「酢」 日本の食と健康を支えてきた抗菌力 夏の疲れをとります

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夏バテには「お酢」

こんにちは。
いつまでも暑いですね。
夏の疲れもかなりたまっているのではないでしょうか。
疲れをとるために鰻を食べたり、食生活にも気を使いますよね。
そんな疲れをとるためには日本人が古くから食してきた「お酢」はいかがでしょうか。
今日は瀬戸内和美さんのご本「日本の知恵ぐすりを暮らしに」から「お酢」のお話しです。

 

体は素直

暑さがつづいて食欲がない日や、疲れが溜まっていると感じた日には、酸味の効いた料理を食べたくなるものです。
これは、私たちの体が、今の体調に必要な食材や栄養素をわかっている何よりの証拠。
日本料理における酸味の代表ともいえる「酢」には、食欲を増し、疲れを取り去る薬効があるのです。

私たちはご飯やパンなどの炭水化物(糖質)を食べ、体内で8種類の酸に変化させてエネルギーをつくりだしています。
しかい、完全に変化させることができなかった糖質は、酸性物質となて体内に残り、疲れやだるさを引き起こします。
この疲労の源である酸性物質を8種類の酸へと再度変え、疲れをなかったことにしてくれるのがクエン酸です。

お酢にはもともとクエン酸も含まれているうえに、酸味のもとである酢酸といった有機酸類も体の中でクエン酸へと変化します。
お酢のすっぱさは、味覚だけでなく、体の中までもさっぱりさせてくれるのです。
疲れを感じたら、お酢を飲んだり、酢を使った料理を食べた方が、マッサージに行くよりもよほど効果があるでしょう。

 


(写真:「たびらい 鹿児島発!」)

 

お酢には抗菌性もあります

また、酢といえば種々の酸がもつ確かな抗菌性を忘れてはいけません。
生魚を酢締めにしたり、残ったご飯に酢を混ぜて保存したりするのは、食中毒を防ぐための知恵。
水虫の治療や、フケの予防などにも活躍してきました。

紀元前5千年前までさかのぼるというお酢の歴史は、調味料というよりも薬として人々を助けてきた逸話に彩られています。
伝承によると、日本では3世紀後半酒とともにつくられるようになり、調味料として庶民にも浸透したのは江戸時代に入ってから。
私たちの主食である米を原料とした「米酢」や「玄米酢」が日本中に広がりました。

お酢の薬効をいただくならば、その製造法まで確認する必要があります。
大量生産され、安く手に入る「アルコール酢」には、肝心の薬効があまり含まれていません。
氷酢酸(ひょうさくさん)と呼ばれる物質を水で薄め、化学調味料で味つけした「合成酢」も同様。
こちらも手頃な値段であるものの、栄養的には注目するものが含まれていません。
米酢や玄米酢ならば、原料表示欄に「アルコール」の記載がないものを選びましょう。

 

薬効をいただくには

酢卵・・・慢性疲労
酢大豆・・・疲労・肌荒れ
酢の足湯・・・水虫
米酢・・・フケ
酢茶・・・下痢
リンゴ酢・・・夏バテ
小麦粉と酢のシップ・・・ねんざ・打ち身
酢タマネギ・・・白髪
そば粉の酢練り・・・トゲ

 

 

ありがとうございます。

日本の食べ物、「和食」。
世界からも和食ブームとなっていますが、日本では和食の素晴らしさをどれだけ理解しているのでしょうか。
もちろん美味し物、食べたいものを食べて楽しい時間を持つことはいいことです。
それだけに楽しい時間で終わらせるだけでなく、体にもいい時間にしたいですね。

どこの国の食事でも、その国、その土地で作られた風土に合った食べ物を食してきていると思います。
何千年の歴史を持っています。
そんな食べ物を改めて見直すこともいいですね。
和の素敵で久しぶりの「食」についての記事です。
これからもいろいろな食をレポートしていきますね。

 

今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
食べるとは「人」を「良」くすると書きます、「人」に悪いものが多い現代、考えなければ。

 


本「日本の知恵ぐすりを暮らしに」
著:瀬戸内和美さん

 

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