色の漢字には意味がある。その意味について

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色の漢字には意味がある。その意味について

色を表す漢字はたくさんありますが、カタカナ表記する色も多く、色を活字で見ると一瞬ピンとこないことがありませんか。

色の漢字にはそれぞれ意味があり、知っておくとさらに色の美しさも伝わりやすくなるかもしれません。
では色の漢字が持つ意味について、詳しく見ていきましょう。

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色という感じの意味について

時代のせいか、最近は手紙を書くことが少なくなっていますよね。
いざ漢字を書こうと思っても、思い出せない字が色々あります。
色の漢字もそのうちのひとつで、結局カタカナやひらがなで済ませてしまう場合もありますよね。

そもそも「色」という漢字ですが訓読みすると「いろ」、音読みは「ショク・シキ」と読むのは皆さんご存知ですよね。
色の意味は、感情が現れた顔の様子、ものの様子、おもむき、女性の美しい顔かたち、などがあります。

色という漢字で作る熟語はとても数が多いのであらゆる場面で見かける漢字のひとつです。赤や青といった色の名称ですが、由来は動物や植物の名前を使ったものも多く、すぐに漢字を見れば想像できるものがあります。

しかしそれとは異なり由来とは異なる色の漢字もありますので、漢字文化をもっと深く知るためにも少しだけ興味を持つと楽しくなりますね。

日本の伝統色の漢字について

色の漢字は白・黒・赤とシンプルに表記されるだけではありません。
青と言っても水色や紺など色の濃淡や種類によって、いくつも違う漢字がありますよね。

さらに日本には古来から伝統色があり、日本独自の和色として漢字表記しています。
伝統色の漢字を見ると日本の美をさらに実感しやすくなります。

そもそも日本の伝統色とは季節の色の移り変わりの中で「美」を作り出したもの。
生活のなかにも様々な色が日本文化に使われています。

とても繊細に違いを表現している伝統色はカタカナで示す色とはまた違った趣があります。日本古来から使用されている伝統色は文学、詩歌、染織物、絵画とも大切な関係があり、色の漢字からはとても風雅な美しさを感じることができます。

色の和名は450種類ほどあるといわれています。そのなかでも良く使われるいくつかを見ていきましょう。

藍色(あいいろ)

青のなかでも暗めの藍色は最古の染料として使われていた色です。
藍色という名前で呼ばれるようになったのは江戸時代以降から。
当時の絵師が藍色を使い、欧米では「ジャパンブルー」と呼ばれることもあります。

緋(あけ)

緋は赤色に若干黄色が加わった鮮やかな色で、平安時代から使用されてきました。
緋は多年草の茜の根を使って染料を作り今の時代でいうオーガニックなカラーです。
推古天皇以来は紫色に続く高位の色とされました。

小豆(あずき)

小豆色のシャツ、なんてたまに表現することがありますが、小豆色は茶色が入った赤紫色です。
江戸時代から色の漢字として使われるようになり、古代から祈願の色として生活の中でも取り入れられています。
お赤飯でお祝いするのはそのためです。

琥珀(こはく)

英語ではアンバーと呼ばれる色の漢字。
透明感がある黄褐色で琥珀石の色を表したものです。
琥珀色という表現は、よくウイスキーの色で使うことがありますよね。夏目漱石の「草枕」の中でも「琥珀色」を使って表現した一節があります。

 

そもそも漢字は中国の影響を受けたものが多いといわれていますが、色の漢字に関しては日本古来の植物が由来になったものがたくさんありますので、伝統色の漢字は立派な日本文化のひとつであるといえますよね。
ピンク、パープル、ブラックといったようなカタカナ表記では伝わらない、和の美しい色彩は漢字の方がしっくりくるのかもしれません。
これからは色の漢字を少しだけ意識して色彩の世界を楽しんでみませんか。

 

綺麗な漢字といえばあなたはどの字が浮かびますか?
漢字には日本の文化がいっぱい。漢字のお勉強 「日」



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