お猪口(おちょこ)の底に二重丸、どうして?

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先日、食事をしていてこのポスター。

よくありますよね、お猪口の底に青色の二重丸。

何でだと思いますか?

 

お猪口に描かれている青い二重丸の模様は「蛇の目(じゃのめ)」と呼ばれています。

覗きこむと模様がヘビの目に似ているということから、そのように呼ばれるようになったようです。

 

実は、この蛇の目はただの飾り模様ではなく、利き酒の際にお酒を判断する基準のひとつとなっているのです。

蛇の目は日本酒の光沢や透明度を確認するためのもの。

白い部分で「冴え」と呼ばれる透明度を計り、青い部分で日本酒の光沢を見極められます。

日本酒が少しでも濁っていると、白色と青色の境がぼやけて見えます。

つまり、蛇の目模様の青色と白色、その境界線で、お酒の色味を確認することができるのです。

定番となっているこの模様は、日本酒の利き酒を行うためのものだったのですね。

 

では、なぜ二重丸模様の色は赤色でも黄色でもなく、青色なのでしょうか?

ある説としては、日本酒本来の色との“補色”関係にあるということです。

本来、日本酒は透明よりも黄みがかった色をしているものが多く、この黄色を引き出たせるのに一番有効な色が、黄色の対になっている青色ということだそうです。

 

むかし遊郭では、白いおちょこの中の青色の二重丸は、少量で飲みやすく酔うようにという子供だましみたいな手法もあったようです。

現在では二重丸のほかに、スマイルやハートマークのものもあるようですね。

スマイルやハートマークで飲みたいです!
(文参考:飲食ZINE:http://inshokuzine.com/archives/875

 

では、なぜお猪口というのでしょうか。

さて、そもそもお猪口の定義とは何なのでしょうか。

まずは言葉の由来からみていきましょう。

お猪口とは「ちょく(猪口)」が転じたものだと言われています。

この「ちょく(猪口)」という言葉の由来には諸説ありますが、ちょっとしたものを表す「ちょく」や、飾り気がないことや安直を表す「ちょく(直)」と考えられています。

ちなみに猪の口に形が似ているからという説もありますが、漢字の「猪口」は当て字なので語源ではありません。
(文参考:KURAND:http://kurand.jp/blog/2014/07/10/ochoko/

 

日本酒を呑む際に使う「お猪口」。

たかがお猪口、されどお猪口。

普段使っている何気なく使っているお猪口もこういった由来を知っているとまた違った視点でお酒が楽しめるかもしれませんね。

 

やっぱり日本は楽しいですね。

今日もありがとうございます。

 



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