「幸魂奇魂」(さちみたま くしみたま) 自分の心の内に

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「幸魂奇魂」 この言葉をご存知ですか。

こんにちは。

60年ごとに遷宮がおこなわれる出雲大社の御祭神、大国主命のお話です。

大国主命は、素戔嗚尊の6世か、7世の孫と言われてますね。

奥さんは、その素戔嗚尊の娘、須勢理毘売(スセリヒメ)。

不思議・・・まあいいか、ですね。

名前は、宇都志国玉神(うつしくにたまのかみ)、大物主神(おおものぬしのかみ)、国作大己貴命(くにつくりおおなむちのみこと)、葦原色許男神(あしはらしこおのかみ)、大穴牟遅神(おおなむちのかみ)、八千矛神(やちほこのかみ)とたくさんありあます。

それだけ、お役目をたくさん持っていたということですね。

 

自身の魂の声

 

はじめ神は、少彦名命と力をあわせ、心を一つにしてこの国を作られはじめました。

しかし、国作りを中途にして少彦名命は常世郷(とこよのくに)へ行ってしまわれたので、残りの国は神がお一人でお作りになり、出雲国で「この国を治めたのは、この私一人だ」と宣言しました。

すると、突然神々しい光が海を照らして浮かびやってきて、こう言いました。

「あなたの偉大な功績は、わたしがいたからこそ成就できたのですよ」と。

神は驚いて「あなたはどなたですか」と尋ねたところ、「わたしはあなたの幸魂(さちみたま)奇魂(くしみたま)です」と答えました。

神はすぐにきづきました。

自分は御魂(みたま)に活かされてきたことを。

 

 

何を疑おうぞ。疑うことなかれ。

 

「恐れや不安を抱いても疑うことなく、己が決めたことを貫きなさい。
それが、あなたの真の願い。
何を疑おうぞ。疑うことなかれ。
疑うのならば、己が決めた自分の意志が揺らぐことを疑うべし。
これは、道に迷ったときに誰もが抱くことであり、すべての人に通じるものである。」

出雲大社の祝詞の最後に「奇魂(くしみたま)幸魂(さちみたま)守給(まもりたまえ)幸給(さきわへたまえ)」と唱えます。

この国は、争うことによってつくられた国ではありません。

女性を愛し、その愛を貫き、様々な試練に打ち勝ち、その想いが認められたことで国づくりが始まっています。

この国の国土を形作った伊弉諾尊や伊邪那美尊も、そうでありました。

二人の愛によって国がつくられました。

私たちが住むこの日本は、争いごとではなく、愛によっていつの間にかつくられた「愛の国」なのです。

 

ありがとうございます。

私たちも大国主大神同様、幸魂奇魂を身に宿し、それが活かされています。

そのことは長い人生を一生懸命に生きていれば、必ずどこかで気づくものなのです。
気づけば、次にその状態を維持しなければ意味がありません。
その状態を維持しようと努める中で、おのずと神様のような謙虚さが身についてきます。
幸魂奇魂とは、万物の根源である天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)から賜った魂、と言います。

したがって、私たちも同様に、身に幸魂奇魂を宿し、それに活かされているのです。

今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

「ありがとう」って謙虚に生きること、とても大切なことですね。

(初版:2013.05.25 再編集)

 

参考:「随神の道」 平安神宮



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