「テキスタイル」  染め織り 渡邊紗彌加さん

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

 

 

スポンサードリンク

A HANDWEAVER’S PATTERN BOOKからGothic Cross Ⅱ

著者Marguerite Porter Davison  1887-1953

 

テキスタイル四枚綜絖の本

基本となる織物 平織りは
最小組織 経緯一本づつの浮き沈み
糸が太めのものであれば
綜絖枠二枚で事足ります。
そこから枠を二枚増やしただけの四枚で
こんなにもバリエーション豊かな柄を織り出すことが出来る。
日本にも地紋織はありますが
普通の高機で織れるものは
私が知る限り殆どありません。

 

百年以上も昔に
アメリカに住む一人の女性が考えた
ホームスパンの為の数え切れないほどのパターンは
純日本文化である着物や帯に取り入れられる程
画一的では無いのです。
作品にテキスタイルのパターンを取り入れること
洋ではあるけれど
自身の中でGoサインが出れば
なんでもします。

 

因みにトラッドスタイルが好きです。
ブルーグレーのヘリンボーン
斜紋織に小洒落た縞のスリーピース
ダークブラウンとモスグリーンのサーキュラースカート
ウイングチップ メダリオンの革靴
小さい頃からファッション、コーディネートが好きで
小学校の卒業文集には
将来の夢「デザイナーorピアニスト」
アンティーク、ヴィンテージ、レトロに出逢ったのは
二十代に入ってからですが
フラッパー、スタンダード・エレガント
ピエール・カルダンのコスモルックまで
1900~1960年代にかけて特に感じる
生地、素材の良さ
縫製の堅実さ
生地をふんだんに使うパターンの妙
ため息が出るほど美しいプリーツに
エレガントなシルエット
テキスタイルのデザインも本当に可愛くて。

 

今時のお店で売っているものより
格段に安価に、質の良いウール100%、シルク100%
そして今とは違う「絹のような」理念の元にそもそも創られた
化学繊維 レーヨン等と出逢い
纏うものとしての生地の良し悪しや配色、デザインの冴え
ハイブランド創始者の心意気など
ジャンルは違いますが
ささやかながら勉強してきました。

染織の世界は、或る意味職人の世界。
慎ましい装いが暗黙の了解。
周囲の目を気にして
勿論気分的なこともありますが
今や着物以外はまっくろくろすけ カラス族の洋服が殆どで
何年も封印して 遠のいている世界だけれど
自身の中から生まれるデザインが
純粋培養の「和」だけで無いことは確かです。
勿論、江戸、明治期の縞や絣からの影響が一番大きくて
私の中の大切な原点ではありますが
時にはそんな要素も見え隠れ。。

 

朱泥
伊藤雅風氏の茶壷
並べて入蘆花さんの豆茶壷
山本亮平氏の茶杯と
豊増一雄氏の茶杯、茶托
YDSさんの茶盤 浅喜製

茶壷で味わいを飲み比べ。
口角がふわっとします。

 



SNSでもご購読できます。

スポンサードリンク
Translate »