大気はひとつだけ、地球はひとつだけ 本「残された時間」より

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残された時間

こんにちは。

本日、73回目の終戦記念日を迎えました。

先の大戦で犠牲となられたわが国ならびに全ての国の英霊に対し、謹んで哀悼の意を捧げます。

そして、戦争など行われませんように。

しかし、世界中ではまだまだ争いが絶えません。

どうして人は争うことを終えられないのでしょうか。

宗教的な争い、自我の争い、本当に醜いことです。

この世の中、大きな流れが変わろうとしている今、争いごとがなくなりますことを心より祈ります。

そして、現在、争いと同じように、多くの方を犠牲にしてしまう、自然の驚異・猛威。

この自然の驚異の原因を地球規模で自覚して、これからの子供たちのために持続可能な生活を送らなければならないときに来ているのではないでしょうか。

その原因の「自然破壊」に注目しなくては。

ここからのお話は、2009年に山本良一(東大教授で環境効率フォーラム会長)先生が書かれた本「残された時間---温暖化地獄は回避できるのか?」からです。

 

大気はひとつだけ、地球はひとつだけ

気候を変化させる要因は多数あるが、過去50年間の地球温暖化の原因が人為起源の温室効果ガスであることは科学的にほぼ証明されている。

人為起源地球温暖化論に関する長年の論争については、前著でも論じているので、本書ではこの問題については深く立ち入らない。

詳しくは、「さらに進む地球温暖化」(住明正著・ウェッジ選書、2007年)、「地球温暖化の予測は「正しい」か?」(江守正多著・化学同人、2008年)「地球温暖化―ほぼすべての質問に答えます!」(明日香壽川著・岩波ブックレット、2009年)などの優れた解説を参照にしていただきたい。

地球の表面温度は自然のゆらぎのせいで単調には増大していないものの、地球の平均海面水位はほぼ単調に増加して、地球温暖化を示すよい指標となっている。

懐疑論よりもはるかにすさまじい、うむを言わさぬ温暖化の兆候が、全世界で観測されるようになっている。

たとえば、ジェームズ・バローグ著の「とけてゆく地球―氷河が伝える温暖化の真実」(日経ナショナルジオグラフィック社、2009年)に掲載されている、融けつつある世界の氷河の写真は圧巻である。

解説によれば、この本の著者はかつて地球温暖化に懐疑的だったが、2005年に取材でアイスランドを訪れ、途方もない量の氷が恐るべき速さで融けている事実を目の当たりにして、認識を改めたとされる。

2006年のナショナルジオグラフィック誌の取材をきっかけに、世界各地の氷河や氷床を観測する「エクストリーム・アイス・サーベイ」を開始して、ホームページ(http://www.extremeicesurvey.org/)でそれを公開している。

最近読んだ本のなかからもう一冊紹介しよう。

フレッド・ビアス著「地球最後の世代―自然が人類に報復しはじめた」(小林由香利訳・NHK出版、2009年)である。

この本では、気候科学の最前線がジャーナリストの眼で詳しく紹介されている。

この本の最後には次のように述べられている。

「人類はまだ、しかるべき行動を起こす気配がない。技術が相変わらず日進月歩で、経済学はとっつきやすくなっているが、問題は政治だ。この期に及んでも、人類は宇宙船地球号を正しい針路に戻す力があると、私は信じている。だが、残された時間は少ない、船はすでに制御がきかなくなりかけている。私たちは舵を握るチャンスさえ失ってしまうだろう。(中略)
過去には、私たちは何かまちがったことをして環境を破壊しても、枕を手にしてどこかよそに行くことができた。移住はつねに人類最大の生き残り戦略だった。今ではもうほかに行くところがない。新しいフロンティアは存在しない。大気はひとつだけ、地球はひとつだけだ。」

このような見方に筆者も同感だが、これは前置きとして、ではどのように解決するかというトータルソルーションを、私たちは論じなければならない。

 

Ilulissat Isfjord,Greenland, 24 August 2007. Icebergs that have rolled over and been scalloped by waves metamorphose into fantastic shapes.

 

ありがとうございます。

みなさんは、この話をどのように感じられるのでしょうか。

この夏の40℃、猛暑ではなく酷暑ですよ。

温暖な日本が今では亜熱帯の日本。

この現実を突きつけられても、「どうしたんだろう日本」ぐらいのことでしょうか。

これらの現実問題を解決するいくつかの手段は専門家の人たちが提案していることにお任せするとして、一番大切なことは何かということです。

何か?

それは人間そのものの問題と思います。

私さえよければそれでいいという我欲。

人間は本来、自然の一つです。

自然とは循環していくことです。

循環するとは必要最低限のこと以外しないということ。

思いやること。

何処へ行ってしまったのでしょうね、本来の人間は。

人間はこの地球を救うために考える力をいただいたのに。

 

今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございまいた。

本当に大変な時にきてますよ、それぞれが自覚していかなければならない時です。

 



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