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夏の風物詩 「団扇」(うちわ)

 

夏といえば「団扇」

こんにちは。

一年中持っているのは扇子。

でも、夏といえば「団扇」ですね。
It will be a “Utiwa” if it is called summer.

団扇は、細く平たい竹を扇状に組み、紙や絹を貼って絵柄を施したもので、扇いで風を起こす多くはこの円形の道具です。

京の花街では、夏の挨拶に芸妓さんや舞妓さんが、お得意先へ名入りのうちわを配る風習がございます。

毎年初夏の頃になると、お料理屋さんやご贔屓の店先に、きれいどころの名前が華やかに飾られている光景を目にします。

 

団扇と扇子

 

日常の道具ですが、たかが扇子されど扇子で、源流を探ってみると大変な歴史があります。

丸い形が多かったので団(まる)い扇、つまり団扇といわれたとか、虫を打ち払うから「打ちわ」になったなどの説があります。

日本では弥生・古墳時代に団扇の形をした木製の出土品が発見されています。

壁画にしても出土品にしても古代は「扇ぐ」「打ち払う」使い方をしたので、「厄払い」という呪術の道具として使われたものとも言われています。

基本的には戦国時代に完成しましたが、圧倒的に流行したのは、町人の力がついて紙が豊富に使えるようになった江戸時代のことです。

「本渋扇子、奈良扇子、更紗扇子」の売り声で町を流して歩く「扇子の振り売り」があったくらいです。

あらゆる絵柄が扇子に付けられ、形も多種多様で江戸文化の一端を担っていました。

その中で人気ナンバーワンだったのは、歌舞伎役者を描いた「山手扇子」でした。

明治に入ると、美人画の扇子が大流行しました。

 

 

ありがとうございます。

上の写真は、葵太夫が夏のご挨拶にと、いただいた団扇。

「葉室御旦那様」って粋だと思いませんか。

とっても大切で、使えるかな・・・。

団扇、1865年のパリ万博では、大変な人気。

西洋と日本の文化の違いを見つけてしまったのでしょうね。

何万本と輸出されたとか。

ゴッホも絵をかいてますよね。

 

今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

たかが団扇、されど世界中から注目されました、明日は何が注目されるでしょうか。

 

参考

華麗なるジャポニズム
ゴッホは浮世絵が大好きだったんだ
ジャポニズムは自然だ 小さな命や草花をいつくしむ

(初版:2013.07.21 再編成)

 

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