今日は二十四節気の「秋分」 実りの秋、食欲の秋

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

 

スポンサードリンク

今日は「秋分」

こんにちは。

今日は秋分の日。

春分の日と同じく、昼と夜の時間がほとんど同じ日で、ご先祖さまを敬いお祈りする日。

秋分の日をはさんだ7日間が「秋の彼岸」で、この期間中にお墓参りをしてご先祖さまを供養します。

これはいくつかある仏教国の中でも、日本だけに見られる風習だそうです。

この頃は、収穫の時期。

どうか台風がきませんように。

そして、おはぎを食べる日、もうご存じのことですね。

 

 

七十二候

「雷乃声を収む(かみなりこえをおさむ)」初候 (9月22日~27日ごろ)

夕立に伴う雷が鳴らなくなるころです。

もくもくと天までのびた入道雲から鰯雲へと、秋の空が晴れ渡ります。

秋分の日に最も近い戊(つちのえ)の日を、秋の社日(しゃにち)といい秋社ともいいます(春分のころにも同様にあります)。

今年は9月18日、もう過ぎてしまいました。

春に山からやってきて、作物を実らせてくれた神さまが、秋に山に帰る日といわれています。

土地の産土神を祀る社へ豊作を祈り、そして豊作に感謝をしにお参りに行きます。

 

「蟄虫戸を坏す(すごもりのむしとをとざす)次候 (9月28日~10月2日ごろ)

虫が隠れて戸をふさぐころです。

土の中へ巣ごもりの支度をはじめます。

9月の入ると、夏の名残りの蒸し暑い日と秋の兆しを運ぶ凌ぎやすい日が、交互に訪れるようになります。

野や山には、酷暑を避けて身を潜めていた虫たちが再び盛んに活動を始めます。

秋の野花が可憐な花をつけ、騒がしくも美しい虫の音に満ち満ちた秋の訪れです。

虫の名前、いくつ言えますか?

 

「水始めて涸れる(みずはじめてかれる)」末候 (10月3日~7日ごろ)

田んぼから水を抜き、稲刈りにかかるころ。

たわわに実った稲穂の収穫の秋まっただなかです。

夏に花を咲かせたのち、実った穂が垂れ下がり、いよいよ稲刈りの時期が訪れます。

実りの早いものを早稲(わせ)、遅いものを晩稲(おくて)、その間のものを中稲(なかて)と呼ぶそうです。

また水田で育った稲は水稲(すいとう)、水を張らず畑で育てた稲は陸稲(おかぼ)といいます。

 

 

秋分のいろは

さて、なぜ秋を「あき」というのでしょうか?

 

HPで探してみると、「明き」「紅」「飽き」「稲の成熟するとき」という説があるようです。

でも、「紅(赤)」の元の意味は「明」だとも言われているので、「秋」の語源は「赤」で「明」の意味だ、ということになるんでしょうか。

また、一日千秋という言葉がありますが、どうして四季の中で「秋」なのでしょうね。

意味は「一日が千年のように長く思われること。ひじょうに待ち遠しいこと」ということ。

「秋」は音読みで「しゅう」ですが、訓読みでは「あき」のほかに「とき」というのもあります。

また、字義としても「たいせつなとき」という意味、「としつき、歳月」という意味もあります。

この秋という字は「禾」が稲の束を、「火」が収穫をあらわしています。

つまり収穫の季節ということですね。

農耕民にとっては、耕して種をまくことから収穫までが一年のサイクルですから、収穫の季節に1年が巡ったことを実感したのです。

そのことから、収穫の季節である「秋」が、歳月も意味するようになったわけです。

 

 

秋茄子は嫁に食わすな

 

また、「秋茄子は嫁に食わすな」っていいますよね、何ででしょうか。

これもHPで探ってみますと。

現代では、元々の意味が、はっきり分からなくなっており、これは「諺」の一種ですが、具体的にどういう場面で使うかは、この表現を、どう理解するかで違って来ると思います。

言葉の起源は、実際的な意味と、こういう表現ができた時代の食品学などの知識というか、理論に依拠していると思えます。

茄子は、食品として実際に食べる場合は、実は「秋が旬」です。

秋になると、茄子は十分に成熟し、種が小さくなり、果肉が締まり、肉が厚くなり、美味しくなります。

従って、秋が「旬」の植物が茄子です。

1)そこで、一つに、たいへん美味なものなので、嫁には食べさせないという姑の「嫁いびり」のような意味で使われるのだという説があります。

2)また、茄子は確かに身体を冷やす作用があり、それ故、旬でない夏に好まれるのですが、しかし、身重な嫁の身体には、冷えるのはよくないので、嫁には食べさせないという実際的な健康上の配慮からの言葉だという説もあります。

3)第三に、象徴的な意味で、秋茄子は、種子が小さくなっているので、子種がなくなる、という呪術的発想で、嫁には食べさせないという説があります。

1)は「嫁いびり」で、姑の意地悪ですが、2)だと、嫁の健康を心配しての親切心だと言え、3)だと、子種を心配した姑の配慮や思いやりの言葉だと言えます。

1)と2)3)では、反対に近い意味になりますが、両立しない訳ではありません。

「こういう美味なものは、嫁には食べさせてやらない……また身体が冷えると言うし、子種がなくなるというのもあり、私の意地悪という訳でもないのだ」というなら、矛盾しませんね。

どれがどれの根拠かは、明確でありませんが。

ところで、秋茄子以外にも、秋鯖や五月蕨も「嫁に食わすな」という諺があるようです。

秋鯖も、旬の魚でたいへん美味しいものです。五月蕨はよく知りませんが、蕨がこの時期、旬で非常に美味しいのかも知れません。
(参照:http://okwave.jp/qa/q287630.html

 

 

ありがとうございます。

このお彼岸のころによく見かける花といえば、彼岸花です。

別名を「曼殊沙華(まんじゅしゃげ)」といいます。

サンスクリット語で天界に咲く花という意味で、とてもおめでたい名前です。

まるで花火がパーンと打ち上がったような姿はその名にぴったりです。

でも逆に、「地獄花」「幽霊花」「死人(しびと)花」なんてぞっとするような呼び名もあります。

たしかに墓地で見かけることが多いので、ちょっと怖いイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。

実は彼岸花の球根には毒があり、土葬をしていた時代にお墓を虫や動物に荒らされないように植えられたそうです。

田畑の畦道にもよく咲いていますが、これも農作物を守るためだそうです。

どちらにしても、収穫の秋、美味しいものをいっぱい食べて楽しくまいりましょう。

 

今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

気持ちのいい秋、いっぱい楽しみましょうね。

(初版:2013.09.23 再編集)

 

参照

本:「くらしを楽しむ七十二候」著:広田千悦子さん

 

 

本:「日本の七十二候を楽しむ」著:有賀一広さん

 

 

 

参考
は物をとっても大切にしてたのにな!
作家・夏生一暁さんの編著『日々の歳時記 今日という日がわかる』
今宵は中秋の名月、お月見ですね
「夢の力」 叔父の教え2

 



  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

スポンサードリンク
Translate »