「大変!ご本像の中から・・・」 最近の一番びっくりしたこと①

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最近のビックリしたこと

 

こんにちは。

1月19日に書きました「浄住寺のご本尊 ご招魂抜き」のご本尊。

松久宗琳佛所に修復のためにお預けしました。

 

2月17日のこと、松久さんより連絡があり、「すごいのが出てきました。来れませんか?」

LINEで送られてきた動画と写真にびっくり。

ご本像、本体には南無阿弥陀仏と書いた紙がいっぱい。

そして、ご本尊の底を開けると・・・。

 

なんと、納入品、巻物を含めて5点もあるではないですか。

 

以下、松久佳遊さんのブログより、ご紹介

 

ご本尊と巻物

 

お修理のためにお預かりしていた仏さま。

 

いよいよ取り掛かるのに、中から音かすることから底板を外す作業を始めました。

 

 

漆を塗った底面をめくってびっくり。

一面に、南無阿弥陀と墨書きされています。

それが幾重にも重なっているのです。

 

これはあやしい。

 

どうやら全身南無阿弥陀と書いた紙に包まれてから漆が塗られいたようです。

こういうのは、見たことない。

 

紙には柿渋が塗られた感じです。

湿気が入らないようにしたのでしょうか?

 

ますますあやしい。

 

像高60センチ程の座像なので、たいてい中は空洞です。

底板がぴっちりはめ込んであります。

 

うーん。

これは何かありそう、な気がする。

 

 

出てきたんです!

 

胎内に納入品が入れられていたんです!

 

由緒あるお寺ですが江戸時代の仏像なので

歴史的な評価は決して高くはありません。

 

とはいえ創建は平安時代であり、350年程前に現在の寺のありよう(当ブログ”二つの寺”でふれています)になりました。

 

本尊は当時から表面的な修理のみに済まされていたんですね。

 

トリハダもの

 

中に入っているのを確認した時はもう、トリハダものです。

 

おー!!!

慌ててお寺や関係者の方に連絡したりと大騒ぎです。

 

中には大小の巻物が四つと、なにやら怪しげな包みがひとつ。

 

勝手に開ける訳にはいかないので、関係の方を待つことに。

 

で、いよいよです。

 

仏像の専門の大学教授に来訪いただき、お寺のご住職にそろそろと巻物の紐を解いてもらいます。

 

なにが書かれてたか?

次回つづきます。

 

「南無・・・」とは?

 

どの宗派のお経にも出てくる「南無」には、一体どのような意味があるのでしょう。

「南無」とは、梵語のnamasからきており、「身命を捧げて服従し、おすがりします。」という意味を持ちます。

それでは、南無阿弥陀仏、南無妙法蓬華経、南無太師遍照金剛、南無釈迦牟尼仏、南無・・・等という時の「南無」も同じ意味なのでしょうか。

 

自分が苦しみ、つらい時の「南無」には「おすがりします・助けてください」という帰念の意味を持ちます。

楽しい時、嬉しい時の「南無」には「ありがとうございます・あなたのおかげです」といった感謝の意味を持つと考えます。

つまり、この世界のすべてをお創りになられ、生きる上での試練もありますが、喜びも与えてくださる仏さまに捧げる感謝の祈りの言葉であると考えられます。

ですから、宗派宗派の経文の前に「南無」という言葉があるのは、ご本尊である仏さまを「絶対に信じます」ということです。

「ご本尊である仏さまへの感謝と祈りの心」さらには「あなたを信じます。決して疑うことなどありません」といった私たち自身への厳しい呼びかけでもあるのです。

 

ありがとうございます。

 

そう、次回続きます。

巻物四つには何が書かれているのでしょうか。

その正体は?

また、怪しげな包みの中は?

 

浄住寺にはまだまだ知らないことがありそうです。

一緒にお預けした地蔵菩薩にも胎内になにかあるみたいです。

こうご期待を。

 

今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

 

 



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