「黒色の和名」 成願義男さんのお話し
『黒色』の和名
『暗黒色、憲法黒茶、藍黒茶、黒檀、濡羽色、鉄黒、烏羽色、黒、蝋色、漆黒、黒紅、紫黒・・・・』
これらは『黒色』の和名です。
日本には黒い色を表す和名がこんなにあり、しかも、その微妙な違いを見分ける繊細な『ものさし』を日本人には能力として備わっていました。
色に限らず、五感の全てで表す繊細な美意識の「ものさし」の目盛りの細かさは、他の国と比較しても突出していると思います。
そんな日本人の繊細な美意識は、様々な素晴らしい文化や物を生み出してきました。
衣食住は言うに及ばず、芸術や工芸、建築、最先端テクノロジーに至るまで・・・・。日本人にしかできないことが多々あります。
日本人はどうしてこのような繊細な『ものさし』を身につけることができたのでしょうか?
そして、これからもこのような『ものさし』は、受け継がれてゆくのでしょうか?
(成願義夫さん Facebook 2017/5/27 投稿記事)
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