帯を知る 帯を楽しむ

京都の伝統文化を継承する西陣織。

この世界に誇る西陣織も実はほかの伝統文化と同様、いま本当によいものを後世に残していくことができるのかどうかが問われています。
クオリティが高く、個性のある多種多様な織物「ほんものの西陣織」の文化を伝えるために「帯を知る 帯を楽しむ」と題して、2011年からこれまで、展覧会と座談会を続けてまいりました。令和初の今回のテーマは「日本で生まれた文様」です。

日本における伝統の染織品の多くは大陸をルーツに持ちます。
その為、それらに用いられる文様、柄の多くも元は日本以外でつくられています。
またその一方で日本人の美意識や風土に応じて独自に生み出された文様ももちろんたくさんあります。

今回はそれらにスポットをあて展示いたします。
まるで美術品のような西陣織の逸品の本当の良さについて売買を通じてではなく、単純に見て触れて楽しんでいただき、より多くの人に知っていただきたいと思います。

西陣織のお話を聞いて、お茶を一服。ぜひご来館ください。

２０１９年１１月２３日（土）１１時〜１６時
参加費：一般２，０００円（学生１，０００円）茶菓子つき

※事前に、お電話もしくはメールにてお申し込みください。
（facebookからのお申し込みはご遠慮ください。）
TEL：０７５−４４１−６６６２
申し込みフォーム：https://kodo-kan.com/events/obiwoshiru-17th/