七十二候、「朔風葉を払う」。

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七十二候「朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)」

 

ピュー、ピューと北風が強くなってきましたね。

秋から冬にかけて降ったりやんだりする「時雨(しぐれ)」に似て、しきりに降り注ぐ落ち葉を「落葉時雨(おちばしぐれ)」と呼ぶそうです。

明日から師走。

27日からの、七十二候「朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)」、北風が木の葉を散らす時季です。

 

朔風(さくふう)とは北風のことで、冷たい木枯らしが紅葉した木の葉を落としていく頃という意味です。

浄住寺も紅葉した木の葉が落ち始めています。

木の葉が落ち始めると、一段と寒さを感じて出かけるのが憂鬱になるのは私だけ?

 

 

火が恋しくなります

 

ピュー、と冷たい北風が強くなり、木々の木の葉を完全に吹き飛ばして、裸んぼうにしてしまいます。

枝と幹だけになった木々は寂しげですが、その代わりに葉が生い茂る季節には見えなかった景色が立ち現われて、空が広く見えるようになります。

近ごろは電気の暖房が多いけれど、やっぱり灯油ストーブや暖炉、七輪の中に見える火が恋しいです。

実際の温かさも火にはかないません。

 

冬の風の呼び名

 

さて、冬の風の呼び名をいくつ言えますか。

木枯らし(こがらし)  風速8m/s以上の北寄り(北から西北西)の風のことで、冬型の 気圧配置になったことを示す現象です。

空風(からかぜ)  雨も雪もともなわない激しい乾いた風のこと。 北下ろし(きたおろし)  北の山から吹き下ろす冷たい風。六甲下しのこと?

朔風(さくふう)  北から吹く風のこと。 吹雪(ふぶき)  降っている雪やつもった雪が強い風で空中に舞うこと。

(文:くらしを楽しむ七十二候・広田千悦子)

 

ありがとうございます。

 

北風と聞いて浮かぶのは、イソップ寓話の「北風と太陽」です。

旅人のコートを脱がせた方が勝ちと北風が太陽に持ち掛けます。

北風は冷たい風をピュ-、ピュート吹き飛ばそうとします。

しかし旅人はしっかりコートを合わせて脱げませんでした。

かわって太陽が燦々と暖かく照らすと、旅人は気持ちよさそうにコートを脱ぎました。

このお話は、乱暴に急いて結果を求めるより、優しく対応したほうが効果に結び付くという教訓として知られています。

そうですね。

12月に入ると、あわただしく結果を求めてしまいそうですが、北風にならずに太陽のように優しく過ごしていくようにしますね。

 

今日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。

この記事は2013年11月30日に書いたものを少し再編しました。

残り少なくなった今年を楽しく素敵に過ごしましょうね。

 

 



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