「神楽」とは  古来より畏敬と感謝を込めてきました

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

 

スポンサードリンク

「神楽」 扉が今、開かれます。

「第六回三大神話神楽祭」伊弉諾神宮

 

八岐大蛇退治などの神話が残る「出雲」。
天孫降臨の日向神話が伝わる「高千穂」。
そして国生みの神話の舞台として古事記に詠われる「淡路島」。

3つの地域で伝承されている神楽が淡路島一のパワースポット「伊弉諾神宮」に一堂に会して、地元の「淡路神楽」と競演奉納される「三大神話神楽祭」が2013年9月23日(祝・月)に開催されます。

古事記や日本書紀などの古記録にある『神代』の伝承を『神話』と呼ぶようになったのは、明治時代以後のことです。
全国各地には神代から伝わっている古伝承や逸話がたくさんありますが、淡路島を舞台とする”国生み神話”、高千穂への天尊降臨を伝える”日向神話”、素盞鳴尊の大和大蛇退治などの”出雲神話”はその中核にあたる三大神話といえます。

国生み伝承の淡路島が誇る最古の神社『伊弉諾神宮』に、高千穂神社と出雲大社から神楽を招いて競演奉納する、神々のふるさと、三大神話『神楽祭』です。

 

神楽とは

神楽とはなんでしょうか。

広辞苑によれば「神座がむくら」が転じたものとされています。
かむくら、かんぐら、かぐらと変化していったというのが語源の定説のようです。
神座とは、一つの場所そのものを指すのではなく神座における所作全般を意味しているようです。

神楽を知ることは、信仰の歴史を学ぶことと密接に結びついています。
日本の信仰の始まりは、縄文時代まで遡り今に残る数多くの縄文時代の遺物からも、自然崇拝や呪術を重視していた古の暮らしを垣間見ることができます。

自然崇拝からの流れを汲み、神が自然や事物に降臨し鎮座するという観念が明らかになってくると、神が降臨した際に身を宿す「依り代」としての巨石や樹木、そして太陽が昇り沈む聖域である高い峰を祭祀の対象物とし、やがて、人の手が加えられた神座が設けられるようになっていきます。

こうして、神座に神を迎え祈祷の祭祀を行います。
祈祷は、人々の長寿、豊穣、また災難を払うことなどを目的に行われます。

 

 

神楽の始まり

初めて神楽について書かれたのが登場するのは、みなさまご存知の「古事記」や「日本書紀」に書かれた「岩戸隠れ」の神話です。
天鈿女命(アメノウズメノミコト)という女の神さまが、天の岩屋の前で足を踏み鳴らして踊り、天照大御神が天の岩屋から出てくるきっかけを作ったというもので、この天鈿女命の踊りは神楽を含む後世の様々な芸能の起こりとされています。

では「神楽」という名が文献に登場するのはいつごろでしょうか。
最古のものとしては「万葉集(759年頃)」ですが、万葉集が編纂されたころは、まだ宮廷の神楽は形が整っていなかったようです。
ここでは鎮魂祭などの鈴の音を指しているものと考えられています。

古語拾遺(こごしゅうい・807年)では、猨女君(サルメノキミ)の仕事は神楽という記述があります。
猿女君は天鈿女命子孫であり鎮魂を司っていたので、ここで出てくる神楽も鎮魂祭を指しているものとされています。
古語拾遺から半世紀ほど経て貞観(じょうがん)年間に編纂された儀式の中に「祭儀が終了したに、歌舞を伴った神楽を行った」という記述があり、祭りを終えた後の神涼しめの遊びとされています。

「楽」は鎮魂を意味する古語である「アソビ」という意味もあり、中世には芸能を意味する語として使われていました。

 

御神楽と里神楽

神楽は現在、日本全国で伝承されており、宮中で行われる御神楽(おかぐら)と民間で行う里神楽の2種類に大別することができます。
里神楽は巫女・神主・山伏といった人々によって伝承されています。
里神楽がどのように伝承されてきたのかは、神楽の研究の中でも最も遅れている分野とされはっきりさせることは現段階では難しいようです。

古来の巫女中心の神事としての神楽が、今日の男性中心の神楽に変遷する間に神主や山伏など関わった人々の存在をはっきり示しながらも、その道筋を知るためには芸能から探っていくより他に方法はないようです。
里神楽の種類は本田安治さんの分類によれば、それぞれの特色に従てって、①巫女の神楽、②出雲流の神楽、③伊勢流の神楽、④山伏神楽・番楽と太神楽を含む獅子神楽、⑤奉納神楽舞の5つに分けられます。
これらの神楽は各種各様ですが、一貫した特色としては、必ず神座を設け神々の招請をもって執り行うことが挙げられます。

 

 

ありがとうございます。

古来の祭祀文化を伝えるもの。
畏敬や感謝を込めた祈りの表現。
そして、人々を笑顔へ導く娯楽として。
神楽の目的はさまざまですが、私たちの暮らしに寄り添ってきたものだと言えるでしょう。
(文:「神楽とわたしたちのくらし」のHPより)

私が関係している「平国創生神楽」。
「神楽は万民の幸福のはじまり。一人一人の思いが、国づくりに向けられる事が、新たな平国のはじまりです」と枚岡神社を中心にすすめたいます。
そして、2020年のオリンピックでこの世界の安寧を祈って神楽を舞えますようにと。

 

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
神楽はこの世を、すべての人を、笑顔に導く大切な舞です。

(写真:伊弉諾神宮より)

 

山蔭流創生神楽宗家  山蔭員英(表博耀)

 



SNSでもご購読できます。

スポンサードリンク
Translate »