「ひらがな」でよめば日本語のふしぎがわかるんですよ。

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ひらがなはいくつありますか?

 

はい、答えてください。

そう、46文字ですね。

では、なぜ、五十音というのでしょうか?

五十音を数えるとき、「ん」は、はいらないそうです。

初めて知りました。

この46文字のひらがなでよめば日本語のふしぎがわかるんですよ。

私の大好きな中西進さんの著書「ひらがなでよめばわかる日本語」「日本人の忘れもの」、ためになることがいっぱい書いてあります。

少しでもご紹介できたらと思います。

 

 

ことばを大切に

 

人間はことばで考え、ことばで表現するので、日本人とは何かを真剣に考えるとき、ことばが最も確実な手がかりとなります。

日本人は「あいまい(曖昧)」だ、とよく言われますよね。

この「あいまい」は中国語を借りたものです。

本来の日本人とは無縁のものでした。

もともと、「あいまい」という概念は日本人になかったのです。

今日、私たちは漢字とかなを交えてことばを書きます。

その時の漢字とは中国からの借りものですから、漢字で日本語を表現した瞬間に、もう日本人古来の考えからずれてしまいます。

なかには漢字のあて字というものまであって、まったく違う意味になってしまうものもあるのです。

反対に、かなで書けばことはすむのかというと、さきほどの「あいまい」のように、本来、漢語のものもあります。

 

 

漢字を取り払ってみましょう

 

そもそもの日本人の心を知るために、まず漢字を取り払ってみましょう。

「は」とは、歯でも「葉」でも「端」でもあるのですから、「漢字で書くと別だ」という考えを捨ててみましょう。

それが「やまとことば」です。

「やまとことば」とは学校で習った音と訓の訓がほぼ「やまとことば」です。

たとえば「化粧」、中国語として入ってきました。

やがて「やまとことば」の「けはひ(けはい)」ということばができました。

それではそれ以前はお化粧はしなかったのかというと「よそほふ(よそおう)」といいました。

「よそほう」には仮装のような要素がありますよね。

本来、お化粧という行為が魔除けだったことも、この語は含んでいます。

魔除けが美装になったうえで「やまとことば」が誕生するのです。

 

「は」と「葉」「歯」「端」は同じもの

 

こうしてみると、日本人本来の心がいかに豊だったかがよくわかります。

また、今日、自然科学的に認知されたことを、千年も前にやっていたこともわかって、びっくりします。

そして、近代ヨーロッパ人の考えを基準とする今日の思考と、はなはだしく違っている点にもきづきます。

たとえば「は」、「葉」「歯」「端」、今日ではそれぞれ別物です。

ところが、古代の日本人は同じものと考えていました。

非科学的だとは言わないでくださいね。

同じ立場や役割をもつものを一つの単語でよび、ものとして、形態が違っていても区別しない。

という考ええ方なのです。

分解したがる現代人ですが、とても大事な考え方ではないでしょうか。

 

ありがとうございます。

 

生前、叔父からいつも「ひらがなで考えてみなさい」と、言われていました。

祝詞まで、ひらがなで読んでいた叔父ですから。
(今でも分からないことばかりですが)

 

ところで、「あかさたなはまやらわ」の五十音図はいつできたのでしょうね。

漢字からひらがなはつくりましたが、最初から五十音図を考えながらつくったのでしょうか?

それと、「いろはにほへと」もだれが作ったのでしょうか?

まだまだ知らないことがいっぱいですね。

文字のない時代のやまとことば、大事にしたいです。

ふと感じたとき、素敵な夕焼けを見た時、言葉に出せない時がありませんか。

素敵なやまとことばであれば、いろいろな言葉があるのでしょうね。

これも学ばなければ。

 

今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

いつまでも学びですね。

(2013.12.05 再編集)

 



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