茶の湯の陰陽五行

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こんにちは。

 

利休が語った「茶禅一味」

ここには和のこころが詰まっています。

感じなければいけないこと、知らなければいけないこと・・・

まだまだ学ぶことばかりですね。

さて、今日は茶の湯の陰陽五行を少し。

 

炉の五行とは。

 

書院での台子の茶が、草庵の茶へと移行する過程で、茶室に炉が切られるようになります。

その後、炉の季節、風炉の季節が定まってきます。

風呂釜と同じく炉にも五行が備わっています。

炉の五行とは、炉縁の木、炭の火、炉壇の土、釜の金となかの水をいいます。

それゆえ、炉壇は土の塗り壁にするのが本来です。

炉や囲炉裏を開く日は、旧暦十月。

すなわち亥の月の亥の日がよいとされます。

「亥」は五行の水にあたるので、火をつかさどる炉に水の陰で対し、火の安全を願ったのでしょうね。

炉を開いて迎える十一月は、冬至のくる十一月を起点に子、丑、寅・・・と数えた旧暦では、年のはじめ。

茶家の正月をいわれるゆえんです。

 

水と火 陰と陽

 

土を焼いてつくり漆で仕上げた土風炉には、この二文字押切の灰形をつくったあと、底に火箸で三と描き、蒔灰をします。

三は八卦の坎(かん)の爻(こう)で、水を表すとされます。

蒔灰は目に涼しい雪の風情で、雪もとけては水となります。

火の陽に水の陰で対し、火を鎮めるのです。

さらに、初炭のおわりに、灰匙(はいさじ)で手前に月形を切ります。

月すなわち陰となります。

(本・写真:茶の湯と陰陽五行・淡交社)

 

 

ありがとうございます。

 

中国の戦国時代において、陰陽説と五行説と呼ばれる中国古代哲学が流行しました。

漢代に至って五行説は陰陽説と同化していきました。

生命の根源であり、宇宙の活力になるものを「気」といいます。

気は陰と陽からなります。

宇宙の万物は陰陽の二気によって形成されているため、自然界の秩序は保たれていると考えるのが陰陽説です。

この説は人間界も陰陽二気の変化に順応して、政治・道徳・日常生活の秩序も保持されているといわれています。

目の前の出来事、見えていることは陽かもしれません、でも、その裏側には必ず陰があるわけです。

今、思っていることも角度を変えて、裏側から見てみると全く違った事が見えるかもしれません。

その、まったく違った事も紐解いていくと同じ事へとつながっていくのでしょうね。

 

今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

これからも浄住寺ともども、宜しくお願いいたします。

 



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