や東京 江東区の龍徳山雲光院全く場所も宗派も違う二つの寺ですが、不思議な接点があるように思いました。浄住寺の縁起は平安時代9世紀に円仁(慈覚大師)の創建で常住寺と号していましたが、13世紀に公卿 葉室家の菩提寺として浄住寺と改められ今に至ります。江戸時代初期に葉室頼孝が黄檗宗萬福寺の創建に力を尽くした鉄牛禅師に帰依した事により黄檗宗の寺となり浄住寺...

万華鏡を知る~昔ながらのおもちゃ~

万華鏡を知る~昔ながらのおもちゃ~
万華鏡というと、どのようなものを思い浮かべますか?手に納まるぐらいの大きさで、筒の周りに綺麗な千代紙が巻きつけられているものではないでしょうか。実は万華鏡にも色々と種類があるのです。今回は各地の美術館や博物館、販売店をご紹介します。 仙台万華鏡美術館 まずは、東北の宮城県仙台市にある美術館です。秋保温泉郷近くに建っているため、秋保温泉の隠れた名所として、知る人ぞ知る美術館となっているようです。オープンは1999年の8月で、国内外の万華鏡が展示・販売されています。万華鏡の手作り教室が頻繁に開催されており、ネットショッピングでも万華鏡が買えるようになっています。 手に触れられる万華鏡...

和の食器で、より一層食事を楽しもう〜食器の部分名称&おまけ知識〜

和の食器で、より一層食事を楽しもう〜食器の部分名称&おまけ知識〜
 和の食器は非常に種類が多いのですが、どんな種類・形状であっても、面白いことに部分名称は同じように呼ばれているのです。代表的な部分名称をご紹介するとともに、和の食器を楽しむためのおまけ知識をご紹介したいと思います。  和の食器の部分名称を知ろう! お椀、お皿、お鉢・・・と様々な種類がある和の食器ですが、部分ごとの名称は共通しています。さっそく、みていきましょう!①見込み(みこみ) 器の内側全体のことを見込みと言います。特に、内側の底の中央を指すこともあります。②口縁(こうえん) 別名、口造りとも呼ばれています。器に口を...

「出山釈迦」ご存知ですか。

  「出山釈迦(しゅっせんしゃか)」  こんにちは。昨日の浄住寺、ご本尊の修復の時に一緒にお出ましいただいた「出山釈迦」 仏教の開祖、お釈迦さまは6年間の苦行を試みました。しかし、肉体をさいなむことの無益さをさとって山を出たといわれています。その様子を表現した像といわれています。6年間の苦行により、頬がこけたお顔。衣は自然の木で作られています。  苦行とは  お釈迦さまの苦行とは、6年間もどんなことされていたのでしょうね。 ...

二十四節気 「大寒」(だいかん)、そして二十日正月

今日は大寒、そして二十日正月  こんにちは。寒い寒い、やっぱり今日はとっても寒いですね。大寒で、二十日正月だから。お正月も今日でおしまい。むかしはお正月の祝い納めとして、仕事は休み、遊び楽しむ習わしがありました。新年、働きづめだった主婦が、この日は里帰りして休み風習もありました。正月の残りの魚の頭や骨を使って、団子や鍋料理をつくって正月を終えるので、「骨正月」とか「団子正月」とも呼ぶそうです。  大寒のこの日に「大寒の瞬間」があります。太陽黄経で300°になる...

日本三古湯をご存知ですか?温泉の歴史に触れてみましょう。

日本三古湯をご存知ですか?温泉の歴史に触れてみましょう。
日本には多くの温泉が存在します。環境省自然環境局によると平成28年3月末時点で日本には温泉地(温泉がある宿)が3084か所存在しているようです。今回は、その中でも最も古く歴史がある「日本三古湯」についてお話をします。 日本三古湯について 日本三古湯と言っても、実は説は二つあります。一つは「日本書紀」や「風土記」の記述に基づく愛媛県の「道後温泉」、兵庫県の「有馬温泉」、和歌山県の「白浜温泉」の三つで、一般的に三古湯が紹介される場合、この三古湯を指します。もう一つの説は『延喜式神名帳』に基づくもので、こちらでは愛媛県の「道後温泉」、兵庫県の「有馬温泉」、福島県の「いわき湯本温泉」の三つ...

浄住寺のご本尊 ご招魂抜き

  浄住寺のご本尊  浄住寺のご本尊、釈迦如来坐像。ご本堂の再興が1687年に葉室頼孝卿と鐵牛禅師、お二人により行われたといわれています。約330年、ご本堂にお座りのままのご本尊。この度、仏師、松久佳遊さんにお願いして、ご修復をさせていただくことになりました。 330年、こんな日を迎えられて感激です。 ご住職の招魂抜きの法要。  ご本尊と台座。今まで、申し訳ございませんでした。 ...

花見は日本の伝統行事。その由来を知っていますか?

花見は日本の伝統行事。その由来を知っていますか?
桜の開花宣言がされ始めると、春の訪れを感じます。桜を見るだけでなく、新入生や新社会人の歓迎会などでも、花見は恒例行事です。では、花見はいつから行楽行事になったのでしょう?日本の伝統行事とも言える花見が始まった由来を探ってみましょう。 花見はいつから行楽行事となったのか? 花見が始まったのは奈良時代からと言われています。現代の私たちは、花見といえば、「桜」ですが、当時は梅の花だったそうです。平安時代になり、梅の花ではなく、桜の花の下で、貴族が歌を詠んだり、宴を催したりするようになりました。この時代は、貴族の楽しみとなっており、まだ一般的な行楽行事ではありませんでした。一般庶民も行楽行...

節分の恵方巻の由来と方角の決め方を知ろう

節分の恵方巻の由来と方角の決め方を知ろう.docx
近年、お正月が明けるとコンビニやスーパーで恵方巻の宣伝が始まり、今やクリスマスケーキ商戦の次は節分の恵方巻と言っても過言ではないほど。今回は、いつから恵方巻がはじまったのか?そして、恵方巻の方角は誰が決めているのか?を探りましょう。  恵方巻の始まりは大阪から 恵方巻は大阪発祥だと言われています。諸説ありますが、大正時代に、大阪では節分の時期にお新香をまいた海苔巻きを食べ始めたのがきっかけだと言われています。その後、1930年代に、大阪鮓商組合が「節分の日に丸かぶり~この流行は古くから花柳界にもてはやされていました。恵方に向いて無言...

日本茶を楽しむ。~知っておきたい。日本茶の種類について~

日本茶を楽しむ。~知っておきたい。日本茶の種類について~
               最近はペットボトルのお茶でも様々な種類が販売されています。「煎茶」「玉露」「番茶」「かぶせ茶」「ほうじ茶」「玄米茶」…いざお茶を選ぶ時、悩む方も多いのでは?そこで、今回は意外と知らない日本茶の種類についてお話しましょう。 お茶の種類と作り方 多くのお茶の原材料は「チャノキ...

今日は小正月、女正月

  今日は小正月  こんにちは。新月を月はじまりとする旧暦では、毎月十五日は満月に当たります。一月十五日はその年の初めての満月の日。満月をめでたいものとする時代の名残りから、元旦を「大正月」というのに対し、十五日を「小正月」といってお祝いします。  小豆粥  小正月の朝は、小豆粥(あずきがゆ)をいただきます。小正月は、別名「女正月」ともいいます。正月の間忙しかった女性をいたわる日。小規模で家庭的なところも小正月の特徴。小豆粥を食べて一家の健康を祈願したり、餅花...

けん玉の魅力~昔ながらのおもちゃ~

けん玉の魅力~昔ながらのおもちゃ~
日本国内のけん玉の競技人口は約300万人と言われています。ここ数年は、既成概念にとらわれないスタイリッシュなけん玉のスタイルが海外でも人気となり、国外の競技者も100万人を超えているそうです。そんな、けん玉の魅力に迫ってみたいと思います。 けん玉の技 けん玉の魅力の一つは、その技の多さにあると言えます。3万種類以上あると言われているけん玉の技は、習得していく面白さに加え、新しい技を生み出していくことも出来る奥の深さがあります。けん玉の構造は、けん・糸・玉と大変単純ですが、それゆえに常に新しい技が生まれていると言っても過言ではないのです。恐らく、一生かけても知りつくせない魅力がそこに...

寒九の雨 春が近くまで

  「寒九も雨」  お正月がすこしづつ去っていきます。ぽたぽたと、やわらかい雨に流されていくように。 雨です。なんだかすこしぬくい雨。一月の五日めぐらいからを「寒(かん)」といいます。「寒」にはいって九日目を「寒九」と呼ぶそうです。その日に雨がふると、春が近いとか、豊年のきざしと、いいました。(本:「ひらがな暦」おーなり由子さん著より)  「寒九の水」  「寒九の水」という言葉もあります。 寒の入りをしてから九日目に...
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