和の徒然 | 和の素敵 - Part 9
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和の徒然

十月大歌舞伎 観劇ツアー☆  ときめき☆歌舞伎 第72回

  十月大歌舞伎 観劇ツアー☆ ときめき☆歌舞伎 第72回十月大歌舞伎をみなさんと一緒に観劇してきました~☆市川斎入さんと市川右團次さんの襲名披露公演です。おめでたい公演ですが、それよりも右近さんの大奮闘に、メロメロでした~♪   ◆ときめき☆歌舞伎塾  今回は、「市川右團次家」と、「雙生隅田川(ふたごすみだがわ)」について。 近年襲名披露のあった「中村芝翫」「松本幸四郎」に比べて歴史も短く、資料も少ないのですが実は、現代の歌舞伎に大...

「茶花」とは何か 茶道?花道? いつから使われてるの?

  野に咲く花に美がある こんにちは。野に咲く花に「雑草という名はない」と言われた昭和天皇。 それぞれの花には命と名があります。 忙しく過ごしている現代、道端の花に気づかず時が過ぎていきます。 でも、ちょっとだけだけでいいから、いつも通ってる道を見ていくと季節ごとの花が咲いているかも。 それも「咲いてますよ」って主張しないで、可憐に咲いています。 そんな命ある花を自分のために、茶室の床の間に。 なんて自分勝手なんでしょうか。 でも「ごめんなさい」「ありがとう」って思っているから、もともとそこにいたかのように、思いを込めて一番自然に。そんな「茶...

日本一美しい絵の具のこと、そして筆のお話し  松久佳遊さん「祈りの世界」より

  日本一美しい絵の具のこと 胡粉という絵の具があります。日本画の絵の具の中でも扱いにくいモノのひとつですね。もちろん胡粉にも種類がありますが、絵を描くにはなるべく良いものを選んでいます。胡粉の良さは、なんといってもその発色の美しさに他なりません。キメの細かさのせいなのか、輝くような美しさをもっています。他の絵の具に比べて拵え方も特殊です。日本画を習った方ならご存知と思いますが 膠を使う事は共通であるものの、胡粉は少々メンドくさい作りかたをします。1.乳鉢ですり潰す。 2.皿に取り濃い目の膠で練る。 3.しっか...

「十三夜」「後の月」「芋名月」 様々な表情を見せる月

(絵:「風流源氏つくだ」 歌川広重・三代豊国 )  「十三夜」「後の月」「芋名月」 こんにちは。10月に入るとますます空気が澄み、夜空も美しさを増してきます。 秋の月は吸い込まれそうに美しく、十五夜が終わってしまっても毎日お月見したくなるほどです。十五夜は旧暦8月15日に見えるほぼ満月のことですが、十三夜は旧暦9月13日に見える少し欠けた月のことです。 現在の暦では必ず10月13日に見えるというわけではなく、その年によって変わります。今年は10月21日の日曜日、楽しみですね。 十五夜に対して「後の月」ともいいます。  ...

自然治癒力 人間にもともと備わっている能力の一つ

  人間はもともと素晴らしい力を持っていた こんにちは。最近よく話に出てくるのですが、人間はもともと素晴らしい力を持っていたと思います。 きっとこの近代の世界に向かう過程で人間が作ったものに頼るようになり、自分の持っていた力を封印、いや無くしてきたのではないかと思います。 五感もその一つ、いや五つ。 きっと第六感という途方もない力もあったのでは、と思っています。 みなさんはどのように思われますか。 今日はその人間がもともと持っていた「自然治癒力」のことをHauʻoli Me Ka Mālieさんのお話しより。 自然治癒力 自然治癒力は人間にもともと備...

『模様』『紋様』『文様』の違い  成願義夫さんのお話し

  『模様』『紋様』『文様』について この違いを明確に説明できる方は少ないのではないでしょうか。和柄は日本のデザイン分野における様式美です。 様式美とは、洗練された手順や形式に存在する美しさのことをいいます。 主に伝統的な芸術分野で使われる言葉です。今回は、日本の様式美『和柄』の一般人がほとんど区別がつかない『文様』と『紋様』の違いについて、お話しいたします。「文様」には描く者によってその形が変化し、自由な表現方法を示すニュアンスがあります。 しかし「紋」は、例えば『家紋』のように、描き手が変わっても定型的な形となり得ることを指しています...

日本最古の茶園 栂尾「高山寺」 茶園に栄西禅師と明恵上人の息吹が

      高山寺で一服 茶の歴史を知る こんにちは。連休の中、やっと訪れることができました、高山寺。 先日の台風の影響で倒木がたくさん、石水院のみの拝観しかできなかったことは残念ですが、一時をお茶とともに素敵な時間をすごしました。少しでも早く倒木が片づけられ、秋の紅葉が映えますように。 実際には職人さんがまだまだ天災による現場が多く高山寺に手が回らないのが現実です。 明恵上人と栄西禅師と茶園 華厳宗の僧である明恵上人(1173-1232)は、臨済宗...

今日は体育の日 昔から健康のこと考えていたの?

(絵:「房事養生鑑」歌川国貞 人の構造図を描いたもの。体内を遊郭にたとえています)  いつの時代でも健康でありたいと願ってました こんにちは。今日は体育の日。 1964年の東京オリンピックの開会日であった10月10日を記念して1966年に国民の祝日に制定されました。 2000年に10月の第2月曜日に変更されます。 私は10月10日が体育の日のままであってほしかったな。さて、昔の人たちは体育、体を育むことだから健康のことでしょうか、健康についてどれほど考えていたのでしょうか。 現代はテレビをつければ必ず一日に一つといっていいぐらいの健康情報番組が...

今日は二十四節季の「寒露(かんろ)」 秋の深まり 釣瓶落とし

寒露のころ こんにちは。今日は二十四節季「寒露」、旧暦の9月15日。 七十二候では「鴻雁来る(こうがんきたる)」。寒露とは、露が冷たくかんじられてくるころのこと。 空気が澄み、夜空にさえざえと月が明るむ季節です。通り道から金木犀の強い香がしています。 金木犀を知らなかった頃は誰かが香水をまいているのかと思ったほど。 鴻雁来る ツバメが南へ行ってしまい、寂しくなったなと思う頃、ちょうど入れ替わりにやって来るお客さまが冬鳥。 遠くシベリアやカムチャッカから渡ってくる渡り鳥です。 冬鳥は美しい羽を持つものが多いのですが、繁殖期以外は地味な色をしています。 ...

「耳の秋」 虫のすだきに目がさえる夜 雑音?とんでもございません

 (絵:歌川広重「東都名所 道潅山虫聞之図」)  秋の虫、音色のお話し こんにちは。暑い夏が終わり、涼しくなると聞こえてきていた虫の声。 いつの間にか聞こえなくなってしまっいました。 音色がなくなりとっても寂しい、秋の夜長。 それでも月夜はまだまだ楽しませてくれます。 やっぱり日本人でよかった。さて今日は今朝の産経新聞に載っていた「産経抄」から秋の虫の音色のお話し。 こんな風に素敵な文章が書けたらいいな。 秋の夜の大合唱 わが家にはこの夏、2週間ほど居候の客がいた。 どこから来たのか、壁と棚の隙間を出入りしていたのは幼...

名月を愛でながらお茶を一服  名残りの茶事

(写真:十二世梅若万三郎筆「野中の草の露ならハ」 目片宗弘さんのご本「茶道具が語る年中行事」より)  名月を愛でながら一服 こんにちは。旧暦の神無月(十月)(11月8日が朔日)ともなると、さまざまに物思いの限りを尽くし、今は遥かに去った時々の思いが、落葉の始まった木々の間から変わらずに訪れる月の光に誘い出され、爽やかな月の光とともに「心づくしの秋」となって訪れます。今日は目片宗弘さんのご本「茶道具が語る年中行事」(取り合わせの知恵十二か月)から十月のおはなしを。 後の名月 ”木の間より もりくる月の 影見れば 心づくしの 秋はきにけり” 「古今和...

お茶は本当に素敵 どうしてこんなに美味しいの2 急須について

  たかが急須 されど急須 知らないことばかりの急須 こんにちは。先日も書きました素敵なご縁。 阪急百貨店B2で「日本の美意識 お茶を味わい、時を感じる」という祭事で「お茶の飲みべコーナー」をお客さまとお茶を楽しませていただきました。お茶の大好きな方がいっぱいいらっしゃいます。 でも、街の中にはスタバはじめコーヒーや紅茶のお店はたくさんありますが、日本茶で一服のお店は少ないですね。 日本茶で「ほっ!」とできるお店が増えればいいですね。先日は冷茶のお話しから、お茶を生成する過程の「蒸し」によって味の違いが大きく表れることを書きました。 今日は...

神無月(かんなづき) 「円相」

  神無月(かんなづき) 円相は、禅における書画のひとつで、悟りや真理、仏性、宇宙全体などを円形で象徴的に表現したものとされるが、その解釈は見る人に委ねられる。 この円相には、それを書く人の品性や霊格、心の持ちようまでが表される。 禅僧の高僧は、この円相に己のその時々の思いを象として表した。まさにその一瞬、一期一会である。本来、書とは、ただ単に文字を書くことにあらず。 その思いを表す、その意味において、この円相は、ただの円でありながら、書き手の思い、また、受け止め手の思いによって、大きく広がりのあるものであり、正に禅の悟りにも通ずるものである。 ...
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