『模様』『紋様』『文様』について 成願義夫さんのお話し

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『模様』『紋様』『文様』について

『模様』『紋様』『文様』について、この違いを明確に意識している方は少ないのではないでしょうか。

和柄は日本の様式美を代表するものの一つです。
様式美とは、洗練された手順や形式に存在する美しさのことをいいます。 
主に伝統的な芸術分野で使われる言葉ですね。

今回は、日本の様式美『和柄』の一般人がほとんど区別がつかない『文様』と『紋様』『模様』の違いについてのお話です。

まず、「文様」には描く者によってその形が変化し、自由な表現方法を示すニュアンスがあります。

一方、紋様の「紋」は、例えば『家紋』のように、描き手が変わっても定型的な形となり得ることを指しています。

そこで、私は表現の幅が広く創作的な和柄を『文様』。
固定的な型が存在する和柄を『紋様』として区別しております。

最後に「模様」とは、染織などを主とする製品の表面の図柄(和柄に限らない)として施されるデザインの総称です。
模様には紋様や文様がそれぞれ独自に表現される場合もあれば混在する場合もあります。

[余談]
「紋切り型」という慣用句をご存知でしょうか?
文字通り紋を染める型が語源ですが、意味としては「決まりきったやり方」「ワンパターン」を指します。
「ステレオタイプ」と同じような意味ですね。

伝統文様研究家 成願義夫

#伝統紋様 #伝統文様 #伝統美 #和柄 #和文様 #成願義夫



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