日本の夏の工夫「付かず離れず」
日本の夏の工夫
こんにちは。
夏の過ごし方の工夫は限りなくありますね。
一つにつきつめていうと「付かず離れず」ということではないでしょうか。
ベタベタするのは暑苦しい。
でも、花ばかり見せるのではなく、花を挿した花器の水際を少し見せたい。
あるいは同じ花器でも下にベタッと置くのではなく鴨居から釣る、いわゆる釣り花入れにしてはいかがでしょうか。
ありがとうを世界中に
Arigato all over the World
釣しのぶ
「釣る」という趣向が夏にふさわしいのは、付かず離れずのさわやかさが演出できるからでしょうね。
すだれを釣る、風鈴を釣る、なかでも私の好きなのは「釣しのぶ」。
西洋風の観葉植物では騒がしい。
たよりないしのぶ草だからいいのでしょうね。
根をたっぷりと水を含んだ苔で包んで軒端に釣るす。
これに風鈴を付けてもよし、付けづともよし。
しのぶの葉がわずかに風にゆれるのを見ると、日本人の夏の心の集約点がここにあるように思えます。
(文:熊倉功夫)
ありがとうございます
なんてすてきな夏でしょうか。
物だけでなく時も風もすべてのものを魅せてしまう先人たちの知恵、本当に素晴らしいですね。
今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.
#ありがとうを世界中に
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