俳句を詠む時に意識しておきたいことは?

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俳句を詠む時に意識しておきたいことは?

俳句と聞くととても難しそうな印象を受けますが、最近は若い年齢層の人にもとても人気があり、俳句甲子園というイベントも開催されるほどです。
日本の伝統の一つ「俳句」を詠むときに意識すべき点について早速見ていきましょう。

俳句とはどんなもの?

俳句は高齢の人の楽しみといったイメージを持つ方が多いと思いますが、俳句は年齢層を問わずに楽しめるものです。
そもそも俳句とは世界で一番短い詩で、5・7・5の1行17文字で構成されています。

難しそうなイメージがありますが、学校の国語の時間に俳句を習ったことを覚えている人も多いでしょう。
シンプルな形に詩を置き換えるだけなので、誰にでも俳句は作れます。
とても短い詩は、日本人の生活リズムに合っている点が特徴で、自分を表現する手段としての魅力もあります。

俳句は基本の文字数で、さらにそのなかに季語を含むことが決まりです。
それぞれの季節を代表するもの、植物や食べ物、風景などを上手に短い詩に入れるのはとても興味深く感じるでしょう。

季語の使い方について

俳句に欠かせない季語ですが、まったくない俳句は無季俳句と呼ばれます。
また季語を二つ使う俳句は季重ね、もしくは季重なりと呼ばれるもの。
そもそも季語とは季節や月を示す時候、気象や天文に関するもの、川や山などの地理に関するもの、人の暮らし、行事、食べ物や動植物などがあります。

例えば春を表す季語として、初春・残雪・三月・入学など。
夏の季語は立夏・夏至・扇子・ひまわりなどがあります。
秋は残暑・稲妻・流星・芋煮会・月見、冬は大晦日・寒波・スキー・牡蠣など、それぞれの季節を代表する言葉が季語として俳句で詠まれています。

季語を理解すると日本の一年間の行事にも詳しくなるメリットがありますね。
どのような季語を使ったらいいか、困った時は歳時記を使って調べましょう。
勘違いしている言葉も多く、夏の季語だと思っていた西瓜(スイカ)が実は初秋の季語だったなんて意外な発見もありますよ。

有名な俳句を参考にしよう

俳句の有名な作品をいくつか見ていきましょう。
「秋深き 隣は何を する人ぞ」松尾芭蕉の俳句で、季語は秋深きが使われています。
日常生活で感じる季節の移り変わりでふと気になる隣人の様子が分かりますね。

「柿くえば 鐘が鳴るなり 法隆寺」正岡子規の俳句で季語は柿。
秋をイメージする食べ物と秋の夕焼け空が背景の法隆寺の様子が頭に想像できますね。
正岡子規は生涯で20万以上の俳句を詠んだといわれています。

「しずかさや 岩にしみ入る 蝉の声」松尾芭蕉の俳句で、夏の季語蝉が使われ、この句は松尾芭蕉が山形市の立石寺を参詣した際に詠んだものといわれています。
皆さんもご存知の奥の細道に収録されている俳句です。

俳句を始めるには何が必要?

俳句の初心者がまず必要なのは紙とペン、もしくは細い筆を使って書いてもよいでしょう。季語を調べる為の歳時記もあると便利ですが、ネットで検索すれば色々な季語が分かります。
俳句を始めるにあたり必要なものはこれだけ。

後はその日の出来事や、今の自分の気持ちなどを自由に書き綴っていけばいいのです。
あまり堅苦しく考えると、自分らしい発想ができなくなりますので、基本の5・7・5と季語を入れることをまず意識して一句詠んでみませんか。

毎日俳句を詠み、その日の日記代わりにしても楽しいですよね。
季節を感じる素敵な俳句を色々作って日本の伝統を知ってみましょう。

 

俳句は気楽に始めることが最も大切な点ですが、本格的に勉強したい人は俳句講座などを受講するのもよいでしょう。
サークルとして活動している人達もいますので、俳句を通じて新たな出会いがあるかもしれません。

 

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