出山釈迦とお地蔵さん  最近一番びっくりしたこと③

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出山釈迦とお地蔵さん

浄住寺の釈迦牟尼像のお話の続きなのですが、お預かりした仏像は実はあと二体あります。

本尊 釈迦牟尼像のお厨子が安置されてた須弥壇上には
脇の隠れたスペースに無造作に片付けられた仏さまが二体ありました。

ずいぶん痛んでるようです。

この際なので、片付けも兼ねて全て須弥壇から降ろしたところ
これまた珍しい仏さま、そしてお地蔵さまがおられたんです。

 

 

珍しいというのは、本尊よりも小ぶりのお釈迦さまの事なんです。

いわゆる出山の釈迦と言われるカタチです。

修行し痩せてぼろぼろの衣を纏った姿なのです。

あまり彫刻では見かけませんね。

おそらく本尊と同じ頃の作と思われます。

 

 

 

 

 

 

私が気になっていたのは、もう一体のお地蔵さま。

ぱっと見は平安時代の様相です。

ずいぶんと痛んで彩色もわからないくらい汚れていますが、よく見ると截金らしき文様もうかがえます。

仏所に持ち帰ったところ仏師の皆の見解も平安時代後期かなと。

11~12世紀ごろね。

同志社大学の井上先生も平安時代後期とおっしゃったのでこれはいよいよ間違いないかと。

両手、両足先が無いのと持物が無いなどの他多少の欠損はあるもののなんともスッとしたかわいいお地蔵さまです。

時代の古さもさることながら将来的には文化財となるかもしれないとの見立てです。

ほーほー!

なんだか皆ちょっとした興奮状態。

だって800年以上前の仏さまなんですもん!

これまた続きまーす。

 

ありがとうございます。

親しみをこめて「お地蔵さま」や「お地蔵さん」と呼ばれていいますが、正式にはインド生まれの 地蔵菩薩 です。

サンスクリット語(インドの古典言語)でクシティ・ガルバというそうです。

クシティは「大地」、ガルバは「胎内」などの意味があり「大地の母胎」を意味し漢字に意訳して 地蔵 と言われているそうです。

地蔵菩薩は仏教の信仰対象であり、状況によって色々なものに姿を変え、多方面で目覚ましい力を発揮して人々の苦悩を大慈悲の心で包み込み救ってくださると言われています。

妊婦の安産を守護すると言う「子安地蔵」

災難にあった人の苦しみを身代わりになって引き受けてくれる「身代わり地蔵」

集落や村の境界や道の辻を守る「道祖神」としても知られています。

人々を見守るだけでなく、悲しみを救済することもお地蔵さんの役目の一つです。
(参考:牧之原石材公式ホームページより

 

浄住寺の仏さまが、少しづつですがお綺麗になっていかれます。

先ずは、仏さまに喜んでいただけたら、その後に私達にも嬉しいことが起こるかもしれませんね。

 

今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

ご本尊さま、仏さま、いつもありがとうございます。

松久佳遊さん、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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