阿弥陀如来の役割・由来・見られる寺院・レプリカ通販可否まとめ

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誰もが引いたことのある「あみだくじ」の「あみだ」は阿弥陀如来に由来することをご存じですか?

また「南無阿弥陀仏」という念仏も一度は耳にされたことがあるでしょう。

私たちの生活に関係する阿弥陀如来について、詳しくお話ししたいと思います。

 

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阿弥陀如来の由来・役割

阿弥陀如来とは、仏教の世界の中で作られた想像上の仏様です。

釈迦如来のように実在した人がいたわけではありません。

いつどのように誕生し信仰が深まってきたかは詳らかになっていないのです。

ただ、阿弥陀如来に関する経典が北インドに多くみられることから、そのあたりで始まったのではないかと言われています。

阿弥陀如来は、もともとインドの王子であった法蔵菩薩という菩薩です。

その菩薩が人々を救うために、「四十八の大願(仏様が命あるもの、特に人間を救済したいという願いを成就させようという誓い)」を立てました。

そして長きに渡り修行を積み重ねた末、それらの大願を成就させて悟りを開き、如来になった姿が阿弥陀如来です。

こうして誕生した阿弥陀如来は「西方浄土の教主」とされています。

なかなか難しい言葉ですが、平たく言えば遥か遠く西の方にある理想郷に住んでおられる仏様ということです。

阿弥陀如来には別名があります。阿弥陀如来は、無限の命と無量の光明(仏様の身体から発せられる光)を持っていると言われ、「無量寿如来」や「無量光如来」とも呼ばれています。

この無限の命というのは、阿弥陀如来自身が永遠の命を携えているというわけではなく、過去・現在・未来を越えた全ての生きる命を仏様は見捨てずに救ってくださるということなのです。

また、無量の光明は阿弥陀如来が放つ十二の光の一つで、永久に無限の智慧(正しく物事を認識し、判断する能力)をもたらすとされています。

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阿弥陀如来の御神徳・ご利益

実は、阿弥陀如来は日本の半数近くの寺院でご本尊とされているのです。

私たちがこれまでお参りしていた寺院のどこかで、知らず知らずのうちに阿弥陀如来に手を合わせていたことがあるかもしれません。

阿弥陀如来が長きにわたって信仰されている理由は、その御神徳とご利益を知れば納得がいくかと思います。

釈迦如来の御神徳は悟りを開くことにありました。

しかし、悟りを開くというのはそうそう簡単に出来ることではありません。

修行に身を置かない人々、身分が低いとされてきた人々にとっては、釈迦如来は手の届かない存在であったのです。

そして、そのような救われない人々に手を差し伸べたのが阿弥陀如来なのです。

阿弥陀如来の教えは、「南無阿弥陀仏」と唱えれば誰でもが死んだ後に極楽浄土に行くことが出来るというものです。

苦行をせずとも、熱心にお参りに行かずとも、日々の生活の中で「南無阿弥陀仏」と唱えればいいのです。

これならば、立派な僧侶でなくても仏様のご利益を受けることが出来ます。

阿弥陀如来はどんな人でも、人を選ばずに受け入れてくれるということです。

このことは、他力本願とも呼ばれています。

今の時代、他力本願というとなんとなく人に頼ってばかりで叱咤されることの方が多いかもしれませんが、もともとの意味は全く違います。

自分の力を越えた仏様の慈悲のお力(他力)と、阿弥陀如来が一切の衆生(全ての人々)を救いたいという願い(本願)をもってして、みんなが極楽浄土へ行けますようにということなのです。

それまでは、特別な修行をしなければ救われないとされていた仏教ですが、阿弥陀如来の登場によって手の届く教えになったと言ってもいいかもしれません。

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阿弥陀如来の像容

あみだくじのお話を、もう少ししておきましょう。

あみだくじは、室町時代に作られた金銭を当てるくじが発祥と言われています。

当時のあみだくじは、今のように縦と横の線を引くのではなく、放射線状の円形でした。

この放射線は阿弥陀如来の光背(こうはい)に由来しています。

光背とは、如来の背後から刺す光(後光)を表現したものです。

阿弥陀如来の光背は48本の線で表されますが、これは、先ほど申し上げた「四十八の大願」に由来しているそうです。

全ての人に平等に救いの手を差し伸べる阿弥陀如来の御神徳と、くじの公平性がぴったりと合ったのだと思います。

阿弥陀如来も如来ですので、釈迦如来と同じように頭頂部は盛り上がり、髪はくるくると巻かれ(螺髪)、装飾品を身に着けない姿であるといった特徴を持っています。

釈迦如来とどこが違うかと言うと、印相(手の組み方)で見分けることが出来ます。

阿弥陀如来の印には数種類あり、代表的な9つの印相を「九品印」と呼んでいます。

そのどれもが、親指と人差し指(または中指、薬指)で輪を作るものです。

分かりやすく言うと、「オッケー」というサインを作る時の指の形です。

 

阿弥陀如来が見られる有名寺院

阿弥陀如来の有名な寺院と言えば、神奈川県高徳院の阿弥陀如来坐像です。

そう言われてもピンとこない方でも「鎌倉大仏」と言えば、お姿が目に浮かぶと思います。

また、世界遺産である岩手県の中尊寺金色堂には木造の阿弥陀如来坐像があります。

阿弥陀如来像は京都にたくさんあります。

10円玉で有名な京都の平等院鳳凰堂にも木造の阿弥陀如来坐像が、徒然草に出てくる仁和寺には、お寺の創設当時からの本尊として阿弥陀三尊像が安置されています。

親鸞聖人が生まれたとされている法界寺の阿弥陀如来坐像、大原の三千院にある阿弥陀如来坐像も有名です。

また、永観堂にある阿弥陀如来像は通称「みかえり阿弥陀」と呼ばれ、遅れをとったものを待つ阿弥陀如来の慈悲深い心が表現され、大変人気があります。

運慶・快慶の作品だと、静岡県の願成就院にある阿弥陀如来坐像(運慶作)や兵庫県の浄土寺にある阿弥陀如来立像(快慶作)などがあります。

よく仏像を勉強されている方はお気づきになるかもしれませんが、阿弥陀如来像は奈良県にはあまりないのです。

なんとなくのイメージで京都と奈良にはどんな仏像でもたくさんありそうだと思っていたかもしれません。

しかし、その信仰が流行った時代によって仏像のある場所も違ってきます。

阿弥陀如来の教えは平安時代以降に広まったため、京都を中心に多く残されているのです。

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阿弥陀如来のレプリカ像を手元に置いておくことは出来るのか

阿弥陀如来は日本の半数以上が本尊としているだけあって、たくさんのレプリカ像が販売されています。

また、戌年・亥年の守護本尊とされているため手元に置いておきたい方も多いのではないでしょうか。

「阿弥陀如来像」で探してみると、Amazonでは800件近くあり、仏像 守り本尊【阿弥陀如来】レリーフ型 干支お守り本尊 戌年・亥年 【いぬ・いのしし】 柘植製【ツゲ】 縦サイズ約9cmという商品が、税抜き2,600円で販売されています。

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イスムショップでは、人気の高いみかえり阿弥陀如来像が購入できます。大きさも、高さ約19センチと手ごろです。

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阿弥陀如来像は種類が多いので、立像か坐像かでも迷うところです。

また光背のデザインでも印象が変わってきます。

蓮の形にまとめられたものがいいのか、四十八の大願を表した放射線状のものがいいのか、お好みの阿弥陀如来像を探すのも楽しいものですよ。

 

まとめ

実は、私たちが得意な事柄を形容するときに使う「十八番」という言葉も、阿弥陀如来からきています。

そう考えると、阿弥陀如来に親近感が沸いてくる気がします。

仏様はとても特別な存在ではありますが、その垣根を低くして下さった阿弥陀如来を身近に感じて頂けたらなと思います。

 



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