夏の風物詩「風鈴」 ちりんちりん!

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忙しい七月

こんにちは。

七月も早、十日。

梅雨が続き、豪雨があり、そして、真夏日。

忙しい文月。

七月に入ると、京都は祇園祭。

平安時代に疫病退散を祈り始まった祭り。

七月のひと月の間、祭りの行事は続くのですよ。

中でもご存知の通り、十七日に行われる山鉾巡幸は祭りのクライマックスです。

他にも七月は、二日ごろの半夏生(旧暦の八月一日)

七日の七日盆、墓掃除に行かなければ。

暑中見舞いがあり、九日には鬼灯市(ほうずきいち)。

十日は、四万六千日、観世音菩薩の縁日でしょ。

そして、お盆。

昔の人は、いつも忙しかったでしょうね。

 

夏の風物詩「風鈴」

この忙しいい七月に、一服のやすらぎを与えてくれるのが風鈴の音色。

夏の風物詩に欠かせないもの。

伝統的な風鈴は、釣鐘形の小さな鈴でぶら下がる短冊が風に揺れて鳴ります。

「風鐸」(ふうたく)鉄馬(てつば)ともいいます。

ガラスの歴史は室町末期、オランダのビードロ(ポルトガル語でガラスのこと)職人が長崎に渡来し、製法を伝えました。

江戸中期に長崎のビードロ師が江戸で実演し、「ガラス風鈴」を伝えました。

江戸末期には職人が長崎へ出かけて技術を覚え、江戸で廉価で発売して江戸中で流行しました。

それが、今日まで伝わっているのです。

 


(写真は風鐸です)

 

「チリンチリン」

風鈴はどんな音でも、文字にするときは不思議にすべて「チリンチリン」です。

最も涼しい音色の表現なのでしょうか。

鎌倉時代には風鐸の音色で風を占ったそうです。

使われる朱色は魔除けの色とあります。

江戸時代には風鈴の振り売りがありました。

千差万別の日用品、食料品を売り声を上げて売り歩く中で、商売の勝負は風鈴そのものの音色だったので、風鈴売りだけは奇声を出しませんでした。

 

 

ありがとうございます。

風鈴の音色、癒されますよね。

外国人は、蝉の声と同じように風鈴の音色も騒音と捉えるのでしょうか。

日本人独特の細やかで風雅な感性は風鈴を愛でることにあらわれていますね。

 

金魚玉はご存知ですか。

硝子風鈴みたいな透明な丸い形をしています。

縁日ですくった金魚を入れて、軒からつるします。

赤い金魚がゆらゆらと軒端他を泳いでいます。

 

候も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

暑い夏も、視覚からも聴覚からも、五感あらゆるところから「涼」をとったり感じたり。

日本は本当に素敵ですね。

(初版:2013.07.27 再編集)

 

参考:日本の夏の工夫「水は涼しい」
夏の風物詩と聞いて思い浮かぶもの

 



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