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つつみ純子さん 風呂敷文化研究家

すてきなご縁に感謝

こんにちは。

「人が生きていく上でとても大切なものは何?」と聞かれたら何と答えますか?
「お金!」と、答える人が多いかも。
私は「ご縁」と答えます。

ご縁をいただく人は、生きている間にたくさんいらっしゃいます。
でも、はじめて会ったのにとっても親しく感じる人っていませんか。
その人とのご縁でこれからの人生がちょっと変わるかもしれません。

そんなご縁を大切にしたいですね。

ありがとうを世界中に
Arigato all over the World

ふろしき道 つつみ純子さん

こんにちは。
今日のすてきな人は、風呂敷文化研究科のつつみ純子さん

日本の生活の中で育まれてきた和の心を、ふろしきからお伝えしております。
“ふろしき”を通じて、日本人の生き方やしぐさ、しつらい、食、文化などを伝える活動をおこなっています。
国際文化交流基金からポーランド、グルジア、イスラエルに派遣され、文化交流の一翼を担われていらっしゃいます。

 

「ふろしき」とは

ふろしきは、包み方や結び方を変えることで、何でも包んでしまいます。
ふろしきで運ぶことも、まとうことも、隠すことも出来ます。
ふろしきをかけておくだけで、埃よけや美しく見せることができます。

ふろしきの結び方には、日本人の思いやりと美意識が隠されています。
ふろしきの包み方には、日本人の知恵が生きています。
さまざまな用途に、ふろしきは柔軟に、自由自在に対応してくれます。

ふろしきの文様は種類が多く、美しいのです。
ふろしきの柄ゆき(構図)も種類が多く、芸術的にも素晴らしいものがあります。
ふろしきの色には、日本の美しい和の色が、上手に使いこなされています。
ふろしきの中には、その時代背景まで映し出すものが、沢山あります。

ふろしきは日本を語るに最適なツールではないでしょうか。

ふろしきの歴史

風呂敷の歴史は、その名前の変遷の歴史でもあります。
現存する最古の包み布は、奈良の正倉院の御物を包んだ布です。
包み布には名前がなく、中身の名前を前につけて、「何々包み」と呼ばれていました。

物を包む布は、奈良時代から平安時代にかけては平包みと呼ばれました。
平包みは、最も基本的な包みで、
包み方の名前が布の名前となっていたようです。

平安時代の絵には、女性が衣類を布に包んで運ぶ様子が描かれているものがあります。
そのような習慣からなのでしょう。
平安時代に作られた辞書、「倭名類聚抄(わみょうるいじゅうしょう)」には、衣類を包む包み布が、古路毛都々美(ころもつつみ)として記載されています。
(文:つつみ純子さんの「ふろしき辞典」より)

ありがとうございます

日本の文化はすばらしいですね。
その中の一つ、風呂敷もすばらしい。

日本の文化は無駄のない文化。
折りたためば小さくなる風呂敷。

今、エコバックが流行してますが、エコバックもいいけど日本人は風呂敷でしょう。
これからの世の中、日本で風呂敷が大流行しますように!
楽しみにしてます。

そうそう、どうして風呂敷というのか?
風呂敷の名称は、室町時代末期に大名が風呂に入る際に平包を広げその上で脱衣などして服を包んだ、あるいは足拭きにした等の風呂にまつわる説と、「風呂」の語源となった茶の湯で道具として用いられる風呂に由来するとの説などの諸説あるそうです。

つつみさん、すてきなお話しをありがとうございました。

この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.

#ありがとうを世界中に
#ArigatoAllOverTheWorld