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第2回 満月の和紙作り~三椏刈りから作る丸ごと体験~

2021年8月21日 ~ 2021年8月22日

【日本伝統工芸を追う】第2回 満月の和紙作り

和のすてき 其の27

~三椏刈りから丸ごと体験~
日時:2021年8月21日(土)~22日(日)

昨年の初体験から1年経ち、第2回目も熊野和紙おとなし体験工房 渕上親方のご厚意により実現いたしました。
日本では古より日本各地で和紙は作られておりました。
和紙にはそれぞれ地方・町等の名前が付いており、【熊野和紙音無紙】は和歌山県田辺市本宮町で昭和30年代まで生産されていた和紙です。
度重なる洪水等で工具などが流され、作り手の職人も居なくなり、昭和30年代以後は途絶えてしまいました。
しかし長らく途絶えていた音無紙を地元の有志が集まり、平成21年に復活させ、熊野本宮大社のお札「牛王神符」や八咫ポスト投函用の葉書として使用されています。
この熊野本宮大社の「熊野牛王神符」は88羽の烏文字にて出来ており、熊野信仰の人々をあらゆる災厄から護っていただいた御神符であり、この「熊野牛王神符」は多くの誓約書としても用いられています。
この音無紙を材料から集めて、和紙作りを体験してみませんか?
日本伝統工芸のひとつである和紙は、その昔、日本各地に様々な和紙がありましたが、今では受け継がれることなく、無くなってしまった和紙が沢山あります。
それは和紙の原料である楮、三又、雁皮の生産量が年々減産の一途をたどったこと、和紙漉きの道具を作る職人の減少から道具が無くなってしまい継承が途絶えた等が考えられます。
今回の音無紙づくりを体験させていただく事で、古よりの伝統を守ることの困難と大切さ、そして何よりも自然があってこそできる伝統工芸であることを身をもって知って頂ければと思います。
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◆和紙作り工程(2日間で凝縮作業)
材料集めは熊野の山に入り、三又を刈りに行く作業から始まります。
※本来は楮で作るのですが、楮の収穫時期は冬の為この時期は三又を使用します。
① 山に三又を刈り取りに入る
② 枝の長さを調整
③ 枝を蒸す(2~3時間)※湯沸しに1時間要
④ 黒皮を剥ぐ
⑤ 炊き込み(2~3時間)※湯沸しに1時間
⑥ 叩いて砕く
⑦ 調合
⑧ 和紙漉き
◆日時:2021年8月21日(土)~22日(日)
◆集合時間:8時30分
◆集合場所:熊野和紙体験工房おとなし
和歌山県 田辺市本宮町本宮454-3
0735-42-0269
◆宿泊施設: 渡瀬温泉センターおとなしの郷 バンガロー
http://hongu-otonashi.com/
◆定員: 10名
◆参加費:26,000円(体験費・バンガロー宿泊費・食事(4食付き)・団体保険加入料/小雨決行)
※交通費・温泉代は含まれません。
※集合場所までは各自手配。(手段の無い方は連絡下さい)
※男女別でバンガロー2棟。
※夕食はみんなで発酵バーベキュー、朝食はおにぎり&お味噌汁,、昼食は熊野弁当。
※お茶以外の飲み物は各自ご持参下さい。
◆体験講師: 熊野和紙おとなし工房 渕上 氏
◆主催: 一般社団法人和のすてき
緊急連絡先 090-2193-7377(羽室 陽子)
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詳細は参加申込みの方のみご連絡をさせて頂きます。
お申込みは、参加ボタンとコメント欄・メッセンジャー・info@wanosuteki.comにてお願いいたします。
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